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李靖(りせい)とはどんな人?曹操と孔明の二人から学んだ初唐の名将

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曹操 機密保持

 

三国志の天才軍略家としてその名を馳せた名将曹操(そうそう)

彼は戦いにおいて8割以上の勝率を誇った武将です。

また蜀の諸葛亮も色々な兵法を読んで、

戦が不得手であった部分を補おうと努力を行います。

そんな三国志きっての優秀な人物二人の実績から学んだ武将が唐の時代におりました。

その名を李靖(りせい)と言います。

彼は曹操からは騎兵の運用術を学び、

孔明からは戦術における兵の配置である陣形を学び取ったそうです。

今回は三国志きっての有名人二人から学んだ名将李靖についてご紹介しましょう。

 

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兵法が大好きで研究に没頭する毎日

photo credit: aquigabo! Abyss via photopin (license)

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李靖は父や兄が隋(ずい)王朝の高官としてその名を知られていることから、

父と兄同様に科挙の試験を受けるために必死に勉強して役人への道を進んでいくことになります。

毎日必死に勉強したおかげで、超難関である科挙の試験を受けて見事合格。

その後地方役人として配属され、勤勉に仕事に励んでいきます。




舅の影響を受けて兵法研究に熱中

photo credit: けんたま/KENTAMA Untitled via photopin (license)

photo credit: けんたま/KENTAMA Untitled via photopin (license)

 

 

李靖は舅に韓擒虎(かんきんこ)と言われる人物がおりました。

彼は隋の天下統一戦に大いに功績を残し、

名将としてその名を天下に轟かせており、

兵法の研究者としてもその名を知られておりました。

李靖も舅の韓擒虎の影響を受けて、

仕事が終わると家に引きこもって毎日兵法の研究をしておりました。

この兵法の研究が後年彼にとって大いに役に立つことになります。

 

隋王朝に忠誠を尽くす

 

 

李靖は兵法の研究に勤しんでおりましたが、

隋の皇帝である煬帝(ようだい)の時代になると

天下は大いに荒れ始め、地方で煬帝の政治に不満を持った人々が次々に反乱を起こし、

危機的な状況になっていきます。

そんな中、彼も友達等から「隋はもうダメだ。一緒にこの国を打倒しようぜ。」と

誘われた事がありましたが、彼はきっぱりと誘いを断り、

「私は隋に忠誠を尽くす。反乱を起こすことは私にできない。」と強い語調で切り返します。

こうして隋王朝にあくまでも忠誠を尽くしておりました。

 

上司の反乱計画を知り、皇帝に知らせようとするも…

photo credit: Explore via photopin (license)

photo credit: Explore via photopin (license)

 

李靖の上司である李淵(りえん)が隋王朝を見限って反乱を起こそうと企みます。

このことを知った彼は李淵の反乱を皇帝に知らせようとしますが、

彼も自らの計画を失敗に終わらせたくは無い為、警戒心を強めておりました。

また皇帝は首都にはおらず、江都(こうと)と呼ばれる都市に居たため、

そこへ向かうことができませんでした。

しかし江都へ囚人が贈られるとの情報を得ると彼らに紛れて江都へ向かおうとしますが、

この時に上司であった李淵に見つかってしまい捕えられてしまいます。

 

捕らわれの身でありながら説教をする

 

 

李淵は煬帝に反乱計画を通報しようとたくらんでいた李靖を引き立てるとすぐに処刑しようと

しますが、刑を執行される前に李靖が大声で李淵を怒鳴りつけます。

彼は「あんたは隋の乱れた政治を正すために挙兵するのであろう。

であるならば隋に忠誠を尽くしている臣をあんたの私怨で殺すとはどういう了見だ。」と

説教をします。

この話を聞いていた李淵の次男である李世民(りせいみん)は大いにこの言葉に感心し、

父である李淵に「父上。あの方の申す事筋が通っております。

彼の命を助けて私の配下として仕えさせたいのですが、よろしいですか。」と

李靖の命を助けるように懇願します。

次男の意外な助命嘆願に驚いた李淵ですが、

李世民のいう通り李靖の言う事も一理あると感じ、

李靖の命を助けて李世民に仕えるように命令を出します。

こうして李靖は命を助けられ李世民という新たな主君に仕える事になるのですが、

彼と出会ったことで李靖は人生を大きく好転することになり、

青年期から趣味であった兵法研究が役に立つことになります。

そして李世民が建国した唐と言われる新王朝の功臣の中で筆頭武将として、

中国史にその名を残すことになります。

【次のページに続きます】




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