信、そして王賁が檄一発で部隊の士気をMaxにした結果、キングダムは、戦略の季節から、いけいけドンドンの将vs将の季節へ移行しました。
それに合わせ、これまでの思わせぶりな伏線もどんどん暴かれて勢いで回収されそうです。
姿の見えない王翦は、もしかして決着が着くまで出ないかも知れず、鄴攻め自体が尻切れトンボで終わる可能性も出てきました。
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この記事の目次
キングダム580話最新ネタバレ予想vol2 兵糧問題はもう解決
kawausoは、これまで鄴攻略編が兵糧を巡る地道な持久戦になると予想していましたがこれは、完全に外れる事になりそうです。
キングダムファンの中には、秦軍は50万石の兵糧を趙国内に運び込んでいて、それは数十日戦える規模だから、まだ十二日目という事を考えると、
王翦がどこかに兵糧を隠しているに違いない。
このような予想を立てている人もいますが、それについては簡単な解決法があります。
何のことはなく、目の前の趙軍を撃破して奪えばそれでいいのです。
趙兵だって飯を食っているわけですからそれが一番自然な対応でしょう。
つまり、王翦が救援にやってきて、兵糧が補給されるというようなしち面倒くさい展開は最初から必要なかったのです。
爆発的な破壊力を持って、趙軍左翼に突撃する飛信隊やそれに続く玉鳳隊、さらに亜光軍は、趙左翼を瞬殺すると見て間違いありません。
そうでなければ、なんの為の覚醒?という事になるからです。
兵糧不足は朱海平原より悪かった筈の橑陽攻めも、結局城を落として、犬戎族の兵糧を得てホクホクという終わり方でした。
キングダム580話最新ネタバレ予想vol2 王翦は鄴を攻めない
もう一つ、王翦が鄴を攻める為に出現する事はないと思います。
大きな理由は、王翦が最初におしのびで鄴の偵察にやってきたうえで、「この城は落ちぬ」と断言しているからです。
王翦のポリシーは必ず勝てる戦いにしか興味はないですから、朱海平原の戦いが片付いたからとて、のこのこ鄴を攻めて苦戦するようなら
自身のポリシーに反してしまいますし、仮に、攻め落とせそうなものであれば「最初の断言は何だったの?」という事になってしまいます。
これを回避する方法は、たった一つで鄴を攻めなければいいのです。
攻めなくても、鄴が自ら開城すればそれは王翦の断言もポリシーも侵す事はありません。
キングダム580話最新ネタバレ予想vol2 李牧は王翦に惨敗
攻める事なく鄴を陥落させる方法があるのか?もちろんあります。
現在、桓騎が陣取っている場所に山のような兵糧を積み上げればいいのです。
これには、閼与を陥落させ秦からの補給線を繋ぐしかありません。
現在、王翦は朱海平原にいないとkawausoは予想していますが、同時に李牧も朱海平原にはなく閼与で王翦と閼与を巡り戦っていると予想します。
何の説明もないのは、キングダムではいつもの事ですし、ワープ李牧であれば本陣を抜け出して、閼与に出現するのは王翦以上に容易でしょう。
そして、この戦いは史実通りに王翦の勝利で終ります。
或いは、李牧が気づいた時には、すでに挽回の余地は無かったで、終わりになるかも知れません。
こうして補給ラインを秦とつないだ王翦は顔も出さずに、次々と大量の兵糧を鄴城の前に積み上げてしまいます。
鄴城は、持久する事だけが戦いのモチベーションですから秦の補給物資が大量に眼前に積み上られれば、戦意喪失し自ら開城するしかなくなります。
つまり、鄴攻めにおいては、王翦は一兵も損なわず顔も見せず達成できるのです。
キングダム580話最新ネタバレ予想vol2 ポンコツ設定は李牧リベンジの伏線
それじゃあ、あまりに李牧がポンコツじゃね?そういう意見もあるでしょう。
しかし、史実的に言うと、ここで李牧はポンコツと呼ばれる屈辱を受けてくれないと、次のリベンジにおけるモチベーションに繋がらないのです。
史記、廉頗:藺相如列伝によると、紀元前233年、つまり現在のキングダム時間の3年後、李牧は、秦の攻勢にさらされる趙のピンチに
登用され桓騎を撃破します。
これが史実上において李牧が趙の総司令官になった最初です。
さらに、李牧は翌年、再び攻めて来た秦軍を撃退し、さらに削られてきた趙の領土を韓と魏の国境辺りまで回復する事に成功しました。
まさに八面六臂の活躍です、この大活躍のモチベーションこそが、紀元前236年に王翦によってかかされた雪辱を晴らすリベンジなのです。
もうすこし細かく説明すると、こういう事です。
紀元前236年:李牧、王翦に敗れて鄴を失う。
趙の悼襄王、自分の事は棚に上げ李牧に死罪を申し付ける。
しかし助命嘆願を受けて渋々李牧に謹慎を申し付ける。
悼襄王オフりすぎて死去、幽繆王が即位
紀元前235年:総司令官の地位は郭開の息がかかったボンクラ将軍に移行する。
雁門に戻った李牧は、王翦と秦にリベンジする為に数年かけて作戦を練る。
紀元前234年:その間、趙は秦軍の攻勢に負け続ける。
紀元前233年:李牧が再登板し、桓騎を破る。
紀元前232年:李牧、再度攻めて来た秦軍を撃破し、さらに韓・魏の国境まで
趙の領土を回復する。
紀元前229年:王翦、楊端和、羌瘣、再登板、李牧と対決
この間は、大体3年程度で幕間に一つエピソードを挟むのに手ごろです。
李牧の再登板(史実では初)までには、今回は李牧がポンコツ化して、多少迂闊なキャラになった方が都合が良いのです。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
今回の鄴攻めは、王翦の完全勝利に終わるでしょうが、そこでは李牧と王翦の直接対決は描かれないと予想します。
王翦の仕掛けに李牧が遅れを取り、すでに挽回は不可能と考えて、朱海平原を含め全局面から撤退する事でしょう。
趙将にしても李牧からは遠い、藺相如時代の遺物である堯雲と趙峩龍は討たれ逆に李牧に近い馬南慈は生き残って李牧と共に退却していき
秦に対してリベンジを誓うという流れになるのではないでしょうか?
残尿感が半端ない最期ですが、ここからさらに李牧と王翦の戦いとなると、話が間延びして仕方ないと思います。
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