正史三国志の丁奉は、孫権に仕え小部隊の隊長から始まり、孫晧時代には左大司馬にまで昇進した人物です。
そんな丁奉は「ネオ三国志」と言われた名作・蒼天航路にもちょこっとだけ登場しています。
蒼天航路に登場する丁奉はどのような人物だったのでしょうか。
「丁奉 蒼天航路」
「丁奉 馬忠」
などのワードで検索する人にもオススメ♪
関連記事:蒼天航路のスタンスは三国志演義と同じ!?
蒼天航路に登場する丁奉はなんと○○だった!?
蒼天航路に登場する丁奉はどのようなキャラだったのでしょうか。
丁奉は蒼天航路の最終回近くになって登場し、可愛い女の子になっているのです。
正史三国志の丁奉は小部隊の隊長として活躍し、体に大小の傷を負っていますが、蒼天航路の丁奉は可愛い女の子キャラで身体に大小の傷なんて、これっぽちも受けそうな雰囲気を全く出していません。また女の子になって可愛くなった丁奉にはある特技がありました。
それは戦場で上手に笛を吹くことで、味方の士気を上げる特技です。レンは蒼天航路の丁奉が笛を吹いているシーンを見ると北方謙三先生が書いた水滸伝や楊令伝に登場する浪子・燕青を想像してしまいます。
すいません。お話が脱線してしまいました。さて可愛くて笛を上手に操る丁奉はある人とも仲良くしていました。
丁奉の仲いい人は化け物!?
さて笛吹き丁奉の仲のいい人はいったい誰なのでしょうか。それは化け物のような人間です。
丁奉が仲良くしている化け物のような人間は阿憧と呼ばれた馬忠です。孫呉の馬忠と言えば、関羽を捕えることに成功した人物ですが、蒼天航路では化け物のような人物として描かれています馬忠のどんなところが化け物なのか。
それは馬忠が馬を生のままかぶりつき、言葉をほとんど発していない所です。しかし丁奉とは仲が良く、彼の言っている事には従順に従っています。そして蒼天航路の最終回で丁奉は化け物・馬忠を従えて関羽討伐戦で活躍しているのです。
関羽を捕まえた!!
丁奉は江陵から蜀へ逃亡する関羽を捕縛する作戦に参加。
丁奉は関羽が蜀へ逃亡する途中に伏兵となって潜み、馬忠達を率いて関羽へ攻撃を仕掛けます。丁奉は関羽の攻撃を受けて弾き飛ばされてしまいますが、馬忠は関羽に噛みついて離れず、彼を捕まえることに成功。馬忠は関羽を捕まえることに成功すると後からやってきた孫権から名前(馬忠)を与えられることになります。
丁奉は蒼天航路ではあまり出番がありませんが、もし蒼天航路の続編が掲載されれば、登場する機会も多くなるのではないでしょうか。
三国志ライター黒田レンの独り言
蒼天航路は今まで嫌われてきた三国志の悪玉・曹操を主人公に据えた三国志のマンガです。
このマンガは正史三国志を基にしつつ、三国志演義のエピソードを作者がアレンジを加えて書かれた三国志のマンガです。三国志には多くの登場人物がいて誰がどの人だっけと忘れてしまうことが多いと思います。
しかし蒼天航路は、一人ひとり個性あるキャラクターとして描かれているため、名前を忘れるようなこともなければ、キャラクターと登場人物の顔が一致しないような事にもなりません。また蒼天航路は三国志を題材にした歴史モノのマンガです。そのためちょっと難しくて読みにくいイメージを持たれている人がいると思いますが、そんなことは全然ありません。
笑いあり、ド迫力のアクション描写あり、ホロっと感動する場面もあるので、今までの歴史モノのマンガとは全然違い、読みやすいと思います。まだ蒼天航路を読んでいない「はじめての三国志」の読者がいると思いますが、ぜひ一度読んでみてください。
三国志が好きならば絶対ドはまりすること間違いないと思います。
■参考文献 講談社漫画文庫 蒼天航路など
【動画】劉備玄徳が三国志の英雄になれた理由
はじめての三国志はYoutubeでもわかり易さを重視した解説動画もやっています♪
解説動画が分かりやすかったらGoodボタンを!
気に入ったらチャンネル登録お願いします〜♪