ログイン | 無料ユーザー登録


法正特集
ながら三国志音声コンテンツ


はじめての三国志

menu

はじめての変

赤壁の戦いにモデルがあった?八陽湖の戦い


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

羅漢中

 

三国志演義の原作者と考えられている羅貫中(らかんちゅう)ですが、

彼が元末の戦乱時代に、張士誠(ちょう・しせい)の幕僚として

働いていた事は余り知られていません。

 

騎馬兵にあこがれる歩兵

 

三国志演義の合戦シーンは、もちろん14世紀のものですが、かなり

リアルで臨場感があるとされていて、それは羅貫中が実際に従軍していて、

戦場の様子を知っていたからだと言われているのです。


羅貫中が生きた時代はどんな時代だったの?

騎馬兵 騎馬軍団

 

羅貫中が生きていた、14世紀後半、中国ではモンゴル民族の元が衰え、

白蓮教という新興宗教をバックに、朱元璋(しゅげんしょう)

陳友諒(ちんゆうりょう)、そして張士誠という3名の実力者が、

それぞれ王を名乗っているという三国時代でした。

 

 

羅貫中は、その中でも江南を抑えていた張士誠の幕僚だったのです。


赤壁の戦いに似ている戦いが起こった

赤壁の戦い

 

実は、この3者の内の陳友諒と朱元璋は、西暦1363年、

天下分け目の八陽湖の戦いを起して激突するのですが、

その戦いの様子が、赤壁の戦いにとても良く似ているのです。

 

赤壁の戦い

 

「陳友諒は朱元璋に覆された優位を挽回すべく形勢逆転を狙って、

巨艦数百艘、兵員60万と号する大船団を南昌に向けた。

それに対して朱元璋は、白塗りの小型船を中心にした20万の大軍を

動員して陳友諒と対峙した。」

 

 

赤壁の戦いで敗北する曹操

 

どうですか?数に違いはあるのですが、曹操孫権赤壁の戦い

シュチュエーションがそっくりではありませんか?

 

 

戦いをさらに追っていきましょう・・

 

 

「陳友諒の船団は、巨艦を集めて艦と艦を鎖で繋いで陣としていた。

一方で朱元璋の船団は小型船が中心であり火力を重視した。」

 

ゆるキャラ龐統

 

巨艦を集めて、艦と艦を鎖で繋いでいた

これって連環の計ですよね!

 

 

もう少し、話を進めてみましょうか・・

 

 

「朱元璋の軍は小型の船が多く、陳友諒の巨艦に恐れをなして

戦いは不利だった、陳友諒の部下の勇将張定辺(ちょうていへい)が、

一時朱元璋の旗艦に肉薄するほどの苦戦を強いられていた。」

 

大船団を率いて呉を攻める王濬(おうしゅん)

 

成程、ここでは巨艦が優位に働き小船の朱元璋の軍は苦戦を強いられた。

ここは、赤壁の戦いとは違います。

 

三国時代の船 楼船

 

「しかし陳友諒側は長期包囲戦の後の疲労もあり、

朱元璋軍の通海率いる火砲船団が鈍重な陳友諒の船舶を砲撃して

次々を火だるまに変えていき、戦いの主導権は朱元璋に移りつつあった。」

 

 

三国志演義にはない、新兵器の火砲を連続で使って陳友諒軍の巨艦を

どんどん火だるまにしたとあります。

 

 

そして、次の件では決定的な事が起きます。

三国時代の船 蒙衝

 

「戦いの3日目に、にわかに東北の風が吹いた。

朱元璋は決死隊による火船七艘を陳友諒に突っ込ませたため、

折からの強風で身動きのとれない巨艦は一気に炎上

「煙焰天にみなぎり、湖水ことごとく赤なり」という地獄絵図になった。」

 

 

↑どうですか!どうですか! これどう見ても、孔明が東南の風を吹かせて

黄蓋が苦肉の計で降伏を偽り、火のついた船を突入させた件と同じですよね!

 

 

三国時代の船(先登)

 

この戦いで60万を号した陳友諒の軍は、水死、戦死数え切れないという

大惨敗を喫して、陳友諒も、弟で勇将の誉れ高い陳友仁戦死して、

翌年に陳軍は、朱元璋に降伏してしまいます。

 

関連記事:龐統初登場、連環の計発動!

