【架空戦記】時空を超えた対決!韓信VS 諸葛亮孔明の一本勝負

2016年7月16日


 

巷でよく耳にする、韓信(かんしん)

諸葛亮孔明(しょかつ・りょう・こうめい)戦ったらどっちが強い?の声。

それは、現実には両者の時代には、400年の隔たりが存在する、

実現不可能な話なんですが、どっこい、ここは、はじさん妄想ランドです。

やってみましょう、韓信と孔明の一本勝負!

 

 

司会進行は、三国志界のパパイヤおじさんことkawausoが担当させていただきます。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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戦いを前にインタビュー 諸葛亮孔明サイド

 

kawauso「さあ、いよいよ、中国歴史ファン待望の一大決戦、

韓信vs 諸葛亮孔明の戦いが始まろうとしているわけですが、

孔明さん、戦を前に今の気分は?」

 

 

孔明「えー、、そうですね、、相手は国士無双の韓信大将軍ですから、

これは、万が一に備えて慎重に行きたいと思います」

 

kawauso「蜀ファンの中には、三国志演義ばりの奇計で瞬殺

というような声もありますが、どのように思いますか?」

 

 

孔明「え~、、これはですね、ファンの方々には申し訳ありませんが、

地味に行きます、元西武の森監督のような面白みが薄いベタな

手堅い戦術で勝ちを掴みます・・」

 

kawauso「森監督を例えに出す辺り、さすが孔明さん、

年齢によらずジジ臭いです」

 



戦いを前にインタビュー 韓信サイド

 

 

kawauso「韓信さん、孔明サイドは、どこまでもあなたを警戒して

地味に手堅い戦術を打ってくるようですが、その辺りについて?」

 

韓信「まあね、、あっちは凡人の孔明でしょ?

俺みたいな、天才相手にはさ、そういう手堅い手しかないんじゃない?

ま、それが分るだけは、歴史に名を刻むだけあるYO!」

 

kawauso「なるほど、噂に違わぬビッグマウスですね。

韓信ファンからは、見せ掛けだけの孔明なんて、瞬殺しちゃって!

というような声が多いわけですが、どうお考えですか?」

 

 

韓信「おい、カメラ、もっとこっち寄りなYO!!

俺の中では、ギリギリの勝ちなんて勝ちじゃねーですから!!

背水の陣ばりに鮮やかに勝ってやるよ、瞬殺だ!!

ファンに伝えちゃいな!孔明のコック帽を奪って、

プレゼントに回してやるから待ってなYO!!」

 

kawauso「ボクシングのエキシビジョンマッチの前みたいな

ハイテンションですが、韓信さんは、孔明瞬殺を宣言したようです」

 

いよいよ、戦闘開始・・

兵士 戦術

 

さあ、歴史ファン待望の世紀の一戦の幕が開きました。

今回の決戦場は、電脳空間にある、適当な丘陵地帯です。

詳細は、地図を使いながら、説明しますね。

 

vs1韓信

 

この丘陵地帯には、a~eまでの名前がついた5か所の城市があります。

基本的には、この五か所の城を占領した方を勝利者とします。

また、五か所の城を支配しなくても、相手の大将を捕らえたら、

そこで勝負ありとします。

 

双方の兵力はそれぞれ1万人、赤い旗は韓信軍、白い旗は孔明軍、

武器の性能は時代差を考慮して全く同じにしてあります。

 

さあ、両者、存分に戦ってもらいましょう。

 

戦闘開始と同時に、両軍の動きに差が・・

vs2韓信

 

戦闘開始と共に、両軍が動きだします。

赤の韓信軍は、兵力を韓信本隊の1000名と別働隊の9000名に分け

峡谷の入り口にあるbの城を占領しました。

一方の孔明軍は、本拠地のeに孔明の本隊5000名を残し、

残り5000の兵でcとdの城をそれぞれ占領しました。

これにより、空白城は消滅、これから城を得ようとすれば、

両軍は、どうしてもぶつかる事になります。

 

まさかの展開、韓信軍9000名が大敗北?

vs3韓信

 

b城を占領した韓信軍は息つく暇もなく、孔明軍に襲い掛かります。

数の上では、5000対9000で孔明軍は不利ですが、

敢えて城を出て、両サイドからの複合攻撃で韓信軍にダメージを与えます。

 

当初は数で押していた韓信軍ですが、交互に繰り返される孔明軍の

攻撃に反撃が鈍るようになり、ものの数時間で一部は逃亡しましたが、

9000人の大部分が降伏しました。

 

kawauso孔明陣営に突撃取材

kawauso

 

kawauso「なんだか一方的な展開になってきました。

国士無双の韓信軍の90%がほぼ抵抗せずに孔明軍に降伏してしまいました。

孔明サイドはどうするのでしょうか?ちょっと聞いてみましょう

姜維(きょうい)将軍、この降伏兵は一体どうするのですか?

まさかキングダムの白起(はくき)将軍ばりに全員穴埋め!!」

 

姜維

 

姜維「偽装降伏に違いない、、わしは全員殺すべきだと進言したが、

丞相からは殺してはならない、監視に兵力を裂いて、

e拠点まで護送せよとの指示だ・・」

 

韓信兵「なあ、将軍さんよ、腹が減った飯を出してくれ!」

 

姜維「やかましい、殺さないだけでもありがたいと思え!

全員から武器と防具を取り上げた上で、兵力2500を裂いて

e拠点まで引き上げるぞ」

 

禰衡、韓信陣営に突撃取材

朝まで三国志 kawauso

 

kawauso「突如降伏した9000名の兵力の護送で

孔明サイドはてんてこまいですが、韓信サイドはどうなっているのでしょう。

現場の禰衡(でいこう)さーーーん!!」

 

朝まで三国志 禰衡

 

禰衡「はーーーーい!!こちら、兵力の90%を失った韓信サイドです。

意気消沈かと思いきや、韓信将軍含め、全員で昼ごはん後の昼寝中です。

やっぱり、偽装降伏ですかねー、ちょっと聞いてみまーす」

 

禰衡と鍾離昧

 

鐘離末(しょうりばつ)「う~ん、実はな、わしたちは細かい作戦は

将軍から聞いておらん、教えてくれと言っても言わないのでな・・」

 

禰衡「そうですかー、ではこの昼寝は、手持無沙汰だからですか?」

 

鐘離末「いや、これは将軍の指示で、来るべき決戦に備えて

英気を養えというような事だ・・」

 

禰衡「決戦と言っても、もう1000名しか兵力が無いでしょう?

孔明軍は、全く無傷に近いんですよ」

 

鐘離末「・・そんな事をわしに言われても困る・・」

 

表情 禰衡04

 

禰衡「はっ、そうですね、失礼しました、お詫びにボク脱ぎます!」

 

鐘離末「脱がんでいいから、寝かせてくれ・・」

 

禰衡「パッとしない韓信サイドから禰衡がお伝えしましたー(嬉)」

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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