後宮の美女達にも階級ってあるの?気になる~♪




劉禅

 

皆さん、中国の皇帝にとって、最大の責務は何だと思いますか?

仁政、民への慈しみ?

 

いえいえ、そんな事は、有能な家臣さえ

任命して、その政策に耳を傾ければ出来る事です。

 

中国皇帝にとって、最大の責務、それはズバリ「子作り」でした。

 

血縁だけが正統な皇帝の証だった昔、その血筋を少しでも多く

残す事が、皇帝最大の責務だったのです。




時代が進むにつれて後宮の規模も大きくなった

重耳 安定

 

時代が進み、皇帝の権力が大きくなると、それに比例して、

皇帝の血を保存する機関である後宮の規模も大きくなります。

 

遥か太古の殷の時代には、9人程度だった妃の数も、

時代が下るにつれて倍増を続けていき、漢の時代頃には、

数千人という規模にまで増加しました。

 

もっとも、数千人の中には、ただの雑用係も含まれるので、

実際に皇帝の相手をするのは、上のランクの121名程度になります。

 

さて、この121人、その階級によって、また細かいランク付けが

存在していました、折角ですから、ここで紹介しましょう。




後宮の女性のランク(階級)を簡単に解説!

後宮 美女 階級

 

★皇后・・・いわずと知れた正妻で、それぞれ名前が貴妃、

徳妃、淑妃、賢妃の4名です。

4名になったのは唐の時代でそれ以前は3名だったようです。

 

※史上有名な玄宗皇帝の寵愛を受けた楊貴妃は、このクラス

 

★九嬪(ひん)・・・皇后の下で、昭儀(しょうぎ)、昭容(しょうよう)、

昭媛(しょうえん)、修儀(しゅうぎ)、修容(しゅうよう)、

修媛(しゅうえん)、充儀(じゅうぎ)、充容(じゅうよう)、

充媛(じゅうえん)で合計9名

★二十七世婦(せいふ)・・・九嬪の下で、婕妤(しょうよ)が9人

美人が9人、才人9人で、合計27名

献帝の生母の王美人は、この二十七世婦の美人というランクだった

という事になりますね。

★八十一御妻・・・二十七世婦の下で、宝林(ほうりん)27人、

御女(ぎょじょ)27人、娞女(すいじょ)27人で合計81名

 

以上で、総勢121名、歴代皇帝は、この美女達と毎晩励んで

100~200名という子供を残した皇帝もいます。

 

ですが、一見、栄耀栄華を約束されたかに見える

後宮の美女達も安泰とは言えませんでした。

 

美女達の苦悩とは?

西遊記 羅刹女

 

皇帝が死ぬと後宮の美女は総取り替えになり、

彼女達は宮殿を追い出されて強制的に尼寺に入れられ、

結婚も男性と付き合う事も許されず、年老いて死ぬのを待つのです。

 

皇帝が若死にした場合には、後宮の美女も若いのですから、

ついに、一度も男性に手を触れる事も触れられる事もなく、

空しく生涯を終えるというケースもありました。

 

これには、皇帝の手がついた美女を外に出して、

後継者問題を起したくないという考えがありましたが、

美女として生まれても、こういう悲惨な境遇もあり得たのです。

 

関連記事:幻の皇帝? 曹操が最も愛した息子……曹沖について

関連記事:不老不死の妙薬を求めて? 孫権の倭国(日本)遠征計画

関連記事:丞相、校尉、都督……? 三国時代の役職(官職)が分かりづらい!

関連記事:軍師ってどんな職業なの? <三国志豆知識>




よく読まれている記事

真田丸 劉備

 

よく読まれている記事:みんな大好きウ◯チの話!三国志時代のトイレ事情

 

朝まで三国志

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

 

kawauso 投壺

 

関連記事:三国時代の娯楽にはどのようなものがあったの?タイムスリップして当時の人に取材してみた

 

袁紹 曹操

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

この記事を書いた人:kawauso

kawauso

HN:

kawauso

自己紹介:

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. 真田丸
  2. 夏侯惇
  3. 曹操
  4. 孔明の罠

    デザイン担当:よりぶりん

    曹操敗れる|幾重にも張り巡らされる孔明の罠

    赤壁で大敗をした曹操は、焼け残った船にも火をかけて燃やした上で…

  5. 騎馬兵にあこがれる歩兵
  6. 曹植を暗殺しようとした曹丕を止める卞皇后

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。




はじめての三国志企画集

“はじめての三国志企画特集"

3冊同時発売

“三国志人物事典"

“ながら三国志音声コンテンツ"

ASMR

“近代オリンピック




PAGE TOP