姜維の墓は存在するの?中国の三国志観光スポット旅行

2018年3月4日


 

 

中国には三国志の名所がたくさんあり、諸葛孔明(しょかつこうめい)や

劉備(りゅうび)曹操(そうそう)らのお墓などがあります。

では(しょく)の大将軍・姜維(きょうい)のお墓も中国には有るのでしょうか。

今回は三国志後期に登場し、人気の高い姜維のお墓についてご紹介しましょう。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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姜維はどうやって亡くなったの??

姜維

 

三国志の中で一番国力と国土が小さい蜀。

この国は劉備が建国した国で三国志のファンじゃなくても一回は聞いたことのある名前だと思います。

さて三国志の蜀の国には多く名将が登場。

姜維も蜀の名将の一人に数えられますが、どのようにして亡くなったのでしょうか。

 

姜維は魏の大軍によって蜀が降伏した為、姜維も魏に降伏。

その後姜維は蜀討伐軍の総大将・鍾会(しょうかい)に気に入られます。

鍾会は蜀で独立し、新しい国を作ろうと考えていました。

姜維は鍾会の野望を知って、彼に協力して蜀を再興することができるのではないかと考え、