男の子は三日間会わないだけでもびっくりするほど成長しますよ、何て言ったのは呉のあの方。そして実は成長していた武将と言えば、一喝万敵退ける強者・張飛!
そこで今回は「張飛の知力最終的にはどの程度だと思う?」を聞いてみました。皆さんが考察する張飛の知力数値は果たして?
※今回は「80以上、75以下、65以上、50以下。何だかちょっと分かりにくい感じがします」というように、だいぶ困惑された方も多かったようです。コメント抽出もちょっと偏らせて頂きますが、どうぞよろしくお願いします。
募集期間:2021年6月(1週間)
この記事の目次
「まあ高い方じゃないかな?」80以上
「知力は高いと思うけど、劉備の忠告から推察すると、必要以上に厳しい罰を与えた部下を近くにおいていたのでその部下に殺されたみたいて、張飛としては、厳しくすることできちんと統制のとれた部隊にしようとしただけで、間違った事をしていないから問題無いと思ってたのかもしれないけど、部下としてはなぜこんなことで厳しい罰を受けるのかみたいな感じで不満が溜まる一方なので、要するに思慮深くはなかったんだろうなぁ」
「あんまよく知らないけど武将として見たら正史基準だと結構高そう。(70と80の間ぐらい?)演技基準だと完全に脳筋。人間性がどうってのは知力とはまた別問題だから…ほら法正だってね」
引用元:はじめての三国志TV
まずはちょっと高めに分析している方々のコメントをピックアップさせて頂きました。確かにいくつもの苦難を、局面を乗り切るというのはただ強いだけでは不可能です。
それに張飛は娘二人を劉備の息子、劉禅の妻に出している所だけを見ると、意外と政治を理解しているのか?と思う時もありますね。うんまあ人間性を取り上げるととんでもなく評価が下がっちゃう訳なんですが。
こちらもCHECK
-
劉璿とはどんな人?劉禅の皇太子は凡庸ではなかった?成都大擾乱に散った劉備の孫
続きを見る
「そこそこはあるとは思うけれど?」75以下
「70以下にしました。色んな死線をかいくぐりながら最期は殉職な様相を呈していますから。2段階昇格って事で」
引用元:はじめての三国志TV
個人的に二段階昇格、というのが実に面白いコメントでした。確かに色々とあったけどずっと仕えてきた家臣、最期は不幸にも部下に裏切られて死んでしまった……とだけ言うと、二段階昇格はありかもしれません。
ただ張飛の問題点は「裏切られたのがだいたい自業自得」というのがネック。本当にこれさえなければもうちょっと大々的に評価できる武将なんですけど……。
こちらもCHECK
-
張飛の最期は呆気なさすぎ?謎が残る張飛のラスト
続きを見る
「まあこれくらいはね?」65以上
「多くの戦闘で部下を率いて戦い、勝利しているので、低知力の脳筋とは言えないだろう。65~70位はあると思うね。まあ部下への接し方がまるでダメなんで人間性には問題があるが」
引用元:はじめての三国志TV
繰り返しますが、人格については実は三国志には問題児はかなりいるので張飛だけが特別ダメって訳じゃないんですよね。
ただ「劉備が普段から注意していた」「それでも態度を改めなかった」「その上で自業自得のような最期を迎えてしまった」という点が張飛の評価点を他の武将よりも落としてしまっている所ではないでしょうか。
こちらもCHECK
-
張飛の体格がマッチョなのはトルコ人設定だったから!
続きを見る
「いやそんなないんじゃないかな」50以下
「少なくとも呂布よりましくらいと思う。50くらいですかね」
引用元:はじめての三国志TV
呂布よりましと言われるとだいぶ字面がおかしい(苦笑い)個人的には呂布も悪くはないのですが、その場その場の判断で結構大きな判断をしてしまうので、ちょっと考えが足らない所がありますね。
張飛も劉備に「いや暴力振るった奴を傍に置いとくなよ!」と言われて(そして聞いていない)いるので、自分の行動がどう返ってくるかを理解していなかった所はありますよね。もしかしたら自分の方が強いからあいつらじゃどうにもできないぜ!くらいの考えだったのかも……?
こちらもCHECK
-
史実の張飛はどんな人だったの?インテリ層を大切にしていた張飛
続きを見る
「張飛は知力よりも」その他
「戦場においての計略とかはそれなりにできたのだと思う。でも知力ってそれだけの事じゃないと思う。平時での政は勿論、人との接し方、話し方とかで知がある人と無い人とでは印象が全く違う。もし、高い知力であるならばもっと長期的で広い視野を持ち、劉備、孔明の戦略をよく理解できたはず。しかしながら結果として酒に溺れて寝首掻かれてしまうのだから、知の評価は低くて当然だと思う」
引用元:はじめての三国志TV
色々と述べましたが、このコメントが今回の集大成だと個人的に思いました。例えば魏の賈クは、ご存知の通り曹操の元は敵で、大打撃を与えた過去もありました。にも拘らず、曹操の信頼は厚く、周囲へも相当気を付けて相対していたのだと思われます。
戦乱の世ですから、いつどこで誰かから恨みを買うのは仕方のないことでしょう。ただし恨みにも、買い方がありました。買い方に気を付けないと、恨みは相当な金額に膨らみます。そのマイナスを打ち消せるのは、本人の人格と、それまで積み重ねた信頼、周囲の評価です。
張飛は劉備だけでなく、周囲からの評価も高かったと思われます。ですがあの日、あの時、それを恨みのマイナスが越えてしまったのではないでしょうか。その計算を知らなかった、というと、やっぱり張飛の「知」にはどうしても、厳しい評価をしてしまいますね。
こちらもCHECK
-
『三国志演義』での張飛の活躍にアカデミー賞レベルの演技あり!?
続きを見る
三国志ライター センのつぶやき
今回はちょっとアンケート調査が分かりにくくて申し訳ありませんでした。今後のアンケートに活かさせて頂きます。
ただそんな中でも、皆さんのたくさんのコメント、本当にありがとうございました。また張飛の知力ステータスについて、色々な考察は見ていて面白かったです。今後もどうぞ、はじ三をよろしくお願いします!ちゃぽーん。
こちらもCHECK
-
4105名に聞きました!三国志にまつわる数字と言えば?十面埋伏?八門金鎖の陣?
続きを見る