キングダム
南蛮征伐




はじめての三国志

menu

はじめての変

病気の呂蒙を穴から見守る孫権

呂蒙が病気になり心配する孫権

呂蒙

呂蒙(りょもう)、字は子明(しめい)

汝南(じょなん)郡出身の呉の武将について、語りたいと思います。

 

「呉下の阿蒙(あもう)にあらず」

(昔のまま進歩していない人間ではない、という意味)

 

「士(し)別れて三日、即ち更に刮目(かつもく)して相待すべし」

(日々鍛錬していれば、三日もすれば人がかわったように進歩するから

先入観で人を見るな、という意味)

 

といった言いまわしでよく知られている人物です。

 

関連記事: 三国志とキングダムのそっくり武将は誰?|信と呂蒙

 

 

武闘派で知略派で病弱

甘寧 呂蒙 凌統

 

惜しい……!

 

ここにあと、「イケメン」というステータスが加わったら、

呂蒙は確実にあらゆる創作物においてヒーロー役をあてがわれたことでしょう!

 

すみません。話を戻します。

 

呂蒙は少年の頃、姉の旦那さんが戦いに行くのにこっそりついていき、

帰って来てからお母さんにしかられたというエピソードがあります。

 

そのとき呂蒙はこう答えました。

「虎穴に入らずんば虎子を得ずと言うではありませんか。

 僕はいつまでも、こんな貧乏暮らしをしたくない」

 

そんな非凡な才能を、孫策(そんさく)に評価され、

呉の武将として名を連ねることになります。

 

孫策の死後、呂蒙は頭角を現す

孫策の人生に一辺の悔い無し

 

その後、孫策の死により、当主が孫権(そんけん)に変わってから、

呂蒙は徐々に頭角を現していきます。

 

210年、孫権の片腕ともいえる周瑜(しゅうゆ)が死亡し、

魯粛(ろしゅく)が後任となりました。

 

関連記事:孫策、後事を孫権に託して病没する

関連記事:たった26年の生涯を駆け抜けた小覇王・孫策

関連記事:孫策、旧勢力に恨まれ無念の死を遂げる

 

頭がよくないので孫権に「勉強しろ」と言われる

遅れて来た孫権 英雄

 

その頃の呂蒙は、武将としての名は知られていましたが、

頭の方はあんまりよろしくない、と思われていたようで、

魯粛は呂蒙を軽んじていました。

 

ところがある日、

孫権から「おまえも勉強しろ」と言われたことをきっかけに、

呂蒙は学問にはげみ、どんどん知識を吸収していきます。

魯粛も「これほどだったとは」と驚くほどの智将に成長していたのです。

 

217年、魯粛が死ぬと、

孫権は、呂蒙を頼りにします。

 

蜀と接する重要な拠点を任せられた呂蒙は

魯粛と違って、劉備に対して強硬路線を選びます。

 

219年、蜀と荊州を巡って争い、

呂蒙はついに、あの関羽を討ち取ります。

 

しかし、なんということでしょう。

その直後、自らも病に倒れてしまうのです。

 

三国志演義』では関羽の霊に呪い殺されたとされていますが

実は、呂蒙はもともと病気がちだったというのです。

 

関連記事:稀代の豪傑 魯粛(ろしゅく)|演義と正史では大違い?

関連記事:周瑜はどうやって時代を超越した軍師・魯粛を手に入れたの?

関連記事:関羽の死|桃園三兄弟の悲しい別れ

 

呂蒙のことが心配で心配で

呂蒙 孫権

 

もともとの病が悪化し、呂蒙は床につきました。

 

これまで、周瑜、魯粛と頼りになる智将を立て続けに

若くして亡くしてきたので、

孫権は、呂蒙のことが心配でたまりません。

 

莫大な賞金をかけてふれを出して医者を募ります。

 

そして、自分が見舞いに行っては、

呂蒙が気をつかって起きようとするのではないかと思い、

呂蒙の病室にのぞき穴をつくり、

そこから呂蒙の様子をじっと見守ります。

 

また、星に祈りをささげて、呂蒙の延命を乞います。

 

