はじめての三国志チャンネル 第1回目 – 三国志カレンダー 【004】

三国志カレンダー

 

おとぼけ:三国志カレンダーっていうことで、これどんな企画なんですか?

 

石川:これから毎月1回この放送をやっていくっていうところで、

今年は西暦で言って2015年の今5月2日なわけですけど、

じゃあ三国志の時代の5月に何があったか。

三国志といっても先程Kawausoさんが仰ってたみたいにおよそ100年の間の出来事で色々あるんですが、例えば三国時代の何年の5月にあった出来事っていうのを紹介していければと思いますので、そんなコーナーで毎回毎回連載企画のようにやっていく企画です。

 

おとぼけ:今月の出来事を三国志で紹介するってことですね。

 

石川:そうですね。第1回目の今日に関しては西暦で言うと184年。

184年というのはほんとに三国志演義でも物語が始まったばかりの

頃の5月の出来事。

この184年に三国志の発端となる黄巾賊(こうきんぞく)という

太平道っていう信仰宗教の信徒達が、教祖である張角に先導されて国に 対して反乱を起こすという黄巾賊の乱というのが起こるんですが、

黄巾賊の乱が起きて朝廷が慌てて各武将に討伐を命じるんですね。

その総大将として最初に任命された盧植(ろしょく)という人物がいました。

 

おとぼけ:盧植(ろしょく)?

 

石川:この盧植が張角を追い込んで攻めていたんですが、都からきた監視役の・・。なんだっけ(笑)

 

おとぼけ:三国志の始まりって黄巾賊から始まって武装化した黄巾賊が

ヤバいってことで朝廷が討伐しろと盧植(ろしょく)を送ったんですよね。

 

石川:盧植(ろしょく)がかなり有利に戦ってたんですが、そこに都から来た監視役の左豊(さほう)っていう人物が賄賂を要求するんですよ。

 

おとぼけ:えっ?賄賂を要求する?

 

石川:で、賄賂を要求して非常にがめつい奴だったんですね。

左豊(さほう)ってのは。それに対して盧植(ろしょく)がお前に

賄賂なんてやらんと言ったら、怒った左豊(さほう)は都に帰って皇帝に、「あいつ怠けて戦ってません。」と嘘の告げ口をして、

そのせいで、武宿が就航を解かれて捕まってしまうというそういう

出来事が起きたのが184年の5月の出来事なんですよね。

 

おとぼけ:左豊(さほう)ですか。左豊(さほう)最悪ですね。

 

石川:左豊(さほう)最悪ですね。

 

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本当に左豊(さほう)が悪いのか?

三国志 kawauso

 

Kawauso:いやいやいや。ちょっと待ってください。

 

石川:ちょっと待ってが入りましたよ。

 

おとぼけ:Kawausoさんからちょっと待ってが入りましたよ。

 

Kawauso:みなさん、左豊(さほう)が悪い、左豊(さほう)が悪いと

言ってますけれども。

 

おとぼけ:左豊(さほう)悪いでしょう。聞く限り。

 

Kawauso:左豊(さほう)だけが悪いんじゃないんですよ。

 

おとぼけ:左豊(さほう)だけは悪くない?

 

Kawauso:零帝が悪いんですよ。

どうしてかと言いますと、当時の後漢王朝、漢ですけども、

漢の零帝が非常に金銭欲が強い人だったんですね。

 

皇族なのに貧乏だった零帝

霊帝は貧乏だった

 

おとぼけ:なるほど。当時の三国志の後漢王朝の皇帝の霊帝の方で

非常に金好きなんですかね。

 

Kawauso:そうですね。この人はですね皇族なのですが貧乏なんです。

 

おとぼけ:皇族なのに貧乏なんですか?

 

Kawauso:そうですね。

出世コースからは外れてお母さんと二人で大変貧相な暮らしをしていたというバッグボーンがあるんですよ。

なので、人一倍金銭への執着が強いということだったんですね。

皇帝になったときに、どうすればお金が入るかってことを考えて、

自分のお母さんのともはいこうと相談して役職を売買しようと。

 

おとぼけ:役職を売買って?ひどいですね。

 

Kawauso:一番上っていえば、三公ですね。司徒、司空、太尉。

 

おとぼけ:という上の役職があるんですよね。

 

石川:国の一番偉い役職ですね。

 

Kawauso:上の役職まで全部に値札をつけて売ると。

 

おとぼけ:役職に値札をつけて。えぇ考えられないな。

 

Kawauso:で、買ったものはこれを転売していいと。

 

おとぼけ:ひどいなぁ。

 

Kawauso:お金を払って役職を買って、その役職を流用して税金を

巻き上げてって、お金が貯まったらまた売ると。

これを毎回毎回繰り返すのでもう払う方はたまったもんじゃないと。

 

おとぼけ:そうですね。ということは役職を毎回転売していくことによって役職自体の価格も沸騰してるってことですよね?

