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キングダム732話ネタバレ予想「宜安城の虐殺は起きない!その決定的理由は?」

2022年9月5日


 

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内容に納得がいかないkawauso様

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム。731話において、2週をかけた宜安城攻めが終了し城は陥落確実となりました。そうなると次に気になるのは、宜安において拷問と虐殺が起きるかどうかですが、今回はその点を解説してみましょう。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム732話ネタバレ展開予想考察「砂鬼一家は虐殺できない」

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

あくまでも現状ではという保留がつきますが、宜安城が陥落しても砂鬼一家が拷問と虐殺を実行するのは厳しいでしょう。

 

理由は、今回の宜安城攻略の功労者である李信が虐殺を嫌っていて、また率いている兵力も飛信隊と楽華軍が主体で范善の兵力は僅かしかありません。漫画を注意深く見ても、砂鬼一家は戦線に配置されていない事から実際の戦闘でまともな戦力にはならない弱い部隊である事が分かります。

 

つまり、砂鬼一家が拷問と虐殺を要求しても力ずくでそれを押し通す事は不可能です。

 

蒙恬の言う2つの条件とは?

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長
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キングダムネタバレ考察

 

 

キングダム732話ネタバレ予想考察「籠城戦で虐殺は得策ではない」

三国志 剣閣のお城

 

また、今回は虐殺が成立しにくい状況にあるとも言えます。今後、秦軍が宜安城に籠城する上で宜安の人々の協力を得る必要が出てきます。もっとも、だからって武力で脅して城壁の上に立たせて防戦させるのは、とても信用できないので無理でしょうが、表で戦う秦軍のサポートはさせようとするでしょう。

 

その前段階で砂鬼一家の拷問や虐殺を許したらどうなるのか?

 

「ああ、こいつらもクソ桓騎と同じなんだ」と宜安の民衆に思われ消極的に籠城を邪魔されないとも限りません。ここを考えて河了貂が砂鬼一家が虐殺の無意味を解くのではないでしょうか?

 

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—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代

 

 

キングダム732話展開予想考察「桓騎が戻ってきたらどうなる?」

桓騎

 

ここまでは桓騎が宜安にやってきていない前提で解説しました。

 

では、桓騎がやってきた場合はどうなるのでしょうか?

 

その場合でも拷問と虐殺を砂鬼一家に続けさせるのは難しいと考えます。理由は桓騎が率いている直轄軍の少なさです。李牧に対する報告では桓騎の本陣は数百人レベルでしかなく、負傷兵込みとはいえ、1万人を保有する飛信隊と楽華軍とでは物量が大きく違います。

 

もちろん桓騎は秦国六大将軍で李信や蒙恬よりも格上ですが、飛信隊も楽華軍も元々は小さな別動隊から李信や蒙恬の統率力で大きくなった部隊であり、上官の桓騎の命令だからとて李信や蒙恬の命令を無視しないでしょう。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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