曹操孟徳特集
黄巾賊




はじめての三国志

menu

はじめての変

後漢の始祖・光武帝劉秀(りゅうしゅう)ってどんな人?苦難に耐えて皇帝になる Part.2

この記事の所要時間: 425




光武帝劉秀part1 04 劉秀

 

前回のお話は、光武帝劉秀(りゅうしゅう)の青年期から100万の軍勢を打ち破った昆陽の戦いをお話ししました。

今回は河北の転戦と劉秀が皇帝に至るまでのお話をご紹介していきたいと思います。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

前回記事:後漢の始祖・光武帝劉秀(りゅうしゅう)ってどんな人?青年期は貧しいが性根の優しい人物Part.1




軟禁状態から解放された劉秀

光武帝劉秀part2 01 劉秀

 

劉秀は兄劉縯が殺された後、更始帝と側近たちから危険視され、軟禁されておりました。

ですが軟禁状態は、長くは続きませんでした。

更始帝は新の首都・洛陽と長安を陥落させ「新」を滅亡させ、首都を洛陽と長安に定めます。

更始帝は首都を定めた後、河北を平定する人材選びを行います。




河北平定の適任者がいないため劉秀が抜擢

光武帝劉秀part1 01 劉秀、陰麗華

 

更始帝が河北を平定する適任者を探していると聞いた家臣が

「昆陽の戦いで活躍した劉秀を用いればいいのでは。」と進言します。

更始帝は劉秀を危険な存在とみなしていましたが、

河北平定の適任者がいないため彼を用いる事にしました。

劉秀は河北平定の任務を与えられた事で、

更始帝と側近たちからの監視の目を逃れる事になります。

しかし、この河北平定が、劉秀にとってつらい苦難の始まりだと、

その時の彼は気づくことはありませんでした。

 

河北での苦難

光武帝劉秀part2 02 劉秀

 

劉秀はわずかな軍勢と側近らを従えて河北へと向かいます。

劉秀は春秋戦国時代・趙の都であった邯鄲を過ぎた頃、

邯鄲の豪族・王郎が、漢の成帝の子であると自称して、挙兵します。

王郎は河北全域に劉秀を捕えるよう指名手配し

「捕縛したものには莫大な恩賞を与える」と各地の都市に劉秀を捕縛するよう呼びかけます。

 

洞窟に暮らす劉秀

光武帝劉秀part2 03 劉秀

 

劉秀はそのため、各地の都市に入る事が出来ず、洞窟で暮らすことになります。

劉秀が邯鄲を過ぎたころ季節は冬でした。河北の冬は想像を絶するほど寒く、

野外で暮らすことは死を意味するほど厳しい状況でありました。

劉秀の側近である鄧禹が森から薪を集めて火をおこし、また馮異は食物(豆や麦飯)などを村から買ってきて、

その日、その日の飢えと寒さをしのぐ劉秀一行でした。

このような状態が数か月続いたある日、劉秀の元に吉報がもたらされます。

王郎の支配に反発した信都郡の太守である任光が劉秀の味方をしたいと名乗りを上げます。

劉秀はこの事を聞き、急いで信都郡へと向かいます。

劉秀は側近を連れて信都に着くと、太守である任光が城門を開けて彼らを待ち受けていました。

こうして彼らの苦難に満ちた河北の旅は終わり、ここから劉秀の快進撃が始まります。

 

河北平定へ

光武帝劉秀part2 04 劉秀

 

劉秀は信都を手に入れた後、王郎から離反した和成郡の太守・邳彤が配下に加わります。

劉秀は二つの土地を味方に着け、この勢いをもって諸郡の攻略に向かいます。

諸郡攻略と同時に王郎の元に身を寄せていた、皇族である劉楊(りゅうよう)の説得工作を開始します。

諸郡攻略を行っていた劉秀の元に続々と吉報が訪れます。

一つ目は説得工作をしていた劉楊が王郎の元を離れ、10万の軍勢を率いて劉秀の元へ馳せ参じます。

彼は劉秀に協力する代わりに、姪である郭聖通を正妻として迎え入れるよう条件を出します。

しかし劉秀は、正室に陰麗華を迎え入れる約束をしていました。

彼はそのためかなり悩みますが、河北を統一するため、致し方なく劉楊の条件を受け入れ、

郭聖通を正妻として迎え入れ、劉楊とその軍勢10万を味方に着けます。

 

【次のページに続きます】




ページ:

1

2

関連記事

  1. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース11記事【7/11〜7/1…
  2. 【センゴク】最前線拠点の城主と調略戦に明け暮れた秀吉のご褒美って…
  3. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース19記事【11/21〜11…
  4. どうやったら郭嘉は長生きできたの?過労死で亡くなった天才軍師を救…
  5. 黒田長政はすごい人?それとも親の七光りで出世した人?
  6. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第34話「隠し港の龍雲丸」…
  7. 【キングダムの登場人物の子孫達】東晋時代の王賁の子孫の政治手腕と…
  8. 蔡琰(サイエン)とはどんな人?翻弄された運命をたどった詩人

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 王朗はいかにして「噛ませ犬」になったのか
  2. 「垂沙の戦い」がきっかけで孟嘗君は天下に実力を認めさせた!
  3. 激務をちょっと忘れられるホッと一息の「ユルめ記事」2016年総集編
  4. 【地図付き】地味だけど結構重要だった!諸葛亮の南中遠征
  5. キングダムのナキ(那貴)は史実どおり実在したの?
  6. 董卓が漢王朝を支配しなかったら三国志はどうなっていたの?

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" “広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

呂蒙(りょもう)ってどんな人?男子三日会わざれば刮目して見よ 【シミルボン】残念、五虎将軍になった時にはピークを過ぎていた馬超 王粲(おうさん)とはどんな人?建安の七子であるが容貌の貧弱さでは龐統や張松より上 幼少期・青年期の曹操がかなりやんちゃってほんと!? kawauso編集長のぼやきVol.8「専門家には敬意を持つ」 【袁術のちょっとイイ話】袁術(えんじゅつ)と蜜柑のお話 大阪冬の陣では後藤又兵衛はどんな活躍をしたの? 張温vs秦宓宿命の口先合戦勃発?

おすすめ記事

  1. 董卓が殺害された原因と三国志に与えた影響とは?
  2. もし曹丕が夷陵の戦いの後に蜀に攻め込んでいたら蜀はどうなった?
  3. 規制緩和は正しいの?2100年前の中国で起きた経済論争
  4. 三国志の時代にも暗号があった!陰書と陰符
  5. 情報も貴重な戦力!天候は戦場の勝敗の行方を左右する天候事情
  6. 【はじめての孫子】第9回:其の疾きことは風の如く、其の徐なることは林の如く
  7. はじめての三国志 アンケートのお願い
  8. なんで重耳は生まれた国から逃げなければならなくなったの?

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“邪馬台国"
PAGE TOP