広告募集
HMR

はじめての三国志

menu

はじめての変

楊奉が袁術から離反しなければ官渡の戦いは袁術vs袁紹になっていた!?

この記事の所要時間: 226




黄巾賊

 

白波賊とはもともとは黄巾賊の一派です。

黄巾賊が各地で官軍によって一掃されて後も河東郡で独力勢力を築いていました。

頭目のひとりである楊奉(ようほう)は、

長安にあって朝廷を牛耳る李傕(りかく)に降り、その配下となります。

楊奉は勇猛果敢な武将として活躍しており、あの曹操(そうそう)をして

楊奉の軍は精鋭であると脅威を感じさせています。

さらに楊奉の配下には猛将・徐晃(じょこう)がいました。

白波賊の頭目は他に、

韓暹、李楽、胡才がいて、

楊奉が献帝を守りながら長安から洛陽へ逃げ延びていく際に協力しています。

 

関連記事:黄巾賊はいったいどの辺を支配していたの?【素朴な疑問】

関連記事:三国志は黄巾の乱から始まった




献帝の洛陽帰還の立役者

楊奉 ゆるキャラ

 

楊奉なくして献帝の洛陽帰還はありえなかったでしょう。

追撃してくる李傕や郭汜の兵を迎え討ったのが楊奉の兵たちです。

ただし多勢に無勢、楊奉は李傕の追撃に一度は敗れています。

ここで楊奉は古巣である白波賊に救援を求めるのです。

韓暹や李楽、胡才が献帝の保護に加わることで、

楊奉は李傕と和睦を結ぶことができ、洛陽に帰還することに成功しました。

戦闘並びに外交と、まさに献帝の側近として尽力し、結果を出します。




董承との対立

暗殺計画自慢の董承01

 

洛陽に着くと、楊奉は董承や張楊らと主権争いを繰り返します。

このときの楊奉の官位は車騎将軍です。まさに頼れる大黒柱といっても過言ではありません。

しかし董承、ならびに張楊、そして董昭の策謀によって、

洛陽に曹操の兵を招き入れることに成功すると、不意を突かれた楊奉は曹操の軍に打ち破られます。

楊奉は韓暹らを率いて寿春の袁術を頼って落ち延びていくのです。

徐晃はこのとき曹操に降っています。

もし、楊奉が政権争いで董承に遅れをとっていなければ曹操の介入を防ぐことができたことでしょう。

そしてそのまま袁術と組んで献帝を盛り立てていたかもしれません。

 

関連記事:世界一お粗末! 菫承の曹操暗殺計画。間男の恨みでぶち壊しに!

関連記事:ブチ切れる献帝、曹操暗殺を指示

 

袁術配下の武将としての楊奉

袁術祭り

 

徐州支配を狙う袁術は、当初は呂布との同盟を考えていましたが、

その使者を呂布に斬られたことから方針を一転し、武力をもって徐州を奪うことを実行に移します。

総大将に張勲をつけ、橋蕤ら古参の将とともに楊奉や韓暹といった新参者も将軍に任命しました。

軍勢は20万を超えていたと云われています。

呂布勢力下にあった名士の陳珪が一計を案じて、これを見事に成功させます。

それは新参の楊奉、韓暹を袁術から離反させるというものでした。

かなりの好条件が用意されていたはずです。餌はおもに兵糧だったと云われています。

さらに袁術が帝位を専称したことも楊奉の離反への動きに拍車をかけたのだのではないでしょうか。

献帝を救い、信頼されることで、楊奉の心は漢帝国に強く傾いていたのかもしれません。

 

楊奉の離反により袁術軍は瓦解

袁術

 

楊奉、韓暹の裏切りによって袁術軍の戦陣はずたずたになります。

名将の張勲であっても態勢を立て直すことができず、呂布軍に攻め立てられて崩れました。

離反した韓暹はこのとき、袁術軍の将軍を数名斬っているそうです。

もし楊奉、韓暹が離反しなければ袁術は呂布を破って徐州一帯を手に入れていたこでしょう。

そうなると曹操もおいそれとは袁術を倒せなかったはずです。

なぜ新参者の楊奉と韓暹をそこまで信頼してしまったのか、袁術の内心はうかがい知ることはできませんが、

恨むべき曹操を追い落とすことで両者の目標は一致していたのでしょう。

 

関連記事:袁術が評価される日も近い?スーパー袁術の凄い所7連発!!

