【出身州別】三国志キャラの性格診断 第五回:荊州(けいしゅう)、揚州(ようしゅう)編


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中国は、EU加盟国がぜんぶすっぽり入ってしまうほど大きな国。

地域によって気候も文化も人情も、ものすご~く違います。

出身州別 三国志キャラの性格診断。前回までに全十三州のうちの十一州をご紹介し、

本日は第五回目、最終回です!

 

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No.12 荊州(けいしゅう)出身――蒯越(かいえつ)

 

荊州(けいしゅう)は現在の河南省、湖北省、湖南省にまたがっていました。

荊州出身の蒯越(かいえつ)は、劉表(りゅうひょう)が荊州刺史に着任した

ばかりのとき、荊州の軍閥の頭目を甘い言葉で誘い出してやっかいそうなやつは

処刑しちゃえば、と劉表にアドバイスした人(正史三国志の注にある

魏略(ぎりゃく)による。劉表は集まった五十五人の頭目を皆殺しにして

彼らの軍勢を自分のものにしたそうな)。

劉表が亡くなって劉琮(りゅうそう)が後を継いだ時、曹操(そうそう)

ちょうど荊州に攻めてきていたので、蒯越は劉琮に曹操へ降伏するようにすすめ、

自分は曹操から光禄勲(こうろくくん)の官位をもらいました。

蒯越は現在の湖北省の出身です。さて、湖北の人たちの特徴は、

 

湖北人の意図は計り知れず、決して理解することはできない。

軽々しく信じてはならない。「天上九头鸟,地下湖北佬(天には

九頭の鳥がおり、地には湖北の野郎がいる)」という諺があるように、

湖北人は人間離れした知恵と生命力を持っており、また、

九頭の鳥が互いに争い合っているように、各人が利己的でバラバラで、

自分がやりたい通りに物事をおしすすめ他人をかえりみない。

 

すごい言われようですね。底知れぬ知謀は化け物レベル。

蒯越を形容するにふさわしい!


No.13 揚州(ようしゅう)出身――周瑜(しゅうゆ)

 

揚州(ようしゅう)は現在の安徽省、江蘇省、浙江省、福建省あたりでした。

揚州出身の周瑜(しゅうゆ)は代々高官を輩出してきた家柄の出です。

董卓(とうたく)連合で体を張った働きをして有名になった孫堅(そんけん)

息子の孫策(そんさく)と周瑜は同い年で、物質的にも知謀や軍事の面でも

孫策をサポートし、孫策が亡くなると後を継いだ孫権(そんけん)に仕え、

曹操(そうそう)が大軍を率いて遠征してきた時に多くの者が孫権に曹操へ降伏

するようすすめる中で、周瑜は抗戦するよう孫権を説得し、

軍を率いて曹操軍と対峙し赤壁(せきへき)の戦いで曹操を撤退させました。

現在の安徽省の出身です。さて、安徽の人たちの特徴は

 

南方人と北方人の両方の特徴を兼ね備え、豪壮にして緻密、

頭脳明晰で弁が立つ。ビジネスマンや学者でも豪気であり、

旧来のやり方に異を唱え新しいことを始める気概を持っている。

いにしえの人物を追慕する傾向はなく開拓精神に富んでいる。

 

【豪快にして緻密】【開拓精神に富んでいる】は周瑜にぴったりですね。

エイヤッと決断してコツコツ頑張る人だったんでしょう。

孫策というダークホースに目を付けたことや、長いものに巻かれるような降伏を

孫権にすすめなかったことは、開拓精神の賜物であったに違いありません。

 

関連記事:【三国志の民話】情けない顔で帰ってくる周瑜に小喬ブチ切れ!

関連記事:周瑜が長生きしていたら三国志はどうなったの?二国志になっていた可能性!?


三国志ライター よかミカンの独り言

 

中国は何度も動乱の時期があって、人口流動がちょくちょく起こっているので、

三国時代の人たちのお国柄を現代の省別のお国柄と比較してもあんまり

当たってなさそうだな~と思いながら調べてみていたのですが、

けっこうピッタリな人もいて、正直びっくりしています。

第三回 并州(へいしゅう)の内モンゴルの人の特徴なんか、

まんま呂布(りょふ)でしたもん。

一口にお国柄と言っても、民族的なもの、歴史によって作られるもの、

自然環境によって作られるもの、など、いろいろな要素があるんでしょうね。

自然環境によって作られるものは二千年前とあまり変わらないのかもしれません。

出身州別 性格診断、これにて十三州すべて終了でございます。

お付き合い頂きありがとうございました。

山東人をひきあいに出す州が多すぎたんじゃないかという

セルフツッコミをするべきかどうか迷っています。

 

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