崔琰(さいえん)は曹操に仕える前はいったい何をしていたの?


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名士としてその名を轟かせていた崔琰(さいえん)

彼は曹操に仕え色々な人物を推薦したり人物評価をしていた人ですが、

曹操に仕える前は一体何をしていたのでしょうか。

今回は崔琰が曹操に仕える前は一体何をしていたのかをご紹介していきたいと思います。

 

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武人として技を覚える

 

崔琰は後年名士として各地の人材を推挙したり人材に評価を下すような人材でしたが、

若い頃は全然違いました。

彼は若い頃武芸を励んでおり武将を目指しており勉強に励んでいませんでした。

武芸に励んだ結果、兵卒となることに成功しますが、

せっかく兵士になることができたのにあることへ目覚めます。


鄭玄に学ぶ

 

崔琰は兵士をやめて何に目覚めたのでしょうか。

それは若い頃いっさいしなかった勉学をするようになります。

彼は独自で「論語(ろんご)」などの勉学を行い

勉学の素晴らしさに気が付くともっと勉強をしたいと考え、

当時の学者の中で最高ランクの人である鄭玄(ていげん)の元で勉学を学び始めます。

鄭玄は彼を受け入れて門下生にしますがある事件がきっかけでクビになってしまいます。

それは黄巾の乱です。

鄭玄の学問所がある北海(ほっかい)に黄巾軍が押し寄せてきて土地を荒らし始めます、

その結果鄭玄は門下生を引き連れて近くの山に非難するのですが、

この時崔琰は鄭玄から「君を一緒に連れていくことはできない。」と言われてしまいます。

こうして崔琰は鄭玄からクビになってしまったので故郷へ帰ろうとするのですが、

北海から自らの故郷に帰る道において黄巾軍が幅をきかせていたため、

故郷に帰ることもできない状態でした。

そこで彼は徐州(じょしゅう)や淮南(わいなん)地方を巡ってから故郷へ帰ることにします。


袁紹に仕える

 

崔琰は故郷に帰ると袁紹から「俺の部下にならないか」と誘いがあったことがきっかけで、

袁紹に仕えることにします。

袁紹は崔琰を部下にした頃、経済力を増加させるために冀州の領内にある墓を暴いておりました。

崔琰は「殿。民衆達は戦乱によって貧困状態に有り、

死骸を道路に捨てているような有様です。今あなた様の恩を民衆達に見せつけることで、

民衆はあなた様の恩を感じて慕ってくるのではないのでしょうか。

墓荒らしをしている場合ではありませんぞ」と袁紹が墓荒らししている事を批判。

袁紹は崔琰のアドバイスを聞いてすぐに墓荒らしをやめます。


  

 

曹操と戦うべからず

 

袁紹は公孫瓉を撃破して河北全域を領土とすると河南にいる曹操を倒すべく出陣。

崔琰は袁紹へ「殿。曹操と戦うべきではありません。

曹操と戦うよりも領内の経済力を発展させて農業を奨励し、

兵力を増加させて領土境をしっかりと守って曹操へプレッシャーをかければ、

戦うことなく勝利を手にできるでしょう」と進言。

崔琰の他にも田豊(でんほう)や沮授(そじゅ)が袁紹へ曹操と戦うべからずと

反対意見を述べますが、袁紹は彼らの進言を聞かずに出陣してしまいます。

そして結果は皆さんが知っているとおり曹操軍の大勝利で終わってしまいます。

崔琰は袁紹が曹操に敗北した後も袁家に仕えておりましたが、

袁尚(えんしょう)・袁譚(えんたん)の兄弟は互いに袁家の後継者の地位を得るために争い始めます。

そして崔琰を手に入れるべく両陣営は一生懸命彼を口説きますが、

彼は一切彼らの言葉を聞かずに家に閉じこもってしまいます。

袁尚は崔琰が自らに仕える気がない事を知ると家から引っ張り出して、

彼を牢屋へぶち込んでしまいます。

しかし陳琳(ちんりん)らの助命運動が功をそうして牢屋生活が短期間で終わることになります。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

曹操に仕える前の崔琰を今回はご紹介しました。

曹操に使えていた頃の崔琰は文官のイメージが強いですが、

若い頃は武芸に励んで、一切勉学に勤しんでいなかった血気盛んな頃もありました。

そんな彼は曹操に使えてから一体どのような道をたどっていくことになるのでしょうか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書2 今鷹真・井波律子著など

 

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