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法正は名軍師だったの?性格が最悪な徳性なき蜀の天才参謀

法正と夏侯淵




法正

 

法正(ほうせい)、字は孝直。

蜀を代表する軍師のひとりです。

主君である劉備玄徳(りゅうびげんとく)とは奇縁で結ばれていました。

法正の祖父は法真といい、字は高卿といいますが、

周囲の人はその徳を慕って「玄徳さん」と呼んでいました。

劉備の字と同じです。

 

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関連記事:献帝死亡説を利用した?劉備が漢中王に即位したのは孔明と法正の入れ知恵の可能性が浮上!




玄徳さん

劉備

 

当時、益州の牧である劉璋に仕えていた法正はそれを知って

劉備との因縁を感じ、内応に応じたともいわれています。

法正の先祖は太守まで務めていましたが、

祖父の法真は官として仕えることはなく生涯を終えています。

法氏の地位は下がっていきました。

よって法正は才はあっても官吏としては高位に出世することがなかったのです。




劉備との出会いで開花

法正

 

法正がその才能を開花させるのは劉備という主君に出会ってからです。

劉備としても相性が良かったのか法正を可愛がりました。

その知略は名軍師として有名な諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)が認めるほどで、

蜀の建国に際し、謀略面を諸葛亮孔明とともに支えた功労者でもあります。

劉備はその功績を認めて法正を蜀郡の太守に任命します。

こうして法氏は瞬く間に栄えるのです。

そこには名声や虚名よりも才能や実力を愛する劉備の存在があります。

組織のトップに認められて一躍出世するというドリームを法正は実現するのです。

 

法正の知略

法正

 

法正は戦術面でも長けた能力を発揮していますが、人材面でも活躍しています。

益州の牧であるもと主君の劉璋に長文で降伏の文章を送り、開城を促しました。

また、劉備の名声を高めるべく、名士の許靖を登用するように進言しています。

許靖劉璋に仕えていましたが、落城目前で脱出し、

劉備軍に投降しようとしたところを捕まり処刑されるところだったのですが、

その後すぐに劉璋が降伏したので命拾いしていました。

劉備はそんな許靖を毛嫌いし、相手にしませんでしたが、

法正は許靖の名声が広く世に知られていることを鑑みて、

それを有効活用するように劉備に助言するのです。

目をかけている法正の言葉だけに劉備も耳を傾けて、許靖を厚遇し、左将軍長史としています。

賢人を大切に重用する劉備の登用面を見て、

さらに多くの名士が劉備のもとに集まってくることになります。

地縁のない劉備が蜀で人材を獲得するのに大きな影響を与えたのが、

この許靖の起用でした。さらに許靖は太傅にまで出世しています。

法正の知略は領土拡大はおろか、

優秀な人材を集めることにも一役買ったことになります。

 

定軍山での戦いの実績

陸遜 劉備

 

益州を手に入れて劉備はいよいよ宿敵である曹操の領土を攻めます。

放浪の旅を続けてきた劉備が本格的な兵を引きつれて

曹操と真正面からぶつかり合うのは久しぶりのことでした。

 

周瑜の魅力

 

赤壁の戦いでは呉の周瑜(しゅうゆ)の大活躍もあって曹操軍を撃退しましたが、

それはあくまでも呉の功績です。

それ以前の劉備は曹操に対して負けっぱなしでした。

国を追われたり、命を失うような危機的な追撃を受けたりしてきています。

その曹操の領土を攻めるのです。

 

朝まで三国志 劉備

 

劉備の脳裏に「本当に曹操に勝てるのか」という不安と疑問がよぎってもおかしくはありません。

曹操は劉備にとっての天敵でした。

そのトラウマを払拭したのが法正です。

 

法正と夏侯淵

 

法正は巧みな戦術で定軍山に陣取る曹操軍を撃退します。

敵の総大将である夏侯淵(かこうえん)を討ち取る成果をあげるのです。

夏侯淵といえば曹操の縁戚にあたり、旗上げ当時からの古参の将であり、重臣でした。

劉備軍が単独でここまで曹操軍に強力なダメージを与えたのは初めてのことです。

 

関連記事:法正(ほうせい)ってどんな人?蜀を支えた天才軍師

関連記事:軍師ってどんな職業なの? <三国志豆知識>

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

ろひもと理穂

 

諸葛亮孔明は政治面で優れた功績を残していますが、

いざ戦場となるとなかなか効果的な成果をあげていません。

戦場における戦術は諸葛亮孔明よりも法正のほうが上だったかもしれません。

天下の英雄・曹操も夏侯淵の討ち死にを悔やみつつも、法正の知略に感嘆したといわれています。

間違いなく三国志最高の軍師に名を連ねるのが法正なのです。

軍師連盟の主役・司馬懿(しばい)にも匹敵する深謀です。

定軍山の戦いの翌年に病死したのが、劉備にとっても蜀にとっても強烈な痛手となりました。

その後、蜀が戦争において魏領や呉領を奪い獲るような

成果をあげることは非常に難しくなったのは云うまでもありません。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志の3大軍師を比較】孔明、周瑜、郭嘉の●●●ランキング!

関連記事:【軍師特集】三国志、中国史、日本史にみる君主を支えた敏腕軍師たち

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

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自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

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