関連記事:袁術は実はベトナムに逃げ延びていた!?【歴史ミステリー】

関連記事:自称皇帝、袁術のトホホな部下列伝 Part.1

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

ろひもと理穂

 

献帝の身を守った救国の英雄でもある楊奉。

彼が袁術を見限ることをしなければ歴史は大きく変わっていたかもしれません。

ちなみに楊奉はその後、呂布に徐州全域を奪われた後の劉備によって謀殺されています。

楊奉の兵を奪うことが劉備の目的だったようです。

その死は、かつての主君であった袁術よりも早いものでした。

もし袁術が呂布の勢力を吸収していたら、官渡の戦いは「袁紹VS袁術」になっていたかもしれませんね。

 

関連記事:KOEI 三國志の産みの親!襟川陽一はココが凄い!シブサワ・コウの意外な側面6連発

関連記事:はじめての三国志スタッフが選ぶ三国志おすすめゲーム3選

 

—自称皇帝の袁術をたっぷり紹介!—




よく読まれている記事

袁術

 

よく読まれている記事:【これは悲しすぎる】今や忘れさられた袁術の墓

 

朝まで三国志

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

kawauso 投壺

 

関連記事:三国時代の娯楽にはどのようなものがあったの?タイムスリップして当時の人に取材してみた

 

袁紹 曹操

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

この記事を書いた人:ろひもと理穂

ろひもと理穂

■自己紹介:

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。

 

■好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

 

■何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 【衝撃】秦の始皇帝陵は実は完成していなかった!壮大な地下宮殿と兵…
  2. 項羽(こうう)ってどんな人?史上最強の孤独な戦術家 Part.2…
  3. 【ネオ三国志】第7話:皇帝に就任した袁術と荀彧の秘策【蒼天航路】…
  4. 【キングダム好き必見】漫画をより面白く読める!始皇帝と秦帝国の秘…
  5. 項羽(こうう)ってどんな人?史上最強の孤独な戦術家 Part.1…
  6. 袁術は実はベトナムに逃げ延びていた!?【歴史ミステリー】
  7. 董卓が狼ならば、孫堅は何?袁術が真に受けた例え話
  8. ケチで有名だった曹洪の子孫はどうなったの?ケチが災いし処刑されか…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 姜維は北伐の失敗で衛将軍に降格したのに何で大将軍に復帰出来たの?【前半】
  2. 赤眉軍(せきびぐん)とは何者なの?後漢演義最強のDQN軍団
  3. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース18記事【5/15〜5/21】
  4. 阿会喃、死んだらあかいなん!!孔明に裏切られた良い蛮族
  5. 【諸葛亮の心に残る名言】強弩の末、勢い魯縞をも穿つあたわず
  6. 廬毓(ろいく)とはどんな人?曹氏三代に仕えた公平な人物

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

三国志 Three Kingdomsのここがすごい!スリーキングダムズを楽しむ3つのポイント 【第3話】戦え!于禁文則ん「曹操救出 黄巾の残党との戦い」 またまた発見!劉備の黒歴史、なんと劉禅には生き別れの兄がいた? 【シミルボン】カルトの手法は変わらない太平道の信者獲得法 【三国志の華佗を越える名医の名言】扁鵲が死人を生き返らせた時に用いた名言 まさにバーリトゥード!首絞め、刺殺、兜取り!何でもありだった。リアルな三国志の一騎打ちで馬超をフルボッコにした男がいた! 74話:孔明に嫉妬する周瑜 十常侍に学ぶ正しい謝罪!真土下座の花道【ビジネス三国志】

おすすめ記事

  1. 【祝】はじめての三国志!月間100万PV達成のお祝い
  2. 五人で国を創るとしたら誰を選ぶ?三国志この五人でしょコーナー
  3. 益州の牧・劉璋の配下で最強の武将は誰か?魏延や黄忠を打ち破ったあの武将
  4. マイナーですまん!袁術に滅ぼされた陳王 劉寵(りゅうちょう)
  5. キングダムで秦の天下統一の鍵を握っている斉の国って誰が建国したの?
  6. 129話:死せる孔明生ける仲達を走らす
  7. 86話:張松という男が劉備の運命を左右する 
  8. 劉備は旅好きだったのか!?北から南へ大移動の真相

はじさん企画

帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP