キングダム 530話 ネタバレ予想:端和の勇

2017年9月1日


 

キングダム 47 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

大人気、春秋戦国時代マンガ、キングダム、前回は衝撃の急展開でした。

何と、橑陽(りょうよう)城に巣食うモノとは、500年前に周王朝を滅ぼした

伝説の騎馬民族、犬戎(けんじゅう)だったのです。

圧倒的な武力を誇る犬戎の王ロゾは、来年度も李牧(りぼく)の振る舞う旨い羊の肉を

提供する事を条件に、舜水樹(しゅんすいじゅ)と共同戦線を張る事を承諾します。

やばい、ロゾの条件可愛い!さて、ここからどうなるのでしょう?

前回記事:キングダム 529話 ネタバレ予想:犬戎の末裔

関連記事:楊端和率いる山の民連合軍が列尾攻めで大活躍!山の民の生態とは?

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダムネタバレ530話 挟撃する犬戎に楊端和退却!

 

犬戎、ロゾの掛け声と共に、犬戎族が左右の崖を駆け降ります。

 

ドドドドドド!バウッ!バウッ!

 

※別に高田文夫は混ざっていません

 

崖上から下へ駆け降りるのですから、非常な勢いですし、

犬戎族は、馬にさえ飛翔させるほどの機動力があります。

 

秦軍に動揺が走ります、前には進めません。

完全な袋小路なので、通常なら退却して

背を見せるしか方法がないのです。

 

壁「後退だ、端和殿、ここは一度さがらねば危うい」

 

山の民「端和様」

 

楊端和「退がるぞ」

 

楊端和(ようたんわ)は厳しい表情で退却を決意しました。

 

ロゾ「不用意に我らが縄張りに入って来た報いだ

見ておれ、舜水樹、大いに背を討つ」

 



キングダムネタバレ530話 楊端和反撃

 

背を見せた、山の民に犬戎族が追い付きます。

 

バウッ1「その女が大将だぞ」

 

バウッ2「殺せェ」

 

背後から切りつけられて、バタバタ倒れる山の民

 

楊端和は、ふと山の上を見上げます。

 

「・・・・・・・・・・・」

 

楊端和「メラ族、タラ族、コン族ついて来い

あの山を奪うぞ!他は壁軍とそのまま後退を続けろ」

 

壁「!?端和殿、何を!」

 

楊端和は配下と、メラ族、タラ族、コン族を率いて、

崖から降りてくる犬戎に立ち向かいます。

 

壁「無茶だ!あっ、あの敵に下から向かうなんて」

 

犬戎軍「バウッ!バウッ!」

 

激突!!しかし、崖を駆け降りる犬戎族を、

楊端和とメラ族、タラ族、コン族が下から凌いで、

どんどん切り捨てていきます。

 

壁「力で突破したァっ!」

 

山の民軍「さすがメラ族だ」

 

メラ族兵「古い騎馬民族にいいようにされてたまるか」

「その通りだ、タラ族来い!」

 

趙軍「何だ・・・?!下から山にかけあがったヤツらがいるぞ」

 

「・・・・くっ、バカが、あんな小さな山に登れば

逆に逃げ場を失い全滅するだけだ」

 

ロゾ「いや」

 

「奴らが山を取ると侮れぬ動きをするぞ」

 

舜水樹「・・・・・・」

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キングダムネタバレ 530話 楊端和射撃!

 

小山を占領した楊端和と山の民混成軍は、

次は山の下の犬戎に矢を放ちます。

 

楊端和「一斉五射 ってえ!!」

 

犬戎「なっ・・・」

 

「クソがっ ひるむなっ」

 

「我らの山を取り返せッ」

 

「バカ共を皆殺しだァ」

 

「バオオ」

 

再び、山に上ってくる犬戎族

 

楊端和「蹴散らせェ」

 

楊端和軍は、今度は山を駆け降りて攻撃

 

犬戎「なっ・・・・」

 

壁「今度は上から攻撃をっ・・・」

てっ敵が炸裂したァっ」

 

※解説の壁ちゃん、名調子です!

 

楊端和、山上の戦闘に強い、メラ族、タラ族

コン族を使い、犬戎族より優位に立っています。

 

そうです!古の騎馬民族だからといって山の民は怯えません。

周王朝を滅ぼしたと言っても過去の話、今では世代は流れ、

犬戎とて、見た目は古臭く異形でも、中身は人間なんですから

 

キングダムネタバレ 530話 セクハラフィゴ王

 

フィゴ王「ククク やはりたまらんな死王」

 

ここで、鷹を相棒にしているフィゴ王が登場します。

 

壁「!?」

 

フィゴ王「あ奴の股に顔をうずめられるなら百回死んでもよいわ」

 

パム「フィゴ王ハ トテモ楊端和ノアソコヲナメ回シタイト言ッテイル」

 

壁「えっ!?」

 

フィゴ王「訳すなパム」

 

おおっと、いかにもヤリチンな風貌のフィゴ王がセクハラ発言全開です。

楊端和の前で言わないだけ純情ですが、まあ、ドン引きのエロ親父ですね。

 

フィゴ王「平地の凡将に伝えよパム、端和が拠点を作った

我らも百歩退がり、前線を張りなおせと」

 

パム「百歩後ロニ前線ヲ立テ直セ

秦ノ将軍ヨ理由ハ・・・」

 

壁「言われなくても分かっている

あの拠点のおかげで、敵はこちらの背を全力で追えなくなる。

その間に立て直して、あの拠点と我らで敵を挟撃する

端和殿の勇を決して無駄にはせぬ!!」

 

おお、壁は、ただ逃げていたわけではないようですね。

冷静に楊端和の作戦を見抜いています。

 

・・・関係ないですが、楊端和と結婚するのは、

この壁ではないでしょうか?

