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キングダム890話予想考察|河了貂は史実に出てこない。だから生死はまだ決まっていない
李牧には、史実の最期があります。『史記』の李牧伝によると、秦の王翦と向き合っている最中に、郭開の讒言を受けた趙王の命令で捕らえられ、斬られています。原作がどう描くにしても、この結末は動かしにくいところ。
ところが河了貂は、『史記』をはじめとする史料には出てきません。原先生が生み出した人物です。史実という答案用紙がない分、河了貂の行く末は原先生の筆ひとつで決まります。助かる道も、助からない道も、どちらもあり得るということ。読者がここまでやきもきするのは、そのせいかもしれません。
それでも、飛信隊の軍師として長く物語を支えてきた河了貂を、この場面で退場させる理由は見当たりません。本命の予想は、助かる、です。問題は、誰の手で、どんな形で助かるのか。
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キングダム最新話予想|救出ルート①趙忽が損得で河了貂から手を引く
趙忽本人は、888話の時点でまだ牢に姿を見せていません。分かっているのは、郭開が頼りにする「英傑」と呼ばれてきた王都の軍の将、という立場だけです。
趙忽が河了貂を手元に置く理由は、李信と蒙恬の行き先を聞き出すことと、趙忽軍を出し抜いた相手への面子でしょう。ただ、損得で見ると、河了貂を痛めつけることには危うさもあります。李牧の側近カイネは、すでに牢に居座ったまま。李牧が捕虜への暴行を禁じていることも、カイネの口から伝わっています。
副将の趙備明は、その空気を読んで、いまは耐えるときだと判断しました。趙忽が同じ計算をすれば、河了貂を生かしたまま、どこかの取引の材料にする道もあり得ます。助かるとしても、無傷では済まないでしょう。このルートは、そんな形になりそうです。
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キングダム890話予想展開|救出ルート②カイネが動く
カイネが河了貂のそばにいられる時間には、期限があります。外で待たせた部隊が戻るのは夜明け。カイネ自身、万単位の兵を率いる将軍の身です。朝が来れば、牢に居続ける理由を失います。カイネが取れる手は、三つ考えられます。牢に居座り続けるか、趙忽と直接話をつけるか、力ずくで連れ出すか。三つ目を選べば、趙備明の言葉どおり部下ごと斬られかねません。
889話の回想で描かれたのは、目の前で妹カイヤに手が届かなかったカイネでした。その記憶が戻ったいま、カイネが河了貂を置いて持ち場へ戻れるとは思えません。ただ、カイネひとりの力では、趙忽軍の牢から河了貂を出すのは難しいでしょう。このルートは単独では完結せず、三つ目の李牧につながる入口になる気がしています。
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