張勲の大将軍もホントは自称?自称皇帝袁術の自分勝手人事を考察

2022年10月2日


 

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張勲の大将軍もホントは自称?

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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すでに皇帝気分なので前倒しで任命

袁術

 

さて、考えられる最後の一手は「実はこの当時から既に皇帝気分だった」ということ!

既に漢王朝の命運は尽きた、寧ろ次の皇帝は自分、天下は余の、いいや朕のもの!

 

とか考えていた袁術様、自分が任命されているのが左将軍ということもすっかり忘れて、張勲らを大将軍に任命しちゃった可能性も……なくはないか? しかしそうすると袁術様、心中駄々洩れでは?なんて思った筆者でした。

 

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三国志ライター センのひとりごと

三国志ライター セン

 

真っ当に考えると、この当時の袁術が大将軍に任命するとかどうしてもおかしいので、多分、大軍を指揮する権利を与えた、くらいの間隔でしょうかね?

 

しかし深く考えてみると色々と面白くなるのがこの当時の袁術の行動です。実はその行動には深い意味が有り、神算鬼謀(しんさんきぼう)、野心溢れる袁術閣下……なんて、誰か描いてくれませんかね。ぜひ見てみたいです。

 

センさんのとぷんver1

 

どぼぼぼーん。

 

参考文献:後漢書袁術伝 三国志魏書袁術伝

 

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セン

両親の持っていた横山光輝の「三国志」から三国志に興味を持ち、 そこから正史を読み漁ってその前後の年代も読むようになっていく。 中国歴史だけでなく日本史、世界史も好き。 神話も好きでインド神話とメソポタミア神話から古代シュメール人の生活にも興味が出てきた。 好きな歴史人物: 張遼、龐統、司馬徽、立花道雪、その他にもたくさん 何か一言: 歴史は食事、神話はおやつ、文字は飲み物

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