   

キングダム 530話ネタバレ 犬戎王ロゾ 楊端和を見直す

 

楊端和の活躍を見ている犬戎王ロゾ

 

ロゾ「・・・・・・・・・・

やりおるわあの女・・生皮を剥ぐには少々惜しいな」

 

舜水樹「・・・・・お前がやらんなら俺が”やる”」

 

ロゾ「調子にのるな あれはもう俺の獲物だ」

 

舜水樹「どっちでもいい、、、

我らがここで勝ち、向うの戦場でも李牧様が勝つ・・」

 

「それで秦は終わりだ」

 

まったりと会話しているロゾと舜水樹、、

どうでもいいけど、仲良いなオマイラww

 

キングダムネタバレ530話 再び飛信隊

 

ここで、再び場面転換、橑陽より北東へおよそ三百里、

朱海平原でも、大きな異変が起きようとしていました。

 

王翦(おうせん)に紀彗(きすい)の首を取って来いと言われた飛信隊は、

800人で、左翼の戦場の森の中を駆け抜けていました。

 

信「・・・・・・・」

 

「!!」

 

飛信隊「ぬっ」

 

「森を抜けたっ」

 

視界が開け、そこには小高い丘があります。

そこに広く薄く陣取っているのが紀彗軍、

背中を見せて押しこんでるのが麻紘(まこう)軍です。

 

信「・・・・・・テン あれが」

 

貂「・・・・うん」

 

羌瘣(きょうかい)「・・・・・・・」

 

信「趙将 紀彗のいる左の戦場だ!」

 

飛信隊「つっ着いたっ・・・」

 

「ひェ~」

 

「すげェぞこりゃ」

 

ここで、河了貂より、聞いていた以上に麻紘軍が、

押しこんでいるという見通しが入ります。

そればかりではなく、丘の向うから、赤と白の旗を翻した

蒙恬(もうてん)の軍勢が紀彗の本隊を推していました。

 

麻紘「紀彗本軍を落とすまで手を休めるな」

 

麻紘軍「ハッ」

 

蒙恬「陸仙(りくせん) 右から突っ込め!紀彗本陣の守りを貫け

 

陸仙「了解行くぞ」

 

楽華隊「オオオ!!」

 

キングダムネタバレ530話 追いこまれる紀彗軍

 

麻紘軍と楽華隊に挟撃され、紀彗軍は右往左往です。

 

紀彗軍兵「紀彗様!後ろの敵が第二陣も抜いて来ます

馬呈(ばてい)様を呼ばねば・・」

 

紀彗「ならん!馬呈なしでは前がもたぬ」

 

「私が行く ついて来い」

 

紀彗軍兵「紀彗様っ」

 

信「ち ちょっと待て、麻紘軍と楽華で前後から挟み込んで

これって、紀彗軍をメチャクチャ追いつめてねェか!?」

 

貂「うん!しかも裏の楽華隊はかなり本陣に接近してる」

 

信「くっ・・・・黒羊であれほど手強かった紀彗を・・

やってくれるじゃねェかよ蒙恬」

 

キングダムネタバレ530話 とどめだ飛信隊!

 

押しこんでいる、麻紘軍と楽華隊ですが、紀彗軍も、

前衛で馬呈が、背後で紀彗が堅く守っていて、

決定打を欠いています。

 

貂「・・・ここで絶対、仕留めたいから王翦将軍は飛信隊を・・」

 

羌瘣「・・・・これ以上の好機はないぞ 信」

 

信「・・・・・・ああ」

 

「途中参戦だが、これも王翦将軍の作戦だっ

行くぞ飛信隊!紀彗の首を取る!!」

 

飛信隊「オオ」

 

朱海会戦、左翼の戦いに決着なるか!!

開戦初日、最大の衝撃近し 以下次号

 

キングダムウォッチャーkawausoの独り言

 

忙しい場面展開ですね、橑陽城から再び朱海平原に移動です。

序盤は、かなり強い雰囲気を出していた犬戎ですが、周王朝を滅ぼしたのは

結局、先祖の手柄ですし、狭い橑陽城から出ていないのですから

部族の個数も多くないでしょう。

 

山の民は、犬戎の末裔とはいえ、500年戦術を磨いているわけですから、

オリジナルの犬戎を撃破できるというのも、無理筋ではありません。

 

犬戎族は、顔に狼の皮を被っているファンタジー要素が強いので

朱海平原までは引っ張れないでしょう。

つまり、橑陽城で全滅です、舜水樹と共に!!

 

多分、時代の流れに取り残された犬戎王ロゾは、激戦の末、

楊端和に新しい戎族のリーダーの素質を見出し、満足して息を引き取ると思います。

顔は怖いけど、ロゾは羊肉の恩義程度で、舜水樹と共同戦線を張る程に、

義理人情に厚く、話も通じる良い人ですしね。

 

次回記事:キングダム 531話 ネタバレ予想:必殺の別働隊

 

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