編集長日記
HMR

はじめての三国志

menu

はじめての変

【余裕をみせすぎて大失態】やっちゃった感が否めない曹操のやらかしエピソード 濮陽の戦い編

この記事の所要時間: 245




 

幾多の戦いに勝ち抜いて三国志最大の領土を治めることになった曹操。

まさに戦人と言っていいのではないのでしょうか。

そんな彼には何回も戦場で死にそうな目にあっております。

董卓連合軍に参加した時や宛(えんじょう)の戦い、赤壁の戦いなど

数え上げればキリがないほどです。

今回はそんな戦人・曹操が本当に死にそうになってやばかった

濮陽(ぼくよう)での戦いをご紹介したいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:小さい曹操が持っていた巨大な戦車についての考察




曹操の遠征の隙をついて

 

曹操の父・曹嵩(そうすう)は、

徐州(じょしゅう)を治めていた陶謙(とうけん)の部下によって殺害されてしまいます。

この知らせを聞いた曹操は激怒してすぐに徐州へ出陣。

曹操は大軍を率いて徐州へ侵攻し幾つもの城や村を攻略すると

この地に住んでいた住民を全て殺し尽くして行きます。

曹操が徐州の城や村を手当たり次第攻略している中、

曹操の親友であった張邈(ちょうばく)が天下無双の呂布、

曹操の軍師をしていた陳宮の誘いに乗って曹操へ反乱を起こします。

この反乱によって曹操が治めていた兗州(えんしゅう)のほとんどの城が、

張邈・呂布連合軍に寝返ってしまい、

兗州で残ったのはたった三城だけになってしまいます。

曹操は兗州が張邈らの反乱によってほとんど奪われたことを知ると急いで、

徐州から引き上げて兗州で反乱を起こした張邈らの討伐へ向かう事になるのです。




余裕を見せる曹操

 

曹操は荀彧(じゅんいく)が守備していた兗州の城へ帰ってくると彼へ

「呂布はせっかく兗州を手に入れたのに俺を殺すことを考えなかったのはやつの失点だな。

俺が呂布ならば徐州と兗州の県境の要害の地によって迎撃の陣を敷いて、

全滅させていたのに。呂布と陳宮は馬鹿なやつだ」と

兗州を奪われているのにかなりの余裕を見せます。

そして彼は荀彧が守っている城で休憩したの後、

呂布が駐屯している濮陽を攻撃するために出陣していきます。

 

関連記事:え?曹操が荀彧に三顧の礼?民間伝承の三国志が面白い!

関連記事:曹操の誤解を解く!荀彧を殺したのは本当に曹操なの?

 

内通者があらわれる

 

曹操は濮陽に到着して城を包囲すると城内から曹操に寝返りたいと申し出る

内通者が現れます。

この内通者は曹操軍のために濮陽の東の城門を開け放つと知らせてきます。

曹操はこの内通者の言葉を信じて軍勢を濮陽の東門に集結させ、

城門が開かれる時刻になるまで待ちます。

そして内通者の指定した時刻になると城門が開かれ、

曹操軍は東門から濮陽へ突入していきます。

 

退路をたって呂布軍撃破の意志を示すが・・・・

 

曹操は東門から突入して濮陽城内に侵入するとすぐに東門へ火を放って、

退却する意思がないことを兵士達へ示します。

そして濮陽城内で呂布軍と曹操軍の熾烈な激闘が開始。

だが呂布軍の精鋭騎馬隊の攻撃によって無残にも曹操軍は敗北。

曹操軍は濮陽城内に入ってきた東門から退却しようと試みますが、

東門は燃やされているため退却することができない状態でした。

曹操は馬に乗って炎が燃え盛っている東門に突入して外に出ようとしますが、

途中で馬から落ちてしまいます。

曹操が馬から落ちたことを知った部下が彼を助け起こして馬に乗せたことによって、

なんとか濮陽城から退却することに成功するのです。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

今回は曹操の危機一髪をご紹介しました。

もしこの濮陽城内での戦いで呂布軍が曹操を捕らえる事に成功していれば、

三国志は生まれることなくどのような勢力が天下を統一することになっていたか

わからない状態であったと思います。

曹操の運の強さかそれとも呂布の運の悪さか。

どちらかが大きく目立ってしまった戦いだったのではないのでしょうか。

それにしても曹操はこのような危機を幾度も経験して乗り越えていった所に、

かれの強さの秘密があるような気がするのですが・・・・・。

みなさんはどのように思いますか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書1 今鷹真・井波律子著など

 

はじめての三国志アンケートはこちら

関連記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

関連記事:楊奉が袁術から離反しなければ官渡の戦いは袁術vs袁紹になっていた!?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 文欽・毌丘倹の反乱を鎮圧することができたのは傅嘏の進言があったか…
  2. 儒教が引き金?外戚と宦官の対立はなぜ起こったのか
  3. 実は面倒くさい性格?関羽のクレーマー事案を紹介
  4. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース10記事【2/29〜3/6…
  5. 曹操と孫権の合肥を巡る戦いが何度も行われていた Part1
  6. 李靖(りせい)とはどんな人?曹操と孔明の二人から学んだ初唐の名将…
  7. 【センゴク】織田信長の宿敵・朝倉義景はどうやって撃破されたの?
  8. 【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってた…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 諸葛亮孔明と戦略勝負を繰り広げた司馬懿仲達はどんな人だったの?
  2. 【三国志の疑問】どうして宦官は消滅しなかったの?
  3. 三國クロスサーガ~蒼天の絆~とはどんなアプリゲーム?
  4. 史上最高の天才将軍 韓信(かんしん)は性格にかなり問題あり?
  5. 劉備と劉邦
  6. 山県昌景(やまがたまさかげ)とはどんな人?武田家四名臣の一人・赤備えを率いた戦国武将

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

日本の戦国時代はどうして起きたの?原因をざっくりと解明 三国志初心者の為の諸葛亮孔明ってどんな人 あっちもこっちも将軍、将軍、将軍だらけ!三国志の将軍の位がわかると上下関係がわかる! 高順(こうじゅん)ってどんな人?張遼と双壁を為す呂布軍の名将 【キングダム】趙の悼襄王(とうじょうおう)って本当にヤバイ人なの? 【衝撃の事実】孫策の○○で孫呉が滅びる原因となった! スーパーDr華佗が曹操に殺された意外な理由に涙・・ 劉焉(りゅうえん)は何でド田舎の益州を選んだの?ちゃっかり独立を企んでいた?

おすすめ記事

  1. 空城の計って何?門を開けて敵軍をお出迎え?
  2. 【管鮑の交わりとは何?】管仲と鮑叔の友情を描いた故事
  3. 孔明の罠初登場(笑)新野で曹操軍を翻弄
  4. 【悲報】泣いて馬謖を斬る!は嘘だった?馬稷の死は敗戦の責任のみでは無かった!?
  5. 戦下手の夏侯惇が大活躍!運が味方した陽平関の戦いってどんな戦いなの?
  6. 「キングダム」に学ぶ成功哲学!先んずれば人を制すって何?
  7. 架空戦記って何?いつから存在してどこでIF戦記ブームは過ぎ去ったの?
  8. 関羽が打った囲碁って、どんなものだったの?

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP