春秋戦国時代

はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【魏の名将五人衆】 五大将軍に数えられる武将たち

この記事の所要時間: 21




張遼・楽進・李典

 

強い組織にはやはり優れた将器を持った人物が揃っているものです。

それらをまとめて「四天王」と呼んだりするのは戦国時代の共通項でもあります。

大人気アニメワンピースでも「四皇」やら「七武海」など強者をひとくくりにして呼んでいますね。

もちろん、そこに入るためには、やはり武勇だけでなく周囲を納得させる実績も必要になります。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!




魏の名将・五人衆

五虎大将軍 関羽

 

蜀には有名な「五虎将軍」というくくりがあります。

実際にそう呼ばれていたのかという真偽は別にしても、

それだけのカリスマを持っていた武将が五人いたのです。

対する魏にも名将と呼ばれるものたちが数多くいます。

曹操の血縁関係にあたる夏候惇や夏侯淵、

曹仁や曹洪などはまさに旗上げ当時から活躍した歴戦の勇です。

彼らをして「魏の四天王」と呼んだりもします。

逆に敵勢力から降ってきた名将を中心に「五人衆」などと呼んだりするくくりもあります。

それが張遼・于禁・張郃・楽進・徐晃の五人です。




泣く子も黙る猛将・張遼

張遼 カカロットーーーー!

 

三国志最強と呼ばれる呂布の配下だった張遼は呂布の死後、曹操に降りました。

西暦215年、魏と呉が争った「合肥の戦い」では、

わずか八百の兵で十万近い呉の陣に攻め込み孫権を追い込んだほどの武勇の持ち主です。

蜀の関羽からも実力を認められており、魏が誇る最強の武将といっていいでしょう。

呉では張遼が襲撃に来ると聞くと泣く子も黙ったというまさにレジェンドです。

 

冷静沈着の名将・于禁

于禁と兵士

 

猛将・鮑信の配下でしたが、主君が黄巾の残党に殺されて曹操に従うようになります。

曹操が、一時は降伏した張繍の反乱で危機に瀕した際、

騒ぎに乗じて裏切った味方を独断で倒し、曹操の兵が立て直す時間を作ったことで有名です。

西暦219年の蜀の関羽との戦いで、水攻めに破れ、降伏しています。

この一度の失態で于禁は名を落とす結果になりますが、そこまでの彼の武功は特筆すべきものです。

 

歴戦の名将・張郃

基礎知識 馬謖04 張コウ

 

もとは冀州の牧・袁紹の部下です。公孫瓚との戦いで武功をあげましたが、

曹操との戦いでは進言を受け入れてもらえず、

逆に烏巣にある兵糧庫が襲撃された事件で責められる立場となって曹操に帰順します。

西暦211年の馬超・韓遂と戦った「潼関の戦い」では敵軍を打ち破る働きをしています。

さらに西暦228年の蜀・諸葛亮孔明との戦いでは馬謖を街亭の戦いで見事に破っています。

 

生え抜きの勇将・楽進

楽進

 

曹操が旗上げした当時からの生え抜きの武将です。

敵を恐れず常に一番槍を争ったといわれており、

袁紹との激戦では、敵の兵糧庫を守る大将の淳于瓊を討ちました。

また、袁紹の長子・袁譚を攻めた際も一番槍の武功をあげています。

外様の張遼とはあまり仲が良くなかったと伝わっています。

 

関羽を打ち破った名将・徐晃

楊奉 ゆるキャラ

 

もとは楊奉(ようほう)の配下でしたが、

献帝の長安脱出の際に意見が衝突し、曹操に帰順を決めています。

曹操軍が戦ったほとんどの戦場に登場し、その度に武功をあげています。

袁紹との戦いでは敵軍最強の顔良・文醜も破っています。

西暦219年の関羽との戦いでは、味方を救うべく宛に布陣し、最終的には関羽を打ち破っています。

曹操からも絶賛され、古の名将・周亜夫の再来とまで褒め称えられた名将です。

どんなに活躍しても驕ることがなかったというのがさらに徐晃の魅力です。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

ろひもと理穂

 

蜀や呉の武将たちよりも遥かに多い戦の経験をもっている五人です。

もっともっと評価されてもいいはずです。

四方八方を敵に囲まれた曹操が勢力を広げられたのは、

まぎれもなく彼らの超人的な活躍があったからでしょう。

また、これほどの武勇を誇る武将たちを敵に回しながら、

その魅力で味方につける曹操のカリスマ性もやはり凄まじいものがあります。

強力な猛者たちを次々に仲間にしていく曹操の姿は、

ワンピースの世界で海賊王を目指す「ルフィ」とかぶるところがあるような気がしますね。

みなさんはどうお考えでしょうか。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志の素朴な疑問】呂布は何歳だったの?

関連記事:こんな立派な悪党は藏覇(ぞうは)ぐらい!鬼神呂布に勝ち曹操を感激させた漢の生涯

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 卑しい身分から、曹操の正妃へ卞夫人 Part.1
  2. 公孫度(こうそんたく)とはどんな人?幸運に恵まれ、遼東の王になっ…
  3. 【曹操死す】卞皇后の一番辛くて長い日々
  4. そうだったの?呂蒙が後を託したのは陸遜では無かった!
  5. 戦う思想家集団 墨家(ぼくか)とは何者?
  6. 曹丕は幼い頃から父・曹操に戦へ連れて行かれてあの激戦も参加してい…
  7. 【ポスト五虎大将軍】蜀の四龍将が生きていれば蜀は魏を倒せた?
  8. 郭嘉(かくか)の死因は結核だった?【はじさん臨終図巻】

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 後漢の始祖・光武帝劉秀(りゅうしゅう)ってどんな人?青年期は貧しいが性根の優しい人物Part.1
  2. 【シミルボン】幸村だけじゃない曹操、孔明も使った赤備え!
  3. 集まれ曹操の25人の息子たち・その3
  4. 信濃守護職就任と武田晴信の出家
  5. 三国志の覇者・呆れるくらいの人材マニアの曹操
  6. どうして陳宮は呂布に従えたの?呂布を見捨てなかった天才軍師の生涯

三國志雑学

ピックアップ記事

おすすめ記事

関羽廟だけじゃない!結構な人気がある張飛廟を徹底紹介! 【官渡決戦間近】曹操軍の陣中で慎重論と積極論を進言をしていた代表者達 合肥(がっぴ)むかつく!孫権が合肥攻略にこだわる理由とは? 111話:関羽と張飛の死に劉備は仇討ちの決意を固める まるで現在の政治批判、商鞅の改革論がヤバすぎる 【三国志の民話】情けない顔で帰ってくる周瑜に小喬ブチ切れ! 根拠のない夢を信じないリアリスト曹操 宮本武蔵や土方歳三のような剣豪が三国志時代にも存在した?後漢末期の流派も紹介!

おすすめ記事

  1. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース13記事【8/15〜8/21】
  2. 44話:複雑な官渡の戦いを時系列で紹介
  3. 騰(とう)は実在したの?史記に全く記されてない謎の天才将軍
  4. 【諸葛亮 vs 織田信長】戦争費用捻出法!あれやこれやの財源探し
  5. はじ三の生き字引!kawausoが読者の疑問に答えます
  6. 【春秋戦国時代】秦が15年で滅んだ6つの理由を分かりやすく解説!
  7. 【曹操死す】卞皇后の一番辛くて長い日々
  8. 華歆(かきん)とはどんな人?孫呉の英雄達に仕えた文官

はじさん企画

袁術祭り
特別企画
異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
はじめての三国志TV
PAGE TOP