曹操に仕える前の龐徳って何してたの?地方の役人として後漢王朝に仕えていた男の人生


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関羽を討ち取る覚悟で于禁と共に樊城救援に出陣した龐徳(ほうとく)

しかし結果は関羽に捕らえられてしまい討ち取られてしまいます。

そんな彼ですが曹操に仕える前は、

一体どのような人物であったのか知っている人は少ないのではないのでしょうか。

今回は曹操に仕える前の龐徳をご紹介したいと思います。

 

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馬騰に仕えて異民族討伐戦で活躍する

 

龐徳は涼州(りょうしゅう)出身の武将で最初はなんと武将としてではなく、

地方の役人として後漢王朝に仕えていたのです。

猛将としてイメージの強い彼が県の役人をしている姿はちょっと想像しにくいですが・・・・。

しかし県の役人の職を捨てなくてはならい事件が勃発。

 

 

馬超のパパである馬騰(ばとう)が涼州で反乱を起こします。

龐徳は「県の役人なんて俺には似合わねーぜ」と

言って役所を辞めて馬騰の反乱軍に参加することになります。

彼は馬騰に仕えるとすぐに武将としての才能を開花させ、

馬騰の勢力内で反乱を起こした羌族(きょうぞく)や氐族(ていぞく)らの

異民族討伐戦で活躍していきます。

 

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幷州攻撃へ赴く

 

曹操は官渡の戦いで袁紹軍を打ち破った後、

河北を統一するために袁紹の子供達である袁譚(えんたん)袁尚(えんしょう)らと

戦いを続けていきます。

そんな中長年馬騰や韓遂(かんすい)ら、

関中の豪族達と付き合ってきた曹操軍の文官である鍾繇(しょうよう)から

「河東(かとう)を共に守備して欲しい」との依頼がやってきます。

馬騰は鍾繇の依頼を受けて自慢の息子である馬超や龐徳らに幷州攻撃を行わせます。

 

鍾繇の甥・郭援を討ち取る

 

袁紹の甥で幷州の刺史であった高幹(こうかん)は曹操軍の守備が甘い河東へ侵攻。

馬超と龐徳は平陽へ進出し、

河東へ侵攻を行おうとしている高幹や彼の武将である郭援と激しい戦闘を開始します。

龐徳は先陣をきって高幹軍と戦闘を行い、

彼らの陣営を打ち破って郭援を討ち取ることに成功し高幹は撤退していきます。

馬超と龐徳はこの戦いが終わると鍾繇へ挨拶するために彼の幕舎へ立ち寄ります。

彼らは中に入ると鍾繇が「私の甥である郭援の首はまだ見つからないのか」と武将達に

聞いておりました。

龐徳は戦功を示すために持っていた首の入った袋から郭援の首を取り出すと鍾繇へ

頭を下げて謝ります。

すると彼は「龐徳よ。謝る必要ない。郭援は我の甥であるが、

公私は混同せず区別しなければなるまい」と

真っ赤に泣きはらした目で龐徳へ向けて言葉を述べたそうです。


黄巾残党軍討伐戦でも活躍

 

馬超と龐徳は鍾繇の依頼をしっかりと果たしてから帰路に着きます。

涼州へたどり着くと休む暇なく馬騰から出陣命令がやってきます。

龐徳は馬騰に付き従って弘農(こうのう)で反乱を起こした黄巾残党軍討伐のために出陣。

この戦いでも彼は敵軍を大いに打ち破って大活躍を行っていき、

馬騰軍きっての勇将として涼州にその名を響き渡らせることになります。


  

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

馬騰はその後曹操に呼ばれて朝廷がある許(きょ)へ出向する事になります。

龐徳は馬騰に付き従うことをしないで、

彼の息子である馬超の配下として加わることになります。

馬超の配下として関中の豪族達を討伐しに来た曹操軍と激闘を繰り広げていきますが、

曹操軍の謀略にはまってしまい馬超軍や関中豪族連合軍はバラバラになってしまい敗北。

その後馬超と一緒に涼州各地で曹操軍と戦っていきますが、

馬超軍に協力する豪族達が少なくなったことなどが原因で、

涼州平定軍の総司令官である夏侯淵(かこうえん)の軍勢に敗北し漢中へ逃亡。

 

 

馬超が張魯の元を離れて行く際付き従わず、

漢中平定に成功した曹操の配下として加わることになります。

馬騰と共に戦をしていた頃は勇将としてその名を轟かせておりましたが、

馬超の配下となってからは負け続きで、

精根尽き果てて曹操に降伏したのではないのでしょうか。

でなければ主君を殺害した武将に仕えることはしないと思うのはレンの妄想でしょうか。

皆さんはどのように思いますか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書3 今鷹真・井波律子著など

 

 

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