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華麗なる中華世界を彩る三国志の武器

2015年6月1日


 

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三国志 武器

 

みなさんの「はじめての三国志」は何ですか?

 

小説でしょうか、アニメでしょうか、それともドラマでしょうか。ここはやはりクールジャパン、ゲームから入られた方も多いのではないでしょうか。ゲームの中、美麗なイラストで描かれた武将たちはみなそれぞれに、とてもユニークな武器を持っています。

 

そこで今回は実在したかどうかはさておき三国志に登場するかっこいい武器をご紹介したいと思います。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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関羽の武器「青龍偃月刀」

関羽神様

 

青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)は、蜀の関羽(かんう)の大刀です。長い柄には龍の装飾をほどこしてあり、刀というよりも槍に近い形状をしています。

 

青龍偃月刀は、劉備たち三兄弟が共に旗揚げをしたとき、商人から資金援助を受け、そのお金で鍛冶屋に依頼して作ってもらいました。劉備の雌雄一対の双剣、張飛の蛇矛(だぼう)もこのとき一緒に作ります。青龍偃月刀は重さ八十二斤(約18kg)あり、その刃は冷たく艶やかな光を帯びていました。

 

関羽

 

 

張飛の武器「蛇矛」

セイリュウ刀と蛇矛 張飛

 

蛇矛(だぼう)は、蜀の張飛(ちょうひ)の矛です。矛と槍との違いは付け根で判断します。

 

・槍:穂先を柄に差し込んでいる

・矛:穂先の根元がソケット式になっていて、そこに柄を差し込んでいる

 

蛇矛は、蛇のように波打った刃先を持っていて、ただ突き刺すだけではなく、切ることも可能でした。穂先がうねっているのは、敵の傷を深くするためです。

 

 

 

趙雲の武器「青釭剣」

趙雲 子龍

 

青釭剣(せいこうけん)は、蜀の趙雲(ちょううん)の愛剣です。柄の部分に青釭の文字が刻まれていたために青紅剣と呼ばれました。鉄さえも泥のように切り裂くことができる両刃の剣でした。この剣は、もともと魏の夏候恩(かこうおん)のもので長坂(ちょうはん)の戦いの際に手に入れました。

 

趙雲

 

 

曹操の武器「倚天剣」

曹操VSかく

 

倚天剣(いてんけん)は、魏の曹操の愛剣です。青紅剣と同じときに作られ、曹操は青紅剣を夏候恩に授け、倚天剣は自らのものにしました。

 

曹操孟徳

 

 

呂布の武器「天画戟」

呂布 VS 曹操

 

方天画戟(ほうてんがげき)は、呂布の戟(げき)です。戟というのは、長柄の武器で、矛(ほこ)と戈(か)を組み合わせたものです。

 

*矛:槍のような長柄の武器で、刃の部分が20~40センチほどの両刃のもの

*戈:矛と似たうな形状で、穂先が20センチくらいで、柄と垂直に取り付けられているもの

 

 

方天画戟は、この戟の穂先に、さらに月牙という刃を取り付けたものになります。

 

英雄の武器特集

 

 

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東方明珠

東方明珠

中国は上海の雰囲気が好きなので、テレビ塔の「トンファンミンジュ」を名乗っています。もともと『水滸伝』の大ファンで、『三国志』に興味を持ったのは、アーケードゲーム「三国志大戦」がきっかけです。当時はゲームセンターに通いつめました!まだまだ中国史について勉強中ですが、精いっぱい面白いことを探してお伝えしたいと思っています。

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