大人気春秋戦国時代漫画キングダム。
733話では無謀な搾取を繰り返す狼甫一家に対して、我慢できなくなった桓騎が怒りの一撃を加えました。狼甫一家は桓騎の反逆を砂鬼一家の反逆として捉え報復に出る事でしょう。
それに対し平和主義の偲央では対抗できないので、いよいよ桓騎が表舞台に立つ事になりそうです。では、桓騎は何をするのか?予想してみましょう。
この記事の目次
キングダム734話考察「皆殺しにされる狼甫一家6人」
狼甫一家の1人は顔を思い切り短剣で突き刺されているので死亡確定でしょう。また、これは短剣なので桓騎は長剣でもう1人を斬り倒すと思います。
この段階で覚悟を決めた竹耳あたりが桓騎に加勢し、大勢で6人を殺害します。
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キングダム734話推測「死体を損壊する桓騎」
6人を夢中で殺害した後で、砂鬼一家は我に返ります。それは必ず、狼甫一家が復讐にくるという事で、それが嫌だから偲央は何をされても逆らわずに狼甫一家の言いなりになっていたのです。
どうする?山を下りて逃げようか…と他のメンバーが青い顔をしていると桓騎は殺した狼甫一家の野盗の目をえぐり、耳や鼻を削ぎはじめました。
「死にたくないならほかの5人も同じようにしろ、こいつら6人を山道の左右に杭で突き刺して狼甫一家に見せるんだよ」
さて、桓騎はどういう理由でそうするのでしょうか?
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キングダム734話展開予想「小数が多数に勝つには恐怖が必要」
どうして、むごい事をすると偲央に言われた桓騎は平然と
「ムゴイ事だからしているんだ。狼甫一家が報復にやってきた時、アジトの前で仲間の惨殺死体を見たらどうする?あいつらは野盗で仲間意識が薄い。自分がこうなるかも知れないと思って怯えるだろう。少人数が大勢に勝つには相手を恐怖させるしかない」
と言ってのけます。
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キングダム734話考察「兵法にも適う桓騎の考え」
桓騎のやり方は兵法にも適っています。
戦争においては大兵力の方が小数よりも心理的には有利ですが、相手がゲリラ活動に出てくると一転して不利になります。
少人数の方は全員が死に物狂いなのに対し、大兵力のほうは半分勝った気持ちで命を惜しむ心理になるからです。そこでどこから襲撃を受けるか分からないとなれば、戦うよりも逃げたいと考える心理が強くなるのです。
ゲリラ戦が大軍に対して有効なのは兵法にも裏付けられているんですね。
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