キングダム
濡須口の戦い




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

徐晃にとって曹操は人使いの荒いブラック社長?

この記事の所要時間: 235




徐晃

 

三国志のアクションゲームのおかげですっかり有名になった徐晃(じょこう)

正史三国志徐晃は幾つもの戦で大手柄を上げ、

魏の武将の中でも優れた将軍として史実に名を刻みます。

 

そして徐晃の君主であり、三国志の天才であり、名君の誉れ高いことで知られる曹操(そうそう)

徐晃は曹操に仕えますが、

配下になった当初から色々な戦に引っ張りだこでブラック企業並に働かされていたようなのです。

もしこれが本当であれば、

名君で天才な曹操に仕えた徐晃にとって曹操は最悪な君主だったのではないのでしょうか。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

 

関連記事:徐晃が地味な原因は裏方仕事が多いせいだった!

関連記事:徐晃の戦い方が素晴らしすぎる!前漢の周亜夫の武勇に匹敵するほどの名将

 

 

初代君主から曹操へ仕える

楊奉

 

徐晃は初めから曹操に仕えていたわけではありません

徐晃が一番最初に仕えた君主は楊奉(ようほう)という人物です。

 

徐晃は郭汜(かくし)李傕(りかく)が長安で仲たがいを初め、戦を仕掛け始め長安の町が大混乱した時、

徐晃は楊奉へ「献帝(けんてい)を連れて長安を脱出し、洛陽へ連れて行くのがいいと思います。」と進言。

楊奉は徐晃の進言を採用し長安から献帝を連れて洛陽へ向かうことに。

 

しかし洛陽に到着すると今度は献帝の側近と献帝を守ってきた実力者が争うことになってしまいます。

徐晃はこの状況を見かねて再び楊奉へ

「曹操殿が力をつけてきており、ここで帝の側近達の争いに巻き込まれて力を落すよりは、

今の内に曹操殿へ従ったほうがいいのではないのでしょうか。」とアドバイス。

 

楊奉は徐晃の意見を聞いて曹操に従う意思を固めていましたが、

途中で気が変わって曹操へ従うことをしませんでした。

そのため曹操軍の攻撃を受けて楊奉は敗北してしまいそのまま行方不明になり、

徐晃は曹操へ降伏して仕えることになります。

だが徐晃は曹操に仕えた事により、ブラック企業並に働かさせられることになるのでした

 

 

戦。また戦。またまた戦の連続!!

徐晃と夏侯淵

 

徐晃は曹操に仕えるとさっそく賊徒討伐へ向かい、軽々と賊徒討伐をこなしてきます。

曹操は徐晃の用兵の巧さを確信したのか呂布(りょふ)討伐戦に参加させ、再び働かせることになります。

徐晃は曹操の期待に応え、呂布軍の将軍二人を討ち取る戦果を挙げることになります。

 

その後徐晃は曹操の元に帰服していた劉備(りゅうび)が徐州で反乱を起こすと

劉備討伐戦に参加することになり、劉備軍を打ち破る活躍を残します。

さらに徐晃は官渡の戦いの前兆戦となる白馬の戦いで、白馬の渡を攻略するのでした。

 

こうして徐晃は曹操に仕えた事で上記の戦いのほかにも戦にずっと参加することになり、

昨今社会問題にもなっているブラック企業で働いている社員並に休みなく働くことになるのでした。

 

時代を超えて愛される中国四大奇書「はじめての西遊記はじめての西遊記

 

徐晃にとって曹操はいい君主だったのか!?

