【キングダム羌瘣】超絶かわいい暗殺者の新たな夢ってなに?羌瘣の魅力に迫る!

2016年9月8日


 

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羌瘣

 

媧燐(カリン)様に蹴られたい」や「黒桜(こくおう)姐さんに射られたい」

とかいう殊な趣味を持つ人以外では、まあ、河了貂(かりょうてん)と並んで

女性キャラ人気ナンバー1を争うのが羌瘣(きょうかい)です。

 

千年も続く暗殺者一族「蚩尤(しゆう)」に生まれ、巫舞という呼吸法を使う事で

万の敵さえ相手に出来る凄腕の剣客である彼女ですが、見た目は小柄で

びっくりするような美少女、おまけに剣の腕以外は、全くの世間知らずです。

そのギャップがステキな、キングダムの紅一点、羌瘣について書いてみます。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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羌瘣の初登場はいつ?

羌瘣

 

羌瘣の初登場は、信が政(せい)を助けて下僕から平民の身分を得て、

初めての戦いにあたる対魏戦においてです。

ここで信は最弱ながら、構成員は誰も死なないと評判の澤圭(たくけい)の伍に

加わりますが、ここに正体不明の剣士として羌瘣が加わります。

 

戦場における羌瘣の働きは抜群でしたが、戦争が終わると

信と行動を共にはせずどこかに去ってしまいます。

 

読者としては、あれだけ強いのだから、また出てくるだろうなーと

思っていましたが、再び出てきた羌瘣は秦王政暗殺の刺客になっていました(笑)

 

百人将として、大将軍になる夢の為に政を殺させるわけにはいかない信と、

仕事と割り切って政を狙う羌瘣、二人は激突しますが、

宰相、呂不韋(りょふい)が放った刺客が登場した事で皮肉にも、

共同して闘う事になってしまいます。

 

結局、信も政も殺し損ねた羌瘣は、次の秦趙攻防戦から

王騎(おうき)将軍が任命した特別部隊、飛信隊の副官になっていきます。

 



羌瘣の心を閉ざした辛い過去

 

登場した頃は、全く心を開かない暗い目をしていた羌瘣ですが、

それは彼女本来の性格ではありませんでした。

羌瘣が変わった理由、それは、生まれた村での辛い経験のせいだったのです。

 

彼女には、羌象(きょうしょう)という仲がいい姉がいました。

しかし、彼女達の村では、定期的に蚩尤という最強の暗殺者を決める儀式があり、

その勝利者は、儀式に参加した全ての人間を殺さないといけないという掟があったのです。

 

羌瘣の剣技は、スバ抜けていましたが、優しい彼女は姉を殺す事が出来ず

儀式では闘わずに斬られるつもりでいました。

しかし、儀式の当日、羌瘣が目を覚ますと儀式は終わっていました。

羌象もまた、羌瘣を生かす為に香に睡眠薬を仕込んで羌瘣が起きないように

していたのです。

 

儀式の場に駆け付けると、そこには大勢に斬りかかられて

死んだ羌象の姿がありました。

「儀式では全員、一対一の筈だ、どうして象姉だけが切られている?」

羌瘣が険しい顔で村の長老を問い詰めると幽連(ゆうれん)が村々を買収して、

邪魔になる羌象を一斉に狙ったと長老達は白状します。

 

羌瘣は怒りを爆発させ、長老達を皆殺しにすると山を降りたのです。

すべては、卑劣な手段で姉を殺し、蚩尤になった幽連を追い、

復讐する為に、そして復讐が成就したら自分も姉の後を追うつもりでした。

 

こんな凄まじい過去を背負った羌瘣が明るくなれるわけがないのです。

 

飛信隊に入って心を開き始める

羌瘣

 

でも、仇討ちをして死ぬ為に生きている羌瘣は飛信隊に入って変わり始めます。

飛信隊は「生きる事を諦めない」、「絶対に勝って帰る」という

強固な意志を持った人間の集まりだったからです。

 

そのリーダーである信は、何千何万分の一という狭き門である

夢のような大将軍を目指す生命力の塊のようなヤツでした。

そんな飛信隊の中にいると羌瘣は、家の中にいるような安らぎを感じ始めます。

ひたすら復讐の為に生きた羌瘣の心境の変化でした。

 

武神龐煖を上回る 羌瘣の巫舞

羌瘣

 

しかし、秦趙攻防戦では、そんなささやかな人生の希望を

あっさり打ち砕く武神龐煖(ほうけん)が登場します。

 

自分こそが最強、自分以上の強者の存在は許さんという意思だけで

強者と見れば、戦いを挑み殺していくクレイジーな存在が龐煖です。

 

蚩尤は生身の人間が呼吸法で、荒ぶる神を落としこむのに対し、

武神は、元々荒ぶる神が心の内にいるという存在でした。

つまり、24時間、ずーっと、トーンタンタンしてるわけです、、

そりゃつえーよ!!