関連記事:龐統(ほうとう)ってどんな人?|孔明とは頭脳以外全て正反対

関連記事:色仕掛けだって立派な兵法、連環の計発動!!

関連記事:連環の計って、どんな作戦?


赤壁の戦いと八陽湖の戦いが酷似している

朱元璋

 

この八陽湖は、赤壁よりは、ずっと東側なんですが、同じ長江の上での

戦いで、雰囲気も似ています。

 

水滸伝って何? 書類や本

 

あくまでも仮定ですが、この戦いのあらましを羅貫中は知っていて

これをリアルに赤壁の戦いに引用したのではないでしょうか?

 

ちなみに、この朱元璋は、ほどなく江南に地盤を持っていた張士誠を攻め滅ぼし

1368年に中国を統一して明を建国しています。

 

関連記事:【衝撃の事実】三国志演義はゴーストライターによって書かれた小説だった!?羅貫中じゃないの?

関連記事:赤壁の戦いで孔明が東南の風を吹かしたじゃん?あれマジらしいよ?

関連記事:古代中国のコペルニクスは孔明だった?彼はなぜ天文学を学んだの?

 

関連記事

  1. 前漢の外交官・張騫(ちょうけん)は大月氏と同盟を結ぶために西の国…
  2. 【ネオ三国志】第8話:新たな人材と張繡軍との再戦【蒼天航路】
  3. 近藤勇と関羽 そうなのか!新選組の近藤勇も関羽をリスペクトしていた
  4. 羌族 三国志に出てくる羌族ってどんな民族?
  5. 三国時代やキングダムの時代にもお風呂はあったの?
  6. 劉備とサンタクロース サンタクロースにホコリ!?中国にもクリスマス・年末年始はあるの?…
  7. 呉魏に臣従したり抜けたりを繰り返す孫権 孫権が帝を称した時なぜ蜀で孫呉との同盟破棄の言論が巻き起こったの…
  8. 【ネオ三国志】第9話:呂布の覚醒と劉備軍の降伏【蒼天航路】

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 曹操 三国志 ゆるキャラ1
  2. 華歆(華キン)
  3. 馬騰
  4. 董卓
  5. 姜維と孔明
  6. 夷陵の戦いで負ける劉備

おすすめ記事

  1. スーパーエリート袁術!理由はファミリーにあり?スーパー名家を探るよ 袁術
  2. 中国古典によく出てくる「鼎」って何? 鼎(かなえ)
  3. 楽進の性格を職歴から調査 楽進
  4. 【魯粛・朱桓・周魴の息子達】三国志後半を彩った呉の二代目武将はかなりの名将ぞろいだったことが発覚!! 魯粛
  5. キングダム617話ネタバレ雑学vol3「十円玉と秦の半両銭には共通点がある」
  6. 李孚(りふ)とはどんな人?度胸と勇気は三国志一の魏のマイナー文官 魏の文官・李孚(りふ)

三國志雑学

  1. 赤兎馬に乗った関羽に出会う周倉
  2. 陸遜
  3. 貂蝉
  4. 孔明のテントがある野外のシーン
  5. 劉備の黒歴史


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム" “はじめての三国志コメント機能"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 異議ありと叫ぶ司馬懿
  2. 小松帯刀
  3. 曹操と曹丕
  4. 現実主義曹操

おすすめ記事

三国志平話 三国志平話って何?三国志演義の元ネタ 劉邦と陳平と張良 張良(ちょうりょう)とはどんな人?高祖劉邦の右腕として活躍した天才軍師(3/3) 盤古 中国神話 盤古(ばんこ)とはどんな神様?最古の神のはずなのに新しい中国神話の創世神 漫画「センゴク」から見る小牧・長久手の戦い前哨戦 戦で功績をあげる王渾 王渾とはどんな人?三国時代を終わらせて晋の名家へ成り上がった漢の生涯 魔のトリオ攻撃が劉備を追いつめる!05 蔡夫人、張允、蔡瑁、劉備 益州に侵攻した劉備にとって最も強敵だったのは誰? 【キングダム予想】龐煖久しぶりの登場はレクイエムの序章? 朝まで三国志201 観客2 モブでブーイング 【中国人民激白】劉備が鬼畜すぎたから徐庶は離れた

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志

ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“水滸伝"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP