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「お前が言うな!」略して「おまゆう」。「言う」と「ゆう」をかけて、字面が何となく柔らかくなったような印象を受ける言葉ですね。まあ口にする時はどちらかと言うとズバッという感じになるのですが。そこで今回のアンケートは三国志の武将たちが書いてみた著作に関して「「おまゆう!」な著作は?」というものです。
何よりも面白いのがコメントが盛りだくさんだったこと!そこでどちらかというとコメントを主軸に、見ていきたいと思います!
劉備著 愛され夫になる11のメソッド
さて劉備著は愛され夫……三国志演義では仲良し夫婦な劉備と孫尚香ですが、実際には……と思うと、おまゆうと言いたくなるかもしれませんね。そんな劉備の所でご紹介したいのがこちらのコメント。
「趙雲著「不良の美学」
関羽著「外交指南」
張飛著「上手な結婚相手の選び方」
馬超著「家族愛」
黄忠著「引退宣言」」
引用元:はじめての三国志TV
五虎将軍並んでの著作の数々、いやーどれもこれも素晴らしいタイトル。因みに関羽の外交本と、張飛は他には飲酒関連の本などのコメントが多くあり、どれもこれも笑わせて頂きました。
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劉璋著 流されない生き方
「劉璋は周りに流されただけの人物じゃないと思うなぁ」
引用元:はじめての三国志TV
劉璋は当初、張魯との仲違いから始まり、曹操と接近しすぎて張松が曹操に粗雑に扱われ、その後曹操が赤壁で負けるとその張松の薦めで曹操から劉備に鞍替え。
この劉備を懐に入れることに反対する部下も多く、王累などは自ら逆さ吊りになってまで決死の諫言をするも、届かず……その後、やっぱり劉備は敵対してしまって……という結末。
コメント通り、流されたと言うか、既に時代に選ばれていなかったというか……そこでコメントにある著書の中でも劉璋殿におススメなのがこちら。
「劉禅著 「名君としての人生」」
「袁紹著「決められる政治」」
「孫権著「部下に流されない最良の後継者の選び方」」
引用元:はじめての三国志TV
今なら三本セットで買うと孫権著書の部下との飲みにケーションの心得も付いてきちゃうよ!
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諸葛亮著 信じて部下に任せなさい
「諸葛亮著の本は自分を信頼してくれた君主父子を理想例としてあげるならアリ」
引用元:はじめての三国志TV
諸葛亮でハッとさせられたのはこちらのコメントでしたね。
諸葛亮と言えば過労死したのでは?とも言われている人物、とは言え、それは諸葛亮だけの問題とも言えず、後事を任せられるだけの人間が足りていなかった……とも言えるので、難しい話ですが。
因みに諸葛亮はそこそこしか関係がありませんが、
「馬謖著「登山の心得」」
「馬謖著「グレートトラバース〜街亭名山ひと筆書き〜」」
「馬謖「山登りの危険性」」
引用元:はじめての三国志TV
コメントでは馬謖の登山本が大変多かったです。丞相、この機会に師弟で登山などを嗜む休暇などは如何でしょうか?
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張角著 カルト宗教全部入信してみた!
張角と言えば黄巾党を作って新しい時代を作っちゃうぜ!したお人。実際には張角の見せた奇跡の数々はどこまで本当だったのかは不明ですが、それほど多くの人々が何かに助けを求めていた時代だったから、とも言えるかもしれません。
まあ黄巾の乱が起こって結構早く張角さんは退場しちゃうので……
「郭嘉「長生きの秘訣」」
引用元:はじめての三国志TV
こちらの本などを読んで、健康に長生きしてみては?きっと弟さんたちも泣いて惜しんで悔しんでくれますよ!
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その他
さて、その他では他のコメントをご紹介したいのですが……今回のコメントは特に秀逸なものが多く、どれを紹介するのか嬉しい悩みどころ!その中から選出したのがこちら二種!
「法正『嫌な記憶や怒りを消すメンタルヘルスクリニック』」
「張遼著「泣き止まない子どものためのメソッド」」
引用元:はじめての三国志TV
さて法正のは正におまゆう……と見せかけて、実は「怒りを消すにはこれこのような報復が大事」とか書かれているのでは?とこちら不安になってしまいました。
帯に諸葛亮も公認、とか書かれているかもしれないと思うと尚面白いようなそうではないような。
そして一方で、張遼の泣く子も黙るは有名!
つまりこれは「おまゆう」ではなく、正規の著作として出すのが良いのではないでしょうか。皆さんもこちらの本、酒宴で酔って暴れるようなアルハラ主君に読んであげて下さいね!
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三国志ライター センのつぶやき
では最後に、恒例の筆者の独断と偏見で選ぶコメントのコーナーです。今回はこちら!
「赤兎馬著「吾輩は猫である」」
引用元:はじめての三国志TV
猫じゃないよ!馬だよ!あれ違う兎か!?ていうか文字書けるの!!何なの!?とパニックになりそうな本ですね……見た瞬間に吹き出しましたよ。
末尾には「しかしやはり私は呂布であったかもしれない」などと書かれているとより訳が分からなくて面白いかもしれませんね。それでは今回も笑わせて頂き、ありがとうございましたどぼーん!
引用元:はじめての三国志TV
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