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鍾繇(しょうよう)とはどんな人?関中の守備を任され、西方の憂いを絶ち、曹操の勢力拡大に貢献した文官

この記事の所要時間: 433




曹操

 

曹操(そうそう)は献帝を許へ迎えた当時、北は袁紹(えんしょう)

南は劉表(りゅうひょう)

東は呂布(りょふ)などの群雄と争っていました。

そのため西方の独立勢力である馬謄(ばとう)や韓遂(かんすい)らに

目を向ける余裕をもっておりませんでした。

彼は西方の抑えとして、一人の人物を派遣します。

その人の名は鍾繇(しょうよう)です。

鍾繇は単身長安へ赴き、西方で独立していた馬謄や韓遂らの反乱を抑え込みます

曹操は彼のおかげで西方を気にせず、各地の実力者と戦う事が出来たのです。




潁川出身の賢才

郭嘉

鍾繇は潁川郡 (えいせんぐん) 出身の人です。

この地域は賢才を多く輩出した地域で、

郭嘉(かくか)荀彧(じゅんいく)などがこの地域の出身で、彼らは曹操に仕えて歴史に名を連ねます。

彼もまた賢才の一人で曹操に仕えた事により、

歴史に名を刻むことになります。




人相見の予言

 

鍾繇はある日叔父の鍾瑜(しょうゆ)に連れられて、洛陽へ行きます。

洛陽へ行く途中一人の人相見と遭遇。

この人相見は鍾繇を見て「この子は後に顕官に就くことになるが、水難の相が

あるので気を付けなさい。」と言われます。

鍾瑜はこの予言を聞き流し、洛陽へ急ぎます。

しかし900メートルほど行くと橋を渡っている途中に馬が突如驚き、

彼らは河へ転落し、危うく死にかけます。

鍾瑜は人相見の言葉を信じ、この甥の為に高額な学資を出資して

学問に専念させます。

彼は叔父の好意を受け取り、一生懸命学問に打ち込みます。

 

漢王朝に仕える

献帝 恩賜の御衣

 

鍾繇は孝廉(こうれん)に推挙され、漢王朝に仕えますが、

病を患い仕事を辞めます。

その後三公の府に招かれて、黄門侍郎に抜擢され、

再び漢王朝仕えます。

この時には病も回復し、彼は大いに政務に励みます。

 

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献帝と共に洛陽を脱出し、曹操に仕える

現実主義曹操

 

鍾繇は献帝と共に長安へ赴きます。

当時洛陽の主は李傕と郭汜です。

彼らは些細な事で仲違いし、洛陽城内で争いを始めます。

この状況を憂いた献帝は、「朕(ちん)は洛陽に帰りたい」と臣下らに伝えます。

すると鍾繇は謀略を巡らし、献帝を連れて長安を脱出し、洛陽へ向かいます。

献帝は洛陽へ到着すると、曹操に保護されて許へ迎えられます。

曹操は鍾繇の優秀さを荀彧から聞いており、彼を御史中丞に任命し、

官吏の監察の仕事を任せます。

 

西方鎮撫の為、長安へ赴く

馬謄

 

曹操は献帝を許へ迎えたころ、各地の実力者達としのぎを削って勢力争いを

しておりました。

北は袁紹。南は劉表。東は呂布や袁術などの群雄と戦っており、

西で独立勢力を保っている馬謄(ばとう)や韓遂(かんすい)ら関中の勢力にまで

手をまわしている兵力も時間もありませんでした。

そこで曹操は鍾繇に法令に関わらず西方の全てを彼に一任。

鍾繇は曹操の信頼に応える為、関中の玄関口である長安に赴きます。

 

馬謄・韓遂らと誠心誠意付き合う

官渡の戦いと2

 

鍾繇は長安に着くと早速馬謄・韓遂に軽率な行動を起こして、

天下を乱れさせないようにと誠意をもって説得します。

馬謄らは鍾繇の誠意に応え、彼に人質を出し、軽率な行動を起こさない事を

誓います。

また天下の覇者を決める「官渡の戦い」では曹操に馬や兵糧を送り届けます。

鍾繇のこの行動に感動した曹操は「あなたが送ってくれた馬や兵糧は非常に役に立った。

函谷関以西が乱れなかったのはあなたの功績だ」と褒め称えます。

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