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キングダム716話ネタバレ壁が今度こそ危ない!「打開策の有無」レビュー考察

2022年4月14日


 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし馬に乗って戦う飛信隊の信

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム

第716話は王騎の矛を振り上げた馬上の李信の扉絵からのスタートです。

完全な包囲を受ける形になった桓騎軍ですが打開策は主人公李信の行動から始まるからも知れません。

それでは、行ってみようキングダム716話がキターーーーー!

kawausoさんのキングダムがキター!

 

※こちらの記事にはキングダム716話のネタバレが含まれています。

 

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム716話ネタバレ「左翼が定位置の蒙恬」

 

では、現在の飛信隊の状態をみるために久しぶりのkawausoの地図です。

図のように趙軍を上として見ると飛信隊が右翼、壁の部隊が中央、そして蒙恬の楽華軍が左翼です。

奇しくも朱海平原の戦いと同じような配置ですね。

 

しかし、戦況は絶望的で右翼、左翼、中央とも洪水のような趙軍の将兵に押されて大ピンチです。

 

 

 

キングダム716話ネタバレ「長いナレーション」

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

さて、ここでキングダムの神こと作者から丁寧なナレーションが入ります。

 

神様いわく、「通常平地戦では圧倒的な兵力差がある戦いは行われない。

弱小の軍の方が開戦を避けて籠城するか退却するか降伏するからだ。

それが開戦になるのは、弱小軍の方に引けぬ理由があるか、何か特別な秘策があるかである。」

 

ふむふむという感じですが、さらにナレーションは続きます。

 

「昨年、桓騎軍は三倍の扈輒(こちょう)軍と戦ったが、まさにそこでは不利を逆手に取った奇策で桓騎が勝利した。

あの戦いは桓騎が扈輒軍を誘い込んで始まった戦いであった。

しかし、今回は全くの真逆で2倍以上の趙軍がその姿を隠し、桓騎軍を敵地奥深く誘い込んでの開戦である。

兵力差も地の利も練り込まれた策も敵側に分がある場合、勝ち目はない。

秦軍にとっては、そんな戦いが突然始まってしまった」

 

これだけ長いナレーションが必要になったのは、桓騎軍だけではなく読者にも情報を与えていないので、

「え?今、キングダムどうなってんの?」と混乱した読者が多かったからかも知れません。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム716話ネタバレ「壁が遂に壁死か?」

広武山決戦時の劉邦

 

そんなわけで、趙軍は多くても同数と聞かされていた秦の兵士は倍以上の趙軍の勢いに押されて士気が低下気味です。

逆に趙兵は秦の兵力が14万と自分達の半分以下である事を把握しているので強気に攻めてきます。

 

どこでも危ないのですが、特に前衛に立っている壁軍に対する趙の攻撃は強力でした。

それでも真面目な壁将軍は、自分達が潰れたら桓騎軍の本隊が危険にさらされると、なかなか後退しません。

 

そしてどういうわけか桓騎の本陣から援軍はまるで来ず、壁は中間の北東部軍の文范(ぶんはん)に援軍を派遣してもらおうとします。

 

この時、趙兵の投げた槍が壁の右目に命中!

槍は後頭部に到達しているので、これは壁死になってしまったでしょう……

kawausoさん

 

…というのは嘘でギリギリの所で山の民のナジャラ族に救われました。

 

 

はじめての孫子の兵法

 

キングダム716話ネタバレ「大ピンチの蒙恬」

バジオウ

 

そして、ナジャラ族は逃げようとしない壁を強引に自分の馬に乗せると背後に退却します。

同じ頃、左翼を守る蒙恬も大ピンチでした。

正面は猛将の愛閃(あいせん)が守っているものの、完全に包囲されそうな勢いです。

陸仙(りくせん)の陽動作戦も通じず、桓騎本軍からの援軍もありません。

 

こちらでも中間の北東部軍から援軍として二千人がやってきて、ようやく抑え込んでいる状態です。

役に立たないかと思いきや、文范はイイ仕事をしているようです。

 

「ダメだ傷口を塞ぎに行っても、ただ少し延命しているだけだ。

何か李牧の想定外のことをせねば戦況は打破できない。だが、一体何ができる。」

 

自問自答している蒙恬でした。

 

はじめての諸子百家

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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