キングダム544話 新人戦 ネタバレ&レビュー

2018年1月18日


 

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大人気春秋戦国時代漫画、キングダム

前回はYJが合併号だったので、2週間ぶりの掲載という事になります。

最近は休載が多く、原先生のモチベーションを心配したのですが、

今回のキングダムは、凄い圧で緻密な展開しています。

8000名の飛信隊が右翼の戦場に到着し、亜光(あこう)王賁(おうほん)

信(しん)そして、岳嬰(がくえい)堯雲(ぎょううん)

趙峩龍(ちょうがりゅう)と役者は揃いました。

さあ、今回は、どんな展開になるのでしょうか?

 

※注意:この記事にはキングダムのネタバレが含まれています。

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

前回記事:【ネタバレ注意】キングダム543話 「主戦場」 レビュー&今後予想

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム544話 ネタバレ 止まらない飛信隊の行軍

 

8000名の飛信隊は、王翦(おうせん)によって

完全に秘匿されていたので、その出現は、趙軍をも驚かせました。

しかし、それ以上に、ビビッているのは、

これが列尾(れつび)以来の戦いになる飛信隊の新米兵たちです。

というより、烈尾は半日で陥落したので、本格的な実戦は、

これが初めてという事になります。

 

ところが、堯雲の軍を間近にしても飛信隊の行軍は止まりません。

新米兵たちは、不安になります。

「まさか、このまま突撃するのか?」

河了貂(かりょうてん)は、止まる様子なく

飛信隊に前進の指示を出し続けます。

 

それを見て、堯雲は警戒し、亜光軍を追撃させていた軍を引き返させます。

亜光は、その隙を見逃さず陣を立て直し横陣を復活させます。

河了貂はそれを見てから、悠々と飛信隊を停止させ横陣を敷きました。

こうして飛信隊は、前面で趙最強、堯雲の軍と対峙するのです。

 



キングダム544話 ネタバレ いきなりピンチに陥る飛信隊

 

これを契機に、右翼の戦場は再度、仕切り直しになります。

結果的に、王賁を助ける事になった信は、

「ありがとうの一言くらいないのか?」と王賁に憎まれ口を利きますが

王賁はそれを黙殺し、ただ、

「お前たちが対峙している趙将は只者じゃない気をつけろ」と助言しました。

 

その時、堯雲の軍団から少数の騎兵が飛び出します雷雲隊です。

 

そこには、干斗(かんと)や惇角(とんかく)、

惇告(とんこく)のような新米の飛信隊がいました。

堯雲は飛信隊全体で、新米兵に動揺が大きいとして

小部隊で探りを入れたのです。

 

新米兵は教わった通りに矢を射かけますが、

相手は馬まで武装した重装騎兵で、矢が通りません。

盾を構えて防御しますが、、騎兵の突破力には適わず、

そのまま突撃を許してしまいます。

 

「徹底的に蹂躙しろ!」雷雲隊の部隊長の一言で、

飛信隊はいいように蹂躙され、

反撃できない状態に追い込まれます。

 

これを見ていた河了貂は、援軍を送ろうとしますが信が制止します。

直観ですが、援軍を送った時の「ゆらぎ」を

堯雲が待っている気がすると言うのです。

 

「安心しろ、この飛信隊はヤワじゃねえ」

 

信が自信満々で言ったので河了貂は、ひとまず様子を見ます。

 

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キングダム544話 ネタバレ ここで活躍 仁&淡

 

蹂躙される飛信隊ですが、干斗は、馬の蹄で押しつぶされながら

案外、冷静に戦況を見ていました。

(こんな連中に負けるもんか、何か切っ掛けがあれば・・)

 

その時、這いつくばっている飛信隊の兵士を馬で押しつぶそうとする

趙の騎兵の顔を矢が貫通しました。

 

飛信隊の歩兵より、少し離れた場所で待機している

弓矢兄弟の兄、蒼仁(そうじん)です。

河了貂に万が一の時までは姿を見せるなと言われていた弓矢兄弟ですが、

「ここが万が一の時」と、判断して攻勢に転じたのでした。

 

列尾の時から、相変わらず、人を射る事が出来ない弟の淡(たん)ですが、

「馬なら射れるだろ、馬を狙え」と兄にアドバイスされて、

兄弟で、少数の趙騎兵をピンポイントで射殺します。

 

干斗は、この切っ掛けを逃さず立ち上がり落馬した趙騎兵に槍を突きたてます。

それを見て倒れていた惇角、惇告も奮い立ち、飛信隊は少数の雷雲隊を

押し返しはじめます。

 

不利を悟った雷雲隊は、退却しようとしますが、すでに退路は、

飛信隊の古強者、嵩原(すうげん)達に防がれ、全滅しました。

 

キングダム544話 ネタバレ かつての英雄を倒し今の英雄になる!

 

何とか窮地を脱した飛信隊、そこで改めて河了貂が前面にいる敵こそ、

王翦が言っていた、かつての趙の三大天、藺相如(りんそうじょ)

武の体現者、堯雲だと告げます。

 

信は、

「対面しているだけでも強さは十分わかる、かつての英雄だ」

と告げた上で、

「それをブッ倒して、俺達が今の英雄になる」と宣言します。

 

河了貂も、

「この戦いは、きっと長く語り継がれる、史に名前を刻みなよ信」と

激励しました。

前哨戦は終わり、いよいよ飛信隊vs堯雲軍の熾烈な戦いの幕が開きます。

 

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キングダム545話の予想

 

いやー、ずーっと日陰扱いだった飛信隊がいよいよ檜舞台にあがります。

列尾以来の総力戦ですね、ここまで長かった。

それも、古強者の雷雲騎兵を少数とはいえ、新米の飛信隊員、

干斗や仁&淡の活躍で見事に撃退しました。

順番から行けば、今度は飛信隊の古株、ベテラン勢の出番ですね。

もっとも、堯雲軍は、雷雲騎兵以外にも実力未知数の敵がいそうなので

楽観はできませんが、すでにお膳立ては出来ています。

陣形から考えて、堯雲を討ち取るのは、信で決まりでしょうね。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

今回のキングダムは、いつも以上に、びっちり描き込みがされて、

重厚感が抜群でした。

これは、原先生が乗ってきた証拠だと思うので、ここからの展開は、

きっと目が離せないでしょうね。

 

次回記事:【ネタバレ注意】キングダム545話「直感」レビュー&今後予想

 

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