孫権の必死の想いが伝わったのか、

呂蒙は一時的に小康状態になります。

孫権は大喜びをして、大赦を行いました。

 

しかしながら、呂蒙の病は結局治ることなく、

享年42歳にして、孫権を残して亡くなってしまいます。

 

関連記事:超短気の甘寧、凌統・呂蒙との珍エピソード

関連記事:「男子三日会わざれば刮目して見よ」……呂蒙について

 

 

こちらの記事もよく読まれています

呉夫人

 

よく読まれてる記事:小覇王・孫策のお母さん「呉夫人」は偉大すぎた

 

袁術と孫策

 

よく読まれてる記事:孫策を自分の息子にしたいと思っていた袁術

 

張昭 VS 孫権

 

よく読まれてる記事:孫権VS張昭、その激しい君臣喧嘩の勝敗は?

 

 

この記事を書いた人:東方明珠

東方明珠 三国志

■自己紹介:

はじめての三国志

通称「はじさん」のはじっこライター東方明珠です。

普段は恋愛系のノベルやシナリオを書いています。

関連記事

  1. 反董卓軍010 反董卓連合軍に参加したのは、誰と誰なの?【素朴な質問】
  2. 餓えた農民(水滸伝) 【濡須口の戦い】曹操の大失敗!江西を無人にしてしまった愚策とは?…
  3. 長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市) 【西暦280年の洛陽】劉禅さん家の隣に住んでいたのは○○だった!…
  4. 孫策、陸遜、顧邵、他 孫策の娘はあの名将達へ嫁いでいた!?
  5. 劉禅と孔明 暗君・劉禅も名君になれた?桓公と景公を教育した宰相・晏嬰と管仲の…
  6. 異議ありと叫ぶ司馬懿 太傅・司馬懿と曹爽の権力抗争「正始の政変」とは具体的にどんな争い…
  7. どうして曹操は嫌われているのか!?別に否定もしません
  8. 凌統 三国志細かすぎる知識シリーズ皆が持っていた手版

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 愛馬に乗り敵を粉砕する張遼
  2. 信(キングダム風)
  3. 生姜を買ってくる左慈と曹操
  4. 王昭儀
  5. 織田信長
  6. スサノオノミコト(日本神話)
  7. 幕末大勢で一人に襲いかかる新選組
  8. 甘寧 ゆるキャラ 三国志

おすすめ記事

  1. 馬超の兜は?馬超の動物のクセがスゴイ 馬超の兜にフォーカス
  2. 科挙とは何?中国の元祖公務員試験を知ろう 三国志大学 曹操
  3. 袁紹の評価は名君?凡君?徹底紹介
  4. 曹丕のいじめ・パワハラに悩まされた被害者たちを紹介 曹丕にバカにされて嫌な気分な王忠
  5. 【新事実】織田信長は本能寺の変がなくてもオワコンだった! 織田信長
  6. 【ネタバレ注意】キングダム543話 「主戦場」 レビュー&今後予想 キングダム

三國志雑学

  1. 建業を捨てて武昌に首都移転する孫皓
  2. 典韋にボコボコにされる成廉
  3. 怪しい巫女のい占いを信じる黄皓
“はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 曹嵩
  2. 皇帝に就任した曹丕
  3. 李典
  4. 曹丕

おすすめ記事

裏切りそうな悪い顔をしている明智光秀 明智光秀は謎だらけの戦国武将の理由とは?謎に包まれている原因を解説 「魏」の旗を持った兵士 戦国策【魏策】人の心の裏表を把握せよの巻 毛利家に敗北して浪人となった山中鹿之助の修行 孫権の遺言で丞相に就任する諸葛恪 諸葛恪は諸葛亮からあれをパクッていた!? 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース25記事【7/31〜8/6】 周瑜 周瑜(しゅうゆ)ってどんな人?赤壁の戦いで曹操軍を破った智将軍 曹操 女性の敵? 鄒氏 【宛城の戦い】背後にあった女性(鄒氏)の謎と想像の考察 キングダム 3巻 キングダム最新566話「楊端和無双」ネタバレ&レビュー

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム
“西遊記"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志PR募集陸遜"
PAGE TOP