 

龐煖の強さは圧倒的で、並みの人間では、前に出るだけで首が飛ぶレベル

そんな龐煖が趙の三大天として秦の陣営に夜襲を掛け、

飛信隊の仲間が、次々と殺されてしまうのです。

 

その龐煖に対して、怒りに燃える羌瘣、そして信が立ち塞がります。

「強者の存在に導かれてきた・・」何のためらいもなく敵を殺し、

傲然と言い放つ龐煖。

 

蚩尤として最強の力を持つ羌瘣は、龐煖を驚かせる程に頑張りますが、

呼吸が深い故に持久力に劣り、ついに龐煖を追いつめながら

力尽きトドメがさせませんでした。

 

信も強くなっているとはいえ、龐煖に、ほぼ太刀打ちできなかった事を

考えると羌瘣も剣技では秦国六大将軍のレベルである事が分ります。

 

絶対諦めない、飛信隊の魂が羌瘣に宿る

羌瘣

 

秦は、秦趙攻防戦の後、つい先ほどまで戦っていた趙の

三大天、李牧(りぼく)と同盟を結び魏を攻めます。

 

そこで、待っていたのは、伝説の名将、廉頗(れんぱ)と四天王でした。

信は、四天王の輪虎を激闘の末に斬り、大手柄を立てます。

その時、負傷していた羌瘣の前にも、四天、介子坊(かいしぼう)の

私兵500が襲いかかりました。

 

流石にダメかと一度は諦めかける羌瘣ですが、決して諦めないという

飛信隊のど根性を発揮して、たった一人で窮地を切り抜けます。

 

死にたがりの羌瘣の心に飛信隊の魂が宿った瞬間でした。

 

 

宿敵、幽連を象姉の秘術、魄領の禁で倒す!

 

魏との戦いを終えた羌瘣は、一時、飛信隊のメンバーに別れを告げ、

姉を殺した幽連を探し出して仇を討つべく旅をします。

遭遇した幽連は、妹を殺して精神が不安定になっていましたが、

感情を排除し完全な力を持つ蚩尤になっていました。

 

その割に何故か手下が30名余りもいたのは、御愛嬌・・

 

非情になりきれない羌瘣に勝ち目はないように思われたのですが、

姉の羌象が一度行った禁断の秘術、魄領(はくれい)の禁を行う事で

幽連を凌駕してこれを倒す事に成功します。

 

結局、卑怯な努力家、幽連では天才型の羌瘣には勝てませんでした。

という事になるのでしょうか、なんか切ない、

妹を殺し精神を不安定にしてまで最強を追い求めたのに・・・

 

ともかく、これで羌瘣は、自分を縛っていた呪縛から解き放たれ、

自分の為に生きていく決意をします。

 

 

羌瘣が新たに持った二つの夢とは

 

さて、一年ぶりに飛信隊に合流した羌瘣は、二つの夢を宣言します。

一つは信と同じく、天下の大将軍を目指す事!

 

そして、もう一つは、信の子供を産む事という爆弾発言でした。

 

実は羌瘣、同じ羌族で祭りから逃亡した羌明(きょうめい)が、

一般人と結婚し子供もいた事から、家族や子供に関心を持ったようです。

そういえば、羌瘣の村は女ばかりで男はいませんでした。

 

しかし、子作りについて、羌明から出鱈目を教えられていた羌瘣

強い男の子供を産むという気持ちだけで簡単に考えて、

信の子供を産むと言っただけで、何も理解していなかったのです。

 

信はまんざらでも無さそうでしたが、飛信隊に軍師として復帰していた

河了貂が羌瘣を引っ張って行って、人気のない所で子作りについて

説明したところ、羌瘣は真っ赤になり、その後しばらく信を避けたようです。

 

でも、河了貂もそんなに羌瘣と年齢は変わらないような・・

どうやら彼女も軍師学校で兵法の勉強ばかりしていたのではないようです。

 

信と同じく、大将軍への道を駆け上がる羌瘣

羌瘣

 

子作りの夢は兎も角・・もう一つの夢である大将軍への夢は驀進中の羌瘣

千人将から二千人将を経て、今や三千人将になり、五千人将の信に迫り、

追い越そうという勢いです。

 

史実でも羌瘣は大将軍になっているので漫画でも実現するのは確実。

もしかすると、信より早く大将軍になるかも知れません。

 

キングダムライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

気になる、信の嫁は誰になるかですが?

今の所、不可抗力とは言え、信とキスを済ませた河了貂の方が

一歩リードという感じです。羌瘣は好意らしきものは見せているものの、

積極的にアプローチするというタイプではありません。

信は、河了貂については、「弟、或いは妹のように思っている」とは言いますが、

本気で気持ちを打ち明けられたら、案外勢いでOKしてしまいそうです。

何しろ、物事を深く考えないバカですからね。

(画像参考元:NHKアニメワールド キングダム

 

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