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今日のkawauso16「鍾会の墓参り」

2020年8月21日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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三国志演義では、蜀に攻めて来た鍾会(しょうかい)が定軍山を通過した辺りで、諸葛亮(しょかつりょう)の霊力に脅され、自ら諸葛亮の墓参りに向かい、その霊を鎮めるという話がある。

いかにも、魏を悪者にしたい三国志演義の創作に見えるけど、実は、この話は全くの創作ではない。

野望が膨らむ鍾会

 

正史三国志でも鍾会は、西方の陽安口という所を通りかかると、人を派遣して諸葛亮の墓の祭祀を行わせた記録がある。

なかなか、戦争中に敵陣に属する人物の墓の祭祀はしないように思うが、こういう杓子定規な所が鍾会の鍾会足る所のように感じる。

それとも、鍾会なりに諸葛亮に敬意を抱くような何かがあったのだろうか?

 

前回記事:今日のkawauso15「サバサバした辛毗」

 

鍾会特集

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-kawauso編集長ぼやき