帝政ローマ

はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【シミルボン】衝撃!あの孔明にパシリの時代があった?

この記事の所要時間: 157




シミルボン

 

※こちらの記事は「シミルボン」に配信されているコンテンツです。

 

㈱三国志 劉備 孔明

 

三国志演義、後半の主人公として問答無用の大活躍をする御存じ天才軍師

諸葛亮孔明(しょかつ・りょう・こうめい)登場の時から劉備(りゅうび)が

自ら尋ねる等、VIP待遇に見えるのですが、それは三国志演義だけのお話です。

史実では、彼が仕えた劉備軍はガチの年功序列組織であり若い頃の孔明は、

先輩達に抑え込まれ、パシリのような扱いだった時期があるのです。




劉備軍はかなりの体育会系、一年の違いが大違いに

孔明

 

ドライに組織化されているイメージがある曹操(そうそう)陣営に比べて、

劉備陣営は大徳の人、劉備の下、皆、アットホームにわいわいやっている。

三国志演義を見ていると、そんな感じですが、事実はまるで違います。

劉備軍の実態は、傭兵隊長の劉備を中心とした軍事組織でした。

 

劉備隊長を頂点に、劉備の配下になったのが古い順に序列がついています。

かなり簡単に言うと劉備との付き合いが古い程に偉いという事でした。

西暦184年の黄巾(こうきん)の乱から稼働しているTEAM劉備において、

諸葛亮孔明の加入は西暦208年とわりと後になります。

それは、孔明が加入当時、上にパイセンがごろごろしていた事を意味するのです。




ズバリ、孔明の地位は、どの程度だったのか?

孔明君のジャングル探検02 孔明

 

では、具体的に孔明の地位は劉備軍で、どの辺りにランクしていたのでしょう?

分かりやすくする為に階級序列でランキングしてみようと思います。

とはいえ、蜀漢の官制は分っていないので、あくまで目安として魏で制定された

九品官人法(きゅうひん・かんじんほう)を元に序列を再現します。

 

・西暦214年頃の劉備軍、偉い人ランキング

 

1位 張飛(ちょうひ)征虜(せいりょ)将軍  三品官

2位 縻竺(びじく)安漢(あんかん)将軍   三品官

3位 関羽(かんう)盪冠(とうこう)将軍   四品官

4位 簡擁(かんよう)昭徳(しょうとく)将軍 四品官

5位 孫乾(そんけん)秉忠(へいちゅう)将軍 四品官

6位 諸葛亮(しょかつりょう)軍師(ぐんし)将軍 五品官

 

参考文献:「漢書」百官公卿表訳注

著者: 顔師古/班 固/大庭 脩 出版社: 朋友書店

 

上から数えて6番目、古参には全て水を空けられた孔明

孔明

 

ランキングの通り、孔明は軍師将軍で6位に位置しています。

上には、張飛や関羽など旗揚げの時期から従っていた武将もいるので、

ある意味仕方がないかなとも思いますが、その下の縻竺や簡擁となると、

「何で?」と疑問に思う人もいるでしょう。

 

いずれにしても、孔明のランキングは縻竺や孫乾、簡擁のような、

あまり手柄を聞いた事がない人物よりも下だったのは事実です。

これこそ、年功序列の最たる特徴であると言えるでしょう。

 

いかに天下三分を唱え劉備にこれから先のプランを提示したとはいえ

それだけで特別扱いを受けられる程には、劉備軍は甘い組織では、

無かったという事が言えるのです。

 

下っ端孔明、パイセンパワーに手も足も出ず・・

孔明

 

このような上下関係は表面上の階級ばかりではなく現実にも陰を落とします。

それは、劉備とは一番古い付き合いの簡擁と新参孔明の間で起こりました。

ある時の事、仕事を終えた孔明が長椅子で休憩しようとすると、

そこには先に簡擁が寝そべっており、友達と会話をしていました。

 

簡擁は視線の端で孔明の姿を捉えていましたが、一切、動く様子はなく

ひたすら会話を続けて孔明を無視し続けていました。

一方の孔明も簡擁に一声もかける事なく、結局、すごすごとその場を

後にするしかなかったのです。

 

シミルボン

 

【シミルボン】衝撃!あの孔明にパシリの時代があった?

の続きは、「シミルボン」内のページで読めます。

続きが気になる方は、「シミルボン」にアクセスしよう!




kawauso

kawauso

投稿者の記事一覧

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. 誇りを失ってもなお『史記』を書いた司馬遷の執念
  2. 【架空戦記】帝政ローマ軍と三国志軍が戦ったらどっちが勝つの?軍隊…
  3. 沙摩柯(しゃまか)武蛮族の王|甘寧を討ち取り呉を恐怖に陥れる
  4. 孫策の独立理由に疑問!袁術は孫策に対して本当にケチだったの?
  5. 若い頃の劉備はチャラすぎ!劉備略年譜
  6. 孔明の北伐の目標はどこだったの?
  7. 十常侍ってなんぞや?
  8. 【孔明死後の三国志に詳しくなろう】司馬師打倒の兵をあげた毌丘倹の…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 孫権は名君?それとも暴君だったの?5分で分かる君主の評価
  2. 78話:龐統初登場、連環の計発動!
  3. 朱桓(しゅかん)ってどんな人?貴族出身なのに下の者には優しく記憶力抜群の呉の指揮官
  4. 夏侯玄(かこうげん)とはどんな人?夏候家の逸材として称えられた名士
  5. 忠義の士・陸遜に迫る!陸遜は呉でクーデターを起こすことはできたの?
  6. 曹操が遺言で見せた女性への愛情

三國志雑学

ピックアップ記事

おすすめ記事

【月間まとめ】2016年5月の注目ニュース21選! 65話:絶望する劉備に孔明が授けた天下三分の計 若い頃の劉備はチャラすぎ!劉備略年譜 【三国志都市伝説】袁術は曹丕より先に禅譲を考えていた? 聶政(じょうせい)の律儀な性格と自分の顔を削って自刃した刺客の最期 呉書を斬る!袁術に帝位を勧めたのは魯粛だった!? 馬岱(ばたい)ってどんな人?実は記録がほとんどない馬超のイトコ 【シミルボン】異議ありまくり!三国志の時代の裁判風景

おすすめ記事

  1. 日本の戦国時代はどうして起きたの?原因をざっくりと解明
  2. 陸遜の死後、一族はどうなったの?呉の滅亡後、晋の散騎常侍に仕えた一族達
  3. 【陳祇】蜀滅亡の原因は黄皓だけのせいではなかった?
  4. 【キングダム】羌瘣は戦死するの?それとも結婚?どんな最期を遂げるの?
  5. 東方明珠のへなちょこ長安旅行記 その4
  6. 衛青(えいせい)とはどんな人?前漢時代最強を誇っていた匈奴を打ち破って漢の領土を回復させた武人
  7. 三国時代の音楽ってどんな感じだったの?
  8. 田豊(でんほう)とはどんな人?優れた策をいくつも進言するも全てが無駄になった智謀の臣

はじさん企画

帝政ローマ
特別企画
袁術祭り
異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
はじめての三国志TV
PAGE TOP