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キングダムのナキ(那貴)は史実どおり実在したの?

2018年1月14日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、現在は朱海平原で、

王翦(おうせん)李牧(りぼく)が智謀を戦わせて激戦の真っ最中となっています。

最新号では、これまで出番がなく王賁(おうほん)蒙恬(もうてん)にリードされていた飛信隊が、

いよいよ右翼に投入され、元三大天、藺相如(りんそうじょ)の両腕、

堯雲(ぎょううん)趙峩龍(ちょうがりゅう)に戦いを挑みます。

この戦場で、新兵も含め新生飛信隊の力が試されるわけですが、

かつては鬼畜の桓騎(かんき)軍にいて、現在は飛信隊に鞍替えしたナキは、

どの程度、活躍するのでしょうか?

そして、そもそも那貴は史実に実在するキャラなのかを解説します。

 

 

関連記事:桓騎軍のDQN集団がヤバ過ぎる・・・何であんなのが配下に集まるの?その驚くべき理由とは?

関連記事:【キングダム】李牧が言った「桓騎の弱点」って何なの?

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダムのナキ(那貴)は史実で実在した?

 

ナキは、山賊の集団である桓騎軍の千人将という待遇でした。

この桓騎軍は、お頭である桓騎以外は、全てフィクションの人物です。

つまり、那貴もまた、キングダムだけのオリジナルキャラなのです。

また、桓騎も実在はしますが、山賊であったという記述はありません。

逆にいえば、縛りが無い分は、桓騎軍は、自由に書けるという事で

それが、人気の秘密なのかも知れません。

 

桓騎配下のナキ(那貴)が飛信隊?

 

卑怯卑劣でも強ければいいが信条の桓騎軍と、中華統一の大義の為に、

常に正しくありたいと考える飛信隊とでは、まるで水と油ですよね。

しかし、それは桓騎も承知していて、黒羊丘の戦いの時に、ナキに

「飛信隊がどういうものか見てこい」と命令し飛信隊に預けました。

代わりに飛信隊からは、尾平が派遣されていましたよね?

 

最初、ナキは、ただ派遣されてきただけという態度を崩さず、

慣れ合わず協力もせず、クールに一線を引いていました。

ところが、どこまでも馬鹿真面目に、大将軍の夢と中華統一を信じて

戦う飛信隊に心が共鳴するようになり、ついに自分の意志で、

古巣の桓騎軍を抜けて、飛信隊の一員になりました。

 

桓騎は、引き留めず、抜ける理由だけを尋ねましたが、

「いつもの気まぐれです、強いて言えば

飛信隊で食べる飯は意外と美味いから」と答えました。

 

私利私欲だけで戦っている桓騎軍と大義を追いかける飛信隊を比較し

飛信隊の方に将来性を感じたのでしょう。

また、一度は桓騎軍に預けられた尾平も、

悪辣非道な桓騎軍についてゆけず

ひと悶着ありましたが、飛信隊に戻っています。

 

 

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キングダムのナキ(那貴)の強さ

 

ナキの強さについては、それを物語る話は今の所ありません。

しかし、ギャグキャラであるオギコと同じ千人将とはいえ、

彼は、桓騎の軍勢では、武闘派の雷土(らいど)と互角の腕前だという噂です。

本人の自己申告では、「怒らせると雷土よりヤバイ」とか・・

ただ、ブチ切れたシーンは今の所なく、

桓騎軍にいた厘玉(りんぎょく)並の常識人に見えます。

 

さらには、感情で動く脳筋イメージの雷土とは異なり知的でクール

外見も細身でカッコいいですし、知将の一面も持っているように感じます。

黒羊丘の戦いでは、飛信隊の追撃から逃げようとする慶舎(けいしゃ)の裏に

真っ先に回り込み信をアシストしています。

 

飛信隊の頭脳としては、河了貂(かりょうてん)がいますが、

武力も戦術眼もあるという事は

羌瘣(きょうかい)のような活躍が期待できるのではないでしょうか?

 

ただ、そのクールさが嫌味に取られる恐れもあり、

麃公(ひょうこう)軍から入った熱血漢で口が悪く、

すぐに作戦会議に茶々を入れる我呂(ガロ)とは、

キャラが正反対で衝突しそうな感じもあります。

 

キングダムのナキ一家とは?

 

桓騎軍は、元々、それぞれのメンバーがバラバラに山賊をしていました。

ゼノウ一家や砂鬼(さき)一家というのは、かつて山賊だった時代の名残です。

副官の雷土や黒桜(こくおう)、参謀の摩論(まろん)も、それぞれの一家を持っていたのが、

桓騎に倒されたり、勧誘されたりして、次第に統合されていきました。

 

彼らは、桓騎の強さに心酔しているだけで、秦軍という感覚はなく

その為に命令は、そこまで行きわたらず限界があります。

個々の戦闘力は、秦の正規兵よりも強いですが、桓騎が敗れれば、

それを支える事無く自壊するでしょう。

 

また、ナキも山賊一家を構えていたようです。

千人将とはいえ、その統率力はかなりのものでしょう。

 

ナキ(那貴)を評価(考察)した春秋戦国時代ライターkawausoの独り言

 

さて、今後活躍しそうな、元、桓騎軍の千人将の那貴について書きました。

現在も漫画にちょくちょく顔が出るので、さらに手柄を立てていけば、

人気ランキングも急上昇していくでしょう。

飛信隊も、朱海平原の戦いで手柄を立てれば、今度こそ信は大将軍に昇格し、

兵力の規模は1万、幕僚も多数持つでしょうし副官も多く抱えるでしょう。

その中には、ナキも入りそうですし、さらに活躍しそうです。

 

 

関連記事:飛信隊はどのような構成だったの?史実をもとに強さも考察

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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