大人気春秋戦国時代漫画キングダム、今回はあの王騎以来の因縁の戦いについに決着がつきます。
勝つのは王騎や蒙驁や、麃公の霊のパワーを発揮しているスピチャ信か、一人で山に籠りシコシコ何十年孤独な修行を続けた龐煖か
さあ、待ちきれない2019年最期のキングダム627話、早速レビューしてみましょう。
※この記事はキングダム627話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。
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監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム最新627話ネタバレ「十五日目日没」
朱海平原に陽が落ちていきます。夥しい数の戦死者、疲れ果てた秦と趙両軍の兵士、その中で少しだけ広めの円陣を造り、
信と龐煖は烈しい打ちあいを続けていました。丘の上には、それを見守る李牧とカイネ、どちらも人の代表同士の戦いを固唾を飲んで見守ります。
一方で、河了貂と那貴は馬を走らせて急いで信の元へ向かいます。どうやらテンちゃんは嫌な予感がするようですが、kawausoが思うに煽りでしょう。テンちゃんの嫌な予感は、あまり当たらないからです。
飛信隊は尾平も田永も、信！信！信！と名前を連呼して激励します。
それがエールになったのか信が龐煖に強烈な一撃を食らわせ、その一撃で龐煖が一瞬ぐらつきます。
キングダム最新627話ネタバレ「信、ロッキーになる」
グラっとしただけで龐煖は倒れません、再び態勢を立て直し、信の顔面に強烈な一撃、これがまともに命中！信は、再びダウンして膝をついてしまいました。もうダメか、、と思いきや、田有や田永が、さらに信！信！と名前を連呼します。逆に、渕さんや崇原は「やめろ！」と叫びます。どっちなんだ飛信隊。しかし、信は能面のような顔で、再び立ち上がります。
龐煖は解せぬ表情を強めます、段々と信がバケモノに見えて来たようです。
飛信隊では、尾平達が全力で信コール！、それを聞いて再び立ち上がった諦めない信、、そうです信は一人じゃありません。
飛信隊の仲間がいます。霊になってまで、力を貸す、漂、王騎、蒙驁、麃公のようなスピリチャルな助けもあります。
ここで負けるわけにはいかないのです。信は王騎の矛をうならせて、ルラアアアアアア！と叫びます。
キングダム最新627話ネタバレ「龐煖アポロ化、貴様、なぜ起き上がる？」
飛信隊が声の限りに叫ぶロッキーコールで立ち上がる信に龐煖は目を見開きます。
（何故だ、何故、貴様は立ち上がる、死ね、死ね、死ね！！）
しかし、恐怖心から今度こそ、信をぶちのめそうと一撃を加えます。
そこにようやく、河了貂が辿り着き、シーーーーーーーーン！と叫びます。
無駄無駄無駄無駄無駄ムダムダ無駄、無駄、無駄ァァーーー！！
恐怖心で気が狂いそうな龐煖は、再び、台風のような暴力の嵐を信に叩き込みます。
蓄積されるダメージ、震えるぞハート、燃え尽きる程ヒート、気を失いそうになり白目を剥く信（ヤバイ）ですが、それでも信は立ち上がり龐煖に向き直ります。
「お前の攻撃なんか、ウンコ食うより受けるのは簡単だぜ、もっともウンコ食った事ないけれども」
足の骨を粉砕され、あうあう状態の羌瘣も泣きそうな顔で信に手を伸ばしています。
無駄無駄無駄無駄無駄ムダムダ無駄、無駄、無駄無駄無駄無駄ムダムダァァーーー！！
龐煖は攻撃を受け止めた信を押し倒し、さらに、倒れ込んだ信を矛で狂ったようにブッ叩きます。
その情け容赦のない攻撃に涙を流す河了貂、これはヒドイ、ヒール、一片の情けもないヒールです龐煖！まさにキングダムのゴキブリ野郎アルティメットコックローチ龐煖の誕生です。
キングダム最新627話ネタバレ「龐煖自信喪失」
全力でブッ叩いたのに、信はさらに立ち上がってきます。これで龐煖は明らかに自信を喪失しました。
そうなると、元々、山に籠るような中二病気質、得体の知れない暗闇に突き落とされて、己が武神どころか童貞魔法使いである事を否応なく痛感します。
（何故だ、これまでの我の行いは、こんな小僧を砕く事ができない程に脆いものであったのか？我は武神ではなかったのか、人を超える道はなかったのか）
ブツブツと考えてしまう龐煖に趙軍の兵士が気づきます。こりゃやべえ、ワレブ、信を倒せないかもしれねえぜ。
じゃあ、馬陽みたいに俺達が援護しなきゃだな、そして姑息な作戦を計画します。
その時、丘の上にいる李牧が気が付きます。龐煖が矛を握る手が明らかに弱まっているのです。
（次の一撃が勝負の決め手です）
龐煖、考える事を止めて再び獣に戻って、今まで以上の大声を張り上げます。
【次のページに続きます】
