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case3:義理をおっことした呂布と正反対トレード
もう一つ考えたいのが呂布!
この呂布は董卓の元にいた頃の呂布をイメージして頂きましょう。
そもそもとして関羽と呂布は共に一騎当千、赤兎馬に乗っていたなど、共通点が見られる武将。創作では貂蝉を見た関羽が一目惚れをしてしまいながらも「これは後に危険になる」と敢えて切り殺してしまうなどの話もあり、もしかしたら呂布と違って関羽は董卓に最期までついていっちゃうのでは!?
……関羽の性格と董卓の性格が合うのかどうかは、今回はひとまず置いておくということで。
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結論:関羽の性格を読めないと上手く使えない
さてさて、色々な妄想ばかりを並べましたが、どれもこれもキーポイントとなるのは、「関羽をどれだけ上手く使えるか」だと思います。
これはどんな武将にも言えることですが、関羽は前述したようにプライドが高い部分が大きく、時として不遜な態度を崩しません。そんな時に主がどれだけ関羽の機嫌を損ねないように誘導できるか……それが関羽のポイントだと思います。
ここまで言ってしまうと「じゃあもう劉備でいいじゃん!」ってなっちゃいますが。そうではないルートを模索するのが三国志とりかへばや。皆さんの考察もぜひ聞かせて下さいね。
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三国志ライター センのひとりごと
個人的に三国志とりかへばや、想像するだけで本当に楽しいです。今回は敢えて関羽だけに注目しましたが、取り換えた張遼や甘寧、呂布なんかがそちらでどうなるか……そんなことを想像するのもまた楽しいものです。
え?呂布は劉備を裏切ることが証明されてるって?
それはまあそうなんですが……そうならないルートも考えてみるということで!
皆さんも三国志とりかへばや考察、どうぞ話の種によろしくお願いいたします。
どぼん!
参考文献:蜀書関羽伝
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