この記事の目次
- 1ページ目
- 狭まる李牧の包囲網と、追い詰められる両隊
- 涙を流す河了貂……この圧倒的無力感は「大軍師覚醒」の特大フラグ
- 飛信隊と楽華隊の「絆」すらも盤面に組み込む策略
- 理詰めキラー!理詰めを破壊する「元・韓軍」の強襲
- おとぼけがもっとも胸を打たれたシ882話のシーン
- 2ページ目
- 降伏将軍の躍進:歴史に見る異国での活躍
- 退却戦の華にして最難関!「殿(しんがり)」を務めるヨコヨコの生存確率は?
- 李牧が悟った「李信という最大の脅威」
- 損得を超えて人を惹きつける将軍たち
- 882話以降の展開予想と残された懸念点
- 抜け出した先も地獄!?おとぼけが読み解く「李牧の次なる一手」と羌瘣の動向
- 3ページ目
- ここからのゲームチェンジャーは羌瘣じゃないかな?
- キングダム(春秋戦国時代)ライターおとぼけの独り言
降伏将軍の躍進:歴史に見る異国での活躍
今回のヨコヨコや洛亜章のように、かつて敵対していたり、他国に属していた将が新たな国で目覚ましい活躍を見せるケースは歴史上にも多く存在します。
例えば、三国志に登場する張遼(ちょうりょう)は、元々は呂布に仕えていましたが、曹操に降伏した後は魏の主力として合肥の戦いなどで伝説的な武功を挙げました。また日本史においても、藤堂高虎(とうどうたかとら)のように主君を何度も変えながらも、その卓越した実力で徳川家康の側近にまで上り詰めた武将がいます。亡国の将であっても、自身の才覚と新しい主君(あるいは仲間)との巡り合わせによって、歴史に名を残す大活躍を見せるのは、戦乱の世の大きな醍醐味と言えます。
……となると、ここでの展開は史実的にもまぁありえなくはないよね。「いや待て、そもそも降伏したばかりの武将に、いきなり独断で奇襲をかけられるほどの軍事権限があったのか?」
という野暮なツッコミは、ここでは一旦置いておきましょう(笑)。細かいことは気にしない!だって漫画だもの!エンジョイ、歴史系エンタメバトゥル!!
退却戦の華にして最難関!「殿(しんがり)」を務めるヨコヨコの生存確率は?
今回、ヨコヨコと洛亜章が自ら買って出た「殿(しんがり)」。これ、言葉にするのは簡単ですが、実際の戦場においては「最も死亡率が高く、最も過酷で、最も名誉な任務」なんです。 自軍を逃がすために、迫り来る敵の大軍を最後尾で食い止める。追撃の勢いをモロに受けるため、並の武将なら一瞬ですり潰されてしまいます。
日本の戦国時代でも「金ヶ崎の退き口」など、殿を務めた武将が後世にまで語り継がれるエピソードは数多くありますよね。(あ、日本の歴史に興味が出たら、ぜひうちの姉妹サイト『ほのぼの日本史』もチェックしてね!笑)
では、絶望的な敵中ど真ん中に残されたヨコヨコと洛亜章の生存確率はどうなのか? おとぼけの予想は……ズバリ「生存率80%」です! なぜなら、彼らは正規軍の統制された動きではなく、少数精鋭のゲリラ的な機動力と突破力に長けているから。趙軍の包囲の「陣形」が完成する前に内側からかき乱し、大混乱に乗じてあっさり脱出ルートを見つけるんじゃないかと睨んでいます。次回、血まみれになりながらも「ヨコヨコ〜!」と笑って合流してくる彼らの姿に期待しましょう!
李牧が悟った「李信という最大の脅威」
この出来事の最も興味深いポイントは、李牧がフリーズ状態から復帰した直後に導き出した推論です。なぜ、元・韓軍がここにいるのか? それは「飛信隊(李信)が窮地に陥っているから」に他なりません。
損得勘定や軍略の合理性ではなく、「あいつを助けたい」という純粋な情と絆で軍を動かしてしまう李信の底知れぬカリスマ性。李牧はここで、李信を単なる猪突猛進の猛将ではなく「稀代の大将軍になる器」として明確に再評価したと考えられます。同時に、計算不能な変数(イレギュラー)を生み出す李信を、「ここで確実に討ち取らねばならない最大の脅威」として、李牧の中の危険度ランキングが跳ね上がった瞬間でもあったはずです。
損得を超えて人を惹きつける将軍たち
李信がヨコヨコたちを動かしたような「情」や「人脈」による求心力も、歴史上の名将たちに共通する要素です。
三国志の劉備(りゅうび)は、その最たる例でしょう。彼は自らの義理堅さと人徳によって、関羽や張飛といった一騎当千の猛将、そして諸葛亮といった天才軍師を惹きつけ、強大な国を創り上げました。日本史(手前味噌ですが、当社の『ほのぼの日本史』もよろしくね!)における豊臣秀吉も、天性の「人たらし」として敵将をも味方に引き入れる圧倒的な魅力を持っていました。李牧のような理詰めの戦術家にとって、こうした「計算外の人の繋がり」で局地的な劣勢を跳ね返してしまう武将は、最も戦いづらく恐ろしい存在なのです。
……と、ここでいきなり三国志の話題をブッ込んでしまって申し訳ない!でも聞いてくれ、当メディアの正体は泣く子も黙る『はじめての三国志』なんだ。キングダムも最高にアツいけど、ウチのメインは三国志なんだぜ!この激熱な展開を機に、ぜひ三国志の世界にもどっぷり浸かってみてほしい!(ド直球の宣伝乙!)
882話以降の展開予想と残された懸念点
ヨコヨコと洛亜章が怒涛の勢いで趙兵を引き受け、自らが殿(しんがり)となることで、信と蒙恬は辛くも死地を脱出しました。彼らの熱い心意気に応え、悔しさに歯を食いしばりながらも前を向いた信の姿は非常に印象的でした。
抜け出した先も地獄!?おとぼけが読み解く「李牧の次なる一手」と羌瘣の動向
ヨコヨコたちの決死の援護で、見事(?)李牧の必殺陣から抜け出した信と蒙恬。「いやーよかったよかった、これで一安心!」……と言いたいところですが、相手はあの執念深い李牧です。これで「あちゃー、逃げられちゃった」で終わるはずがありません。
李牧のことですから、万が一包囲を突破された場合の「第二の罠」や「追撃部隊」を、すでに逃走ルート上に配置している可能性が非常に高いです。手負いの信とボロボロの楽華隊が向かう先に、さらなる絶望が待っているとしたら……?
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