徐晃と許褚が喧嘩をしているところを喜ぶ曹操

 

徐晃は曹操に仕える事になった事で休みもほとんどなく、何度も戦に駆り出されることになります。

普通に考えれば休みのなく働かせられて最悪の君主といえると思いますが、

徐晃にとって曹操はいい君主だったのでしょうか。

 

正史三国志魏書徐晃伝で、徐晃は曹操の事をこのような言葉で残してします。

徐晃は

「昔の人達は名君に出会えないとため息をつきながら苦しんでいたそうだ。

しかし今私は名君と呼ばれる人物と出会った。だからこそ休みがないなどと言わず、

功績をあげて全力で尽くすしかない。」

と言っています。

この言葉から見るに徐晃にとって曹操はいい君主だったといえるのではないのでしょうか

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

徐晃にとって曹操という名君に仕えた事が喜びであり、

休みがなくても文句を言わない所を見ると

曹操という人物が魅力あふれる人物だったことが伺えるのではないのでしょうか。

 

また他の古参武将達(張遼(ちょうりょう)曹仁(そうじん))も徐晃と同じ意見を持っていたように思えます。

なぜなら彼らも曹操の文句をひとつも言わずにもくもくと働いている様子が伺えるからです。

これらを考えると曹操という人物を部下の側から見ると

とてつもなく魅力あふれる人物だったといえるのではないのでしょうか。

【参考文献】 正史三国志魏書など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:徐晃(じょこう)ってどんな人?魏において、もっとも功績を挙げた無敗将軍

関連記事:【第三次濡須口の戦い】曹丕の火事場泥棒から起きた最期の激戦

 

袁術のトホホな逸話
袁術祭り

 




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. どうして蜀は人材難に陥ったのか?
  2. 孔明は劉備の嫁?「水魚の交わり」にはけっこう深い意味があった!
  3. 三国志演義と正史・汴水の戦いを比較
  4. 曹操と劉備はどうしてライバル扱いなの?【三国志の素朴な疑問】
  5. こんなに厳しい!三国志の時代の宴会のマナーが超複雑
  6. 【諸葛亮孔明の心に残る名言】「好尚同じからずと雖も公義をもって相…
  7. 大都市西安の碑林博物館をよかミカンが見学したよ
  8. そうなの!劉備と孔明は故郷について真逆のスタンスだった

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 始皇帝が中国統一後、なんで中国全土を巡幸したの?全巡幸をストーキングしてみた
  2. 東方明珠のへなちょこ黄河旅行記 その2
  3. 江藤新平VS井上馨 汚職政治家と清廉な改革者の戦いの行方
  4. 狐偃(こえん)とはどんな人?晋の文公を覇者の地位までのし上げた宿臣
  5. 始皇帝が求めた不老不死は現代科学ではどれだけ進展したの?権力者が追い求めたアンチエイジングに迫る!
  6. 【キングダム554話】「壁軍の攻防」ネタバレ&レビュー

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

2300年前の古代中国に動物園が存在した?キングダムに登場するランカイのモデルも? 劉曄(りゅうよう)ってどんな人?王族出身の名門参謀でもあり魏の重臣 井の頭自然文化園の象「はな子」にまつわる光と影&三国志時代の英雄は猛獣をどう扱っていたの? 涼州兵も思わずニッコリ?曹操はユーモアに溢れていた 【書評】キングダム 最強のチームと自分をつくる【伊藤羊一】 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース37記事【1/30〜2/5】 【三国志ミステリー】劉備はなぜ奥さんを何度も捨てて逃げたの? 沮授(そじゅ)とはどんな人?袁紹に献策するも採用されなかった悲運のアドバイザー

おすすめ記事

  1. 興収10億円突破!映画『関ヶ原』岡田准一の見どころと辛口批評するよ!
  2. 黥布(げいふ)とはどんな人?中国初!?顔に入れ墨を入れ歴史に名を刻んだ王
  3. 【月間まとめ】2016年2月の注目ニュース10選!
  4. 三国志初心者の為の諸葛亮孔明ってどんな人
  5. 秦を滅ぼし暴走した劉邦を止めた天才軍師・張良の必殺の言葉って何?
  6. 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」のことわざを作り出した班超って一体何者?
  7. 35話:曹操、陳宮の裏切りで兗州を呂布に奪われる!!
  8. 幻の必殺陣形・八卦の陣とは?三国志演義と諸葛亮孔明の八陣図

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"
PAGE TOP