大人気春秋戦国時代漫画キングダム。731話において、2週をかけた宜安城攻めが終了し城は陥落確実となりました。そうなると次に気になるのは、宜安において拷問と虐殺が起きるかどうかですが、今回はその点を解説してみましょう。
この記事の目次
キングダム732話ネタバレ展開予想考察「砂鬼一家は虐殺できない」
あくまでも現状ではという保留がつきますが、宜安城が陥落しても砂鬼一家が拷問と虐殺を実行するのは厳しいでしょう。
理由は、今回の宜安城攻略の功労者である李信が虐殺を嫌っていて、また率いている兵力も飛信隊と楽華軍が主体で范善の兵力は僅かしかありません。漫画を注意深く見ても、砂鬼一家は戦線に配置されていない事から実際の戦闘でまともな戦力にはならない弱い部隊である事が分かります。
つまり、砂鬼一家が拷問と虐殺を要求しても力ずくでそれを押し通す事は不可能です。
蒙恬の言う2つの条件とは?
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キングダム732話ネタバレ予想考察「籠城戦で虐殺は得策ではない」
また、今回は虐殺が成立しにくい状況にあるとも言えます。今後、秦軍が宜安城に籠城する上で宜安の人々の協力を得る必要が出てきます。もっとも、だからって武力で脅して城壁の上に立たせて防戦させるのは、とても信用できないので無理でしょうが、表で戦う秦軍のサポートはさせようとするでしょう。
その前段階で砂鬼一家の拷問や虐殺を許したらどうなるのか?
「ああ、こいつらもクソ桓騎と同じなんだ」と宜安の民衆に思われ消極的に籠城を邪魔されないとも限りません。ここを考えて河了貂が砂鬼一家が虐殺の無意味を解くのではないでしょうか?
桓騎と砂鬼の関係性とは?
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—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム732話展開予想考察「桓騎が戻ってきたらどうなる?」
ここまでは桓騎が宜安にやってきていない前提で解説しました。
では、桓騎がやってきた場合はどうなるのでしょうか?
その場合でも拷問と虐殺を砂鬼一家に続けさせるのは難しいと考えます。理由は桓騎が率いている直轄軍の少なさです。李牧に対する報告では桓騎の本陣は数百人レベルでしかなく、負傷兵込みとはいえ、1万人を保有する飛信隊と楽華軍とでは物量が大きく違います。
もちろん桓騎は秦国六大将軍で李信や蒙恬よりも格上ですが、飛信隊も楽華軍も元々は小さな別動隊から李信や蒙恬の統率力で大きくなった部隊であり、上官の桓騎の命令だからとて李信や蒙恬の命令を無視しないでしょう。
そう言えば赤麗城はどうなった?
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