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この記事の目次
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- 「お城=天守閣」「仙台城=伊達政宗」のイメージになってはいないか
- 仙台(青葉)城築城時には伊達政宗の夢は終わっていた?
- 徳川家康の命で築城された。敵は上杉家?それとも伊達家自身?
- 最大の見どころは日本一と評された「天然の要塞」
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- 戦国時代の最後に造られた山城は平和の時代に不必要
- 仙台(青葉)城の石垣・「切石整層積み」と「すずめ踊り」
- 市民の要望で再現された大手門脇櫓
- 仙台城VRゴーでタイムトリップ体験(青葉城資料展示館)
- 仙台(青葉)城は「廃城令」を逃れることが出来ず、最後は戦火で焼失
- 土方歳三ファンは必訪。激怒して会議を飛び出した因縁の地
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- 奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊とは?
- 戦国時代ライターかずさんの独り言
奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊とは?
奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊とは、杜の都・仙台をPRするために結成された、仙台市の観光PR部隊です。様々なイベントを通じて、仙台(青葉)城鑑賞を盛り上げてくれています。公式サイト上で仙台(青葉)城での出陣予定や、各種イベントの予定が掲載されていますので、日程を合わせて参加してみてはいかがでしょうか。
ちなみに奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊は、「伊達政宗」、「伊達成繁」、「片倉小十郎景綱」、「茂庭綱元」、「支倉六右衛門常長」、「くの一 畑」、そして「松尾芭蕉」で構成されています。構成員の全国的な知名度でいうと、なごやおもてなし武将隊には叶わないですが、個人的には「支倉六右衛門常長」と「松尾芭蕉」の活躍ぶりが気になります。
戦国時代ライターかずさんの独り言
いかがでしょうか。仙台(青葉)城に対する興味が溢れんばかりに湧いてきたのではないかと思います。前述にもありました通り、天守閣ではない、防御のための軍事拠点としての、そして自然の要害としてのお城の魅力が仙台(青葉)城には詰まっています。
「戦国時代=伊達政宗」だけではなく、「幕末=土方歳三」ファンでも愉しめる、歴史の「たられば妄想シミュレーション」の聖地です。土方歳三ファンである筆者は、土方歳三が率いる軍が仙台(青葉)城で新政府軍を迎え撃ったらどうなっていたか、という「たられば妄想シミュレーション」が止まりません。「お城=天守閣」ではないということを体現しに、ぜひ仙台(青葉)城に来てみて、歩き回ってみてください。
参考URL:
・仙台城VRゴー(外部リンク)
・石垣は語る-石垣修復工事の概要-(仙台市:外部リンク)
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