大人気春秋戦国時代漫画キングダム。今回は韓非を秦に連れて行こうとする騰一行に一悶着あります。それはなんとなく韓非の運命を暗示するものだったのですが…
それでは行ってみよう！キングダム761話がキターーーー！！
※この記事にはキングダム761話のネタバレが含まれます。
監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム761話ネタバレ「孤立した韓非」
李信の活躍で首尾よく韓非を秦に連れて行く事を決めた騰一行は、その日の夜に盛大な酒宴の歓迎を受けます。しかし、いかに表面的には友好的に見えても、ここは敵地である韓なので翌日、早々には韓の王都、新鄭を離れるのでした。
出発の合図をする介億に対し、韓の姫である公主寧がやってきます。露骨に嫌な顔をする李信と録嗚未ですが、寧は韓非を引き留めるためではなく韓非の身の安全を騰に願う為にやってきたのです。ただ、同時に、もし韓非の身に何かあれば絶対に許さないと敵対心を見せつけはしました。
2つの質問
騰は見送りにきた寧に2つの質問をします。一つは韓の宮廷で韓非は孤立しているのではないか？という心配です。これに対し、寧は韓が儒教の国なので法家の韓非は腫物扱いだと正直に答えました。もう1つの質問は韓非が法家の他に何か別の顔を持っているか？という意外な質問です。これに対し寧は意外そうな顔をしてどういう意味ですか？と聞き返しましたが、騰は私の勘違いのようですと深く追求しませんでした。
李信を殺したいと告げる寧
次に寧は李信の前に出てきて、人の本質は火であるとする李信の言葉に少し胸を打たれたと言います。しかし、同時に李信が熱い思いを持って韓を滅ぼすという事に脅威を感じ、出来る事なら今ここで李信を殺したいと言い出しました。李信は「できるもんならやってみろ」と言いますが寧は出来ないから文句を言っていると言い返しました。
キングダム761話ネタバレ「洛亜完に寧の身柄を頼む騰」
ここに、前回ほぼ出番が無かった洛亜完が姿を現し、自分がいる限り韓は滅びないと寧に言います。洛亜完と騰は前日、酒を酌み交わしたらしく、敵同士とはいえお互いにリスペクトしている様子でした。
騰は洛亜完に姫様を頼むと言います。韓非が不在になった今、法家の出身である寧の立場は増々危うくなると考えているようです。また、女の身で韓非を懸命に守った姿に感銘を受けている様子でもあります。出発する馬車の中で、何かを企んでいるような顔をしている韓非、それを暗示するように不吉なナレーションが続きます。
【次のページに続きます】
