キングダム 526話 ネタバレ予想:馬南慈の気概

2017年7月18日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、朱海決戦いよいよ左翼方面に続いて

右翼方面の戦いが動き出しました。

真っ先に飛びだしたのは、趙軍左翼の岳嬰(がくえい)、これに呼応して秦軍右翼は、

亜光(あこう)が持ち前の非情な突破力を駆使して岳嬰軍を打ち崩します。

それを見計らい、趙軍左翼の馬南慈(ばなんじ)が突撃し亜光軍を分断

窮地に陥った亜光軍を救ったのは、指示があるまで動くなと釘を刺された玉鳳隊でした。

 

前回記事:キングダム 525話 ネタバレ予想:朱海を翔ぶ鳳凰

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム526話 命令無視の王賁に亜光はどう動く?

 

玉鳳隊の命令無視は、直ぐに亜光に伝わりますが、亜光の判断は、

エイガンに部隊の指揮を任せて、自身は100騎を率いて玉鳳隊と孤立した

馬南慈の先方隊を挟みこんで、敵将、馬南慈を討つというものでした。

 

さすがは、総大将王翦(おうせん)の最も信頼する副官です。

全てはケースbyケース、マニュアルに縛られてはいないようですね。

でも、これで、王賁の命令無視はチャラというわけでも無さそうです。

それなりの手柄を立てないと、ゴハン抜きでは済まないでしょう。

 



キングダム526話 王賁が馬南慈の後続部隊を遮断する

 

玉鳳隊は、馬南慈の部隊に大きく割り込んで右旋回し後続部隊を切断し、

先方を走っている馬南慈を孤立させます。

後続部隊が来ない事に気付いた馬南慈は、前方から回りこんできた

玉鳳隊の騎兵を確認してニヤリと笑いました。

 

馬南慈「あの旗の数、敵将か!? ふっ、さあて・・」

 

王賁は、槍を振り回して、馬南慈の後続部隊を切断していきます。

そして、頃合いと踏んで、関常(かんじょう)に部隊の指揮を任せます。

 

王賁「俺は前で孤軍と化した敵将を討ちにいく」

 

王賁は、後続部隊を切り離して孤立した馬南慈を討つと言います。

普段なら、諫言しそうな関常ですが

 

関常「心得ました、背の憂いは消しておきます故、どうか御武運を

宮康(きゅうこう)若についてゆけ、何かあったらお前が身代わりになって若を守れ」

 

と快く引き受けて、王賁を送りだします。

 

王賁の成長に関常、松琢 まったり

 

王賁を送りだした、関常に松琢(しょうたく)が声を掛けます。

あたりは結構な混戦なんですが、二人はまったりと会話してます。

さすがは百戦錬磨の玉鳳隊という所でしょうか。

 

松琢「珍しいっスね、隊長が諫言せず素直に行かせるなんて」

 

関常「フッ、別にすべてに口ごたえしているわけではない」

 

松琢「でも、この出陣は立派な命令違反ですよ」

 

関常「ああ、だが独立軍としての働きは間違っていない。

この突撃で亜光将軍の第一陣の危機は救われ、

逆に入ってきた敵将を窮地に陥れた、ここで敵将を討ち取れれば、

右の戦場は序盤にして、大いにこちらが優勢となる」

 

松琢「なんか、ますます鋭くなってませんか?賁様の戦術眼」

 

関常「ああ・・間違いない」

 

松琢「やっぱり血は争えないって事ですかねー」

 

なんか、若の成長が嬉しいんだか、末恐ろしいんだか分らない

二人の会話ですが、ここで遠くから右翼の戦場を見つめている

王翦のUPが入ります、変わらず無言です。

   

キングダム526話 馬南慈と王賁正面衝突

 

さて、南北から、玉鳳隊と亜光の100騎に包囲されつつある馬南慈ですが、

まるで窮地だとは思っちゃいません、逆に王賁の本体に突撃し、

玉鳳隊を一人で次々と薙ぎ倒しとうとう、王賁の前に出てきます。

 

馬南慈「趙左翼、三将が一人、馬南慈である、、

貴様らが噂の玉鳳隊だな、邪魔をしおって」

改めて、立ち塞がるとデカイです、蒙武(もうぶ)将軍と体格では同格です。

かなりビビっている玉鳳隊ですが、王賁はいつもの無表情。

 

