【キングダム予想】龐煖久しぶりの登場はレクイエムの序章?

2018年6月16日


 

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龐煖

(画像引用元:キングダム公式サイト)

 

キングダム561話では、合従軍編(がっしょうぐんへん)以来登場せず「あの人は今」状態だった

武神龐煖(ほうけん)が実に久しぶりに登場しました。

しかも、名目上でも趙の総大将だった以前とは違い、また先祖返りして

山の中で雄たけびを挙げるという強烈なインパクトでの登場です。

岳嬰(がくえい)を一刀で倒した信の中の王騎(おうき)のオーラに反応して目を醒ました龐煖、

今後、朱海(しゅかい)平原の戦いにどのように絡むのでしょうか?

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

前回記事:キングダム561話、龐煖が登場!「一刀の衝撃」ネタバレ&レビュー

関連記事:【キングダム】「信の強さはホンモノ?」休載スペシャル

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

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おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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人間ではない・・趙の兵も秦の兵もブッタ斬るキラー龐煖

 

前回は王騎との再戦を餌に李牧に釣られていた龐煖ですが、

どうやら今回は趙とは無関係のようです。

 

という事は、いつものように、強い者を倒して

自分の最強を証明するという本能のままに、

ひたすらに趙兵も秦兵もブッタ斬り、

最短距離で信の前に出現する事が考えられます。

 

現在、趙峩龍(ちょうがりゅう)岳嬰(がくえい)軍の追撃に遭遇している飛信隊ですが、

戦場に龐煖が出現する事で、周辺では大殺戮(だいさつりく)が繰り広げられ、

戦線は大混乱する事が予想されます。

つまり、龐煖の出現で飛信隊は退却が容易(ようい)になると思います。

 

龐煖は信に討たれる!その象徴的な意味とは?

キングダム1巻

 

龐煖のターゲットロックオンは、絶対に外れないので信との闘いは回避不能です。

すでに王騎の矛を自在に操れる信は、天下の大将軍の武勇を得ているので

これまでのように力負けする事は決して無いでしょう。

龐煖

 

そして、紆余曲折(うよきょくせつ)はあると思いますが信により龐煖は討たれます。

根拠は紀元前236年を境に龐煖の記述は史料から途絶えるからです。

龐煖が討たれるのは、コミックス16巻で王騎が龐煖に討たれる意趣返(いしゅがえ)しで

古き六大将軍の時代から、新しい六大将軍の時代への幕開けになります。

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代  

朱海平原の戦いの意味

信

 

朱海平原の戦い自体は何を意味するのでしょうか?

それは、ズバリ新世代の台頭と旧世代への鎮魂歌です。

旧世代の象徴とは、古き武神である龐煖であり、

旧三大天、藺相如(りんそうじょ)の武を担当していた堯雲(ぎょううん)趙峩龍(ちょうがりゅう)でしょう。

 

それは同時に、戦国七雄の時代を維持したい李牧(りぼく)と、

中華を統一したい秦王政(しんおうせい)や信との新旧の対立なのです。

史実でも、この戦いは王翦の活躍で勝利する事が決まっていますが

キングダムは、それに新旧交代の意図を含めています。

王賁

 

この戦いで龐煖は滅び堯雲も趙峩龍も滅び、

伝説の時代は終わりを告げて、王賁(おうほん)、信、蒙恬(もうてん)のような

覚醒した新世代の時代が始まるのです。

 

李牧や馬南慈は新世代として秦に立ち塞がる

李牧

 

キングダムでは王騎の死と入れ替わるようにメジャーになった李牧ですが

史実では、大きな戦果を挙げるのは紀元前233年に桓騎(かんき)を討つのが

大きな戦果の手始めです。

桓騎

 

従って、李牧も馬南慈(ばなんじ)も、堯雲や趙峩龍と共に滅ぶ事はないと思います。

生き残り、趙の巻き返しを図っていく事になるでしょう。

ここでの敗北を最期にオフ悼襄王(とうじょうおう)は病死するので、

新しく即位した幽繆王(うゆうぼくおう)が趙を立て直す為に李牧を引き立てていき、

全権を任せる事になると考えられます。

政

 

やりたい放題に見える李牧ですが、実はオフ王とは、上手くいかず

片手を縛られているような状態でした。

本当は、邯鄲(かんたん)の王都軍を動員できれば秦を蹴散らすのは簡単だったのです。

ここで障害になるオフ王が除かれれば、李牧の権力はいよいよ盤石となり

秦王政と信に取って、これまで以上に脅威となるでしょう。

   

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

龐煖の勝利は万に一つもありませんが、狂犬のように強さを求めた男は

信との戦いで何も得る事なく、秦への恨みつらみで精神を病んでいった

万極(まんごく)のように死んで行くのでしょうか?

それとも、殺される刹那に何かを掴んで天に還るのか・・

 

また、龐煖を斬る事で、信の心境にはどんな変化が生じるのか?

岳嬰を斬る刹那出現した王騎の幻影を考えても興味深いです。

もしかすると、河了貂(かりょうてん)羌瘣(きょうかい)が瞬間に惚れてしまう程に、

カッコいいイケメン将軍に変貌するかも・・

まあ、今後も信には大失敗があるので、それはないでしょうが・・

とにかくも、龐煖と信の一騎打ちが楽しみですね。

 

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