 

Kawauso:そうです。霊帝は売っておきながら、半年ぐらい経っちゃうと

理由をつけてどんどん変えるんですよ。

 

儲かる事をやるんですけど、大尉なんか半年で3人とか4人と

コロコロ変わるもんですから、引継ぎが追いつかないという。

 

おとぼけ:転売をいっぱい繰り返すことによって役職が追いつかないというか引継ぎが追いつかないということですね。

 

Kawauso:左豊も恐らく役職を買って這い上がってきた人なので

盧植(ろしょく)がお金を払わないと困るんですよ。

次買えないんですよね。

 

なので左豊(さほう)からしたら賄賂を払うのが当たり前なんですよ。

 

おとぼけ:当時の常識ですか?

 

Kawauso:常識では賄賂を払うのは当たり前。

で、盧植(ろしょく)はまじめになったんですけど、左豊(さほう)から見れば

盧植(ろしょく)はケチだと。

 

こいつは金にがめついんだってことで、皇帝に断言したってのが

あるんでしょうね。漢のシステム自体が完全に壊れていたんですよね。

 

石川:のちに劉誼(りゅうぎ)も役職に就いた時に都からやってきた監察官に賄賂をよこせって言われて演義だと、劉誼(りゅうぎ)じゃなくって

張嶷(ちょうぎ)でしたっけ?怒って木に吊り下げて鞭でぶっ叩いたって話が。

 

Kawauso:そうです。

 

石川:あれもじゃあ一環だったと。そういう状況にあったから賄賂をって

話に至ったのかもしれませんね。

 

Kawauso:そうですね。結局その督郵(とくゆう)っていう

この監視官なんですけど。

 

督郵(とくゆう)ってどんな人?

督郵

 

石川:督郵(とくゆう)?

 

Kawauso:この人役職を借金で買ってるので早く賄賂を沢山集めて返したいということで、劉備(りゅうび)に払えと、でも劉備(りゅうび)はないと、

じゃあお前クビだってことになって滅んでいくわけなんですね。

 

石川:まぁそれだけ政治が腐った状況だからこそ黄巾賊の乱も起こったし、

それ以降時代変化が起こってくるってことなんでしょうね。きっと。

 

Kawauso:そうですね。

 

おとぼけ:なるほどね。役職が買えるってことは総理大臣とかの役職も当時は買えたんですか?

 

Kawauso:買えましたね。曹操(そうそう)のお父さんの

曹嵩(そうすう)って人は大金持ちだったんですよ。

そもそも宦官の孫だったってことで自分が役職を買って曹操に箔をつけたいと思って、

大義っていう防衛大臣の位を買いました。これがですね1億万銭って大金で買って。

 

おとぼけ:その、防衛大臣っていう役職を1億万銭ってそんな大金で買えるんだ。

 

Kawauso:買って、防衛大臣になって費用を払わなくちゃいけないんですよ。

それは怖いので取り上げると。で、格好だけ防衛大臣にしましょうってことで曹操に箔を付けましたって事です。

 

石川:まぁなんか反乱が起こったりしても納得できる社会情勢だったってことですね。

 

Kawauso:そりゃあ起こりますよって話ですよね。

そんなコロコロコロコロ替えて税金だけ吸い上げて、毎回毎回それじゃあやってられないですよ。

 

おとぼけ:ひどい時代だったんですね。

 

石川:でもそういうことがあったからこそ巡り巡って結果、

後世の我々は三国志という物語を楽しむと。そういう意味では

石川:実は霊帝の功績というのもあるのかもしれませんね。

うまくまとめようとするとそうなっちゃうのかな。

 

おとぼけ:ではここでコメントを読んでみましょうか。

とうほうさんが、わしお金出して総理大臣になる

By袁術(えんじゅつ)

 

おとぼけ:袁術(えんじゅつ)ね。

 

石川:それは次回以降じっくり時間をとって紹介したいと思いますけど。

自称皇帝の袁術(えんじゅつ)さんというね。

 

おとぼけ:そうですね。袁術(えんじゅつ)さんも喋りたいんですが、今回は劉備(りゅうび)について話しませんか?

 

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(文字起こし:小林奈津子)

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