[if三国志]もしも劉邦軍と劉備軍が入れ替わったら?

2023年12月7日


土いじりをする劉備

 

 

むしろを売って慎ましく暮らしていた親孝行(おやこうこう)な好青年・劉備(りゅうび)。しかし、彼は漢王室(かんおうしつ)の血を引く、覇王となる資格のある者だった…!

 

三国志の主人公・劉備

 

 

みにくいアヒルの子もビックリのザ・主人公なこの設定。

 

劉備玄徳が眩しい理由 三国志

 

 

劉備が『三国志演義(さんごくしえんぎ)』における主人公であることはまごうことなき事実ですが、()を正統としているはずの正史(せいし)三国志』についても「実は劉備が正統なんじゃね…?」と長年にわたり議論が繰り広げられるほどです。

 

曹操と劉備

 

ライバルたちと覇を争った劉備ですが、

 

劉邦と項羽

 

 

その祖とされる漢王朝(かんおうちょう)高祖(こうそ)劉邦(りゅうほう)もまたライバル・項羽(こうう)と覇を争っていました。

ところで、もしも…もしもですよ?

 

劉邦と劉備

 

 

劉邦(りゅうほう)軍と劉備(りゅうび)軍とがまかり間違って入れ替わり、劉備軍が項羽(こうう)と天下を争い劉邦軍が三国時代の英雄たちと争うことになっていたら一体どうなっていたのでしょうか?今回はそんなたられば妄想話を全力で展開してみたいと思います。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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けっこう似ている劉邦と劉備

キングダムと三国志 信と曹操のはてな(疑問)

 

そもそも「なぜ劉邦と劉備を入れ替えてみようかと思ったのか?」という疑問を抱いた人も多いでしょう。

 

三国志ライター chopsticks

 

その理由は、劉邦と劉備が似ているという点にあります。

 

 

劉邦はヤンキー

 

 

劉邦はその辺によくいるチンピラっぽい人でしたが、人望が厚く謙虚(けんきょ)であったために

 

 

張良と劉邦

 

 

張良(ちょうりょう)蕭何(しょうか)といった名臣をはじめとする優秀な家臣に恵まれました。

 

張飛、劉備、関羽の桃園三兄弟

 

 

一方、劉備の方も持ち前の徳の厚さで関羽(かんう)張飛(ちょうひ)義兄弟(ぎきょうだい)の契りを結び、諸葛亮(しょかつりょう)三顧の礼(さんこのれい)で迎えるなど多くの優秀な人材を集めてきました。

 

子供時代の桃園三兄弟

 

劉備の姿を見て「高祖・劉邦が再臨した…!」と思った人もいたことでしょう。そんな2人の軍がもしも入れ替わったとしたら…?ちょっと気になりはしませんか?

 

 

 



劉備軍は項羽を降せたか?

魔のトリオ攻撃が劉備を追いつめる

 

まずは劉備軍が新末期にタイムスリップした場合について妄想してみましょう。

 

項羽(はじめての三国志)

 

劉邦軍は最初の頃、後のライバルとなる項羽(こうう)軍の一派でしたが、劉備軍もまた、力を蓄えるまでは項羽軍の傘下に入っていたと思われます。

 

劉邦と項羽

 

その後、かの有名な「誰が咸陽(かんよう)に一番乗りする?ゲーム」が始まるのですが、劉邦は咸陽入りを決めたものの、項羽の剣幕にビビりまくって鴻門の会(こうもんのかい
)
で謝り倒していました。

 

果たして劉備はどうするでしょうか?

 

劉備に足りないもの 三国志

 

部下にいくら説得されても「デモデモダッテ…」と優柔不断で有名な劉備ですから、正直「咸陽(かんよう)一番乗り!」をキメるとは思えません。おそらく劉備軍はひとまず項羽の顔を立てて項羽に咸陽入りを果たさせると考えられます。

 

蜀の劉備

 

 

結果、劉邦のように辺境の地・漢中(かんちゅう)に飛ばされるようなこともなく、項羽の近くで虎視眈々(こしたんたん)とその座を狙うことになるでしょう。

 

 

人望のある劉備

 

 

そして、人望が薄い項羽の周囲の人物を持ち前の徳の力で引っぺがしていき、誰かさんが内乱を起こすのに乗じて天下を乗っ取るのです。

 

 

張飛、劉備、曹操

 

 

武勇に優れる項羽(こうう)ですが、劉備(りゅうび)には武神(ぶしん)関羽(かんう)張飛(ちょうひ)がついているので恐れるに足らないでしょう。

 

 

悪い顔をしている諸葛亮孔明

 

 

また、知恵者の范増に対しても諸葛亮(しょかつりょう)張良(ちょうりょう)よろしくうまいこと対処してくれるはず。劉邦よりも劉備の方がスムーズに天下を取っていたと考えられます。

 

 

 

劉邦軍は中華統一を果たせたか?

劉邦

 

打って変わって劉邦軍が三国時代にタイムスリップしたとしたら…?

 

曹操

 

 

劉邦軍も劉備軍と同様に曹操(そうそう)やら孫権(そんけん)やらとくんずほぐれつすることでしょう。

 

 

劉邦

 

 

しかし、劉邦には劉備とは異なる思い切りの良さがあるため、劉備よりもうまく立ち回っていたと考えられます。

 

 

劉備と張松(ちょうしょう)

 

 

たとえば、劉備であれば「同族を騙すなんてできない!」とデモデモダッテで受け入れなかった成都乗っ取り作戦を劉邦は二つ返事で受け入れていたと考えられます。このような劉邦の性格が幸いして劉邦軍はうまく事を運んでいくでしょう。

 

 

曹操と機密保持

 

 

ただ、最大のライバルは武力馬鹿の項羽とは異なり、武力のみならず知力も抜群の曹操ですから、天下統一の夢を果たすことができたかといえば微妙です。

 

 

張良

 

 

しかし、張良(ちょうりょう)蕭何(しょうか)韓信(かんしん)といった優秀な部下たちがいた劉邦軍は

 

張良と劉邦

 

 

曹操相手に劉備軍と同等かそれ以上の戦いを見せてくれたのではないでしょうか。

 

 

三国志ライターchopsticksの独り言

三国志ライター chopsticks

 

劉邦と劉備という男に惚れられるという点で似ている2人。似ている2人が入れ替わったところで歴史が大きく変わることは無いと思う人もいるかもしれませんが、入れ替えた場合を妄想してみると2人が描く『史記(しき)』と『三国志』はとても面白そうでした。

 

劉邦と陳平と張良

 

思い切りの良い劉邦とデモデモダッテちゃんな劉備。それぞれが描く『史記』と『三国志』をいつか読めたら…。

 

 

劉邦と張良と陳平

 

 

本当に歴史というものはよくよく妄想を掻き立ててくれるものですね。

 

 

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清朝考証学を勉強中。 銭大昕の史学考証が専門。 片田舎で隠者さながらの晴耕雨読の日々を満喫中。 好きな歴史人物: 諸葛亮、陶淵明、銭大昕 何か一言: 皆さんのお役に立てるような情報を発信できればと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。

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