「知らぬ名だな、それに覚えるまでもない

この玉鳳隊の王賁が一撃で貴様の眉間に風穴を空けてやる」

 

王賁はクールに大見栄を切って、槍を馬南慈に向けます。

 

キングダム526話 馬南慈師匠の独演会

 

王賁の不敵な宣戦布告に両軍の将兵はニヤついた表情を浮かべます。

さて、ここからが、馬南慈師匠の独演会です。

 

「ふっ、名を知らぬか、まぁそうであろうな、、

それに本物の修羅場では、飾られた名など何の意味も持たぬ

趙国内の話だが、名を馳せた武将が次々と北の極致、

雁門(がんもん)に派遣されてきては、みな、一月と持たず死んでいったわ」

 

 

はい、ここで、キングダムの新しいキーワード雁門が出ました。

ここは、現在の内蒙古自治区に近いポイントで、当時は最強の騎馬民族と言われた

匈奴(きょうど)と趙が生存を賭け鎬を削った土地でした。

つまり、雁門で生き残ってきた馬南慈は凄いという事ですね。

ガンダムにおける木星帰り、北斗の拳における修羅の国の出身者にも

言いかえる事が出来るでしょう。

 

さらに馬南慈師匠の独演会は続きます。

 

「わしはこれまで北部全域を踏みにじらんとする匈奴以上に

憎らしいヤツはこの世におらんと思っていたが、

昨年、李牧様と共に、咸陽に出向き、貴様達の王に会うて

考えが変わったわ

北部どころか、一国丸ごと、しかも六国全てを踏みにじらんと

軍を興す秦王こそ、人の皮をかぶった獣中の獣よ

その獣の刃たらん貴様等もまた獣!

匈奴にも劣る愚か者どもに、この馬南慈の裁きの鉄鎚を・・」

 

途中で我慢できなくなった王賁が槍を振りおろし、

それを馬南慈師匠が振り払って、独演会終了です。

 

キングダム526話 今度は王賁が独演会?

 

かと思えば、一方的に秦王政を貶されて腹が立ったのか、

今度は王賁が独演会を開始します。

 

王賁「他人の王を嘲る前に、少しは史を学べ趙将よ

ここ五百年で百あった諸国が七つに糾合淘汰された

[一大国]という流れは、この[中華史が求める答え」

という見方も出来る」

 

それを聴いて、ふざけるなと歯ぎしりする趙兵がいます。

当然です、それで滅ぼされるのを納得しろと言われても無理です。

 

王賁「無論、貴様等の言い分も百も承知だ

互いの想いの折り合いがつかぬから

力で是非を決するこの戦場がある

来い、馬南慈、秦王の刃として貴様をここへ

沈めてやる」

 

馬南慈「やってみるがいい、、玉鳳隊 王賁」

 

王賁、覚えるまでもないとか言いつつ、ちゃっかり覚えていますが、

次週の526話では、いよいよ馬南慈と王賁の一騎打ちが始まるようです。

 

キングダムウォッチャーkawausoの予想&独り言

 

いやー、いきなり来ましたね、王賁・・

最初の首チョンパはてっきり、岳嬰だと思っていましたが、

見事に空振り、王賁のターゲットは最初から馬南慈だったようです。

 

しかし、ここで馬南慈から、雁門という新しいキーワードが出ました。

最近出ていない、舜水樹(しゅんすいじゅ)も北の遺児なんて言われていましたし、

遼陽城に巣くう連中なんていう李牧の気になる言葉もあります。

 

それがイキナリ、瞬殺されては、舜水樹も巣くう連中も、

なんだ大したことないじゃーんとなりますから、

馬南慈は粘るんじゃあないか?そんな風な予感がします。

 

例えばですが、王賁は殺されなくても、王翦の片腕の亜光が討ち取られるとか

それ位の事をしないと、雁門帰りの凄さは印象づけられないでしょう。

 

ですので、kawausoの予想は、王賁が馬南慈瞬殺と見せ掛けて返り討ちされて

怪我で戦線を離脱、亜光が馬南慈に応対して斬られ、雁門帰りの力が

まざまざと見せつけられるにします。

 

次回記事:キングダム 527話 ネタバレ予想:話槍と鉄槌

 

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