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今日のkawauso47「凌統に匹敵する逸材」

2020年10月10日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なしプロ野球を学んでいる荀彧

 

プロ野球などではお馴染みだけど、大型ルーキーを○○の再来とか、○○級なんて言い、持てはやす事があるが、

そうして期待された新人が功績を残せるかというと、全てが全てそうではないのがプロの世界の辛く厳しい所だ。

 

しかし、まあ、売り込むにあたっては、○○に匹敵と言って推挙するのは、いつの時代も同じらしい…

 

正史三国志凌統伝に以下の通りある

凌統

 

この頃、彼(凌統)と同郷の出身である盛暹(せいせん)を孫権に推挙するものがあり、

盛暹の気宇壮大さは、凌統に勝る程だと申し述べた。

孫権は言った「凌統ほどもあってくれれば十分だ」

孫権

 

しかし、その後、盛暹の名前は史書には登場しない。

孫権の言う「凌統ほどもあってくれれば十分だ」というのも、推挙者が言う程、

世の中に逸材のあるものではないという話半分の気持ちを吐露したものだろう。

なかなか柳の下に2匹目の泥鰌はいないものだ。

 

前回記事:今日のkawauso46「自筆の手紙という意味」

 

呉の武将

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-kawauso編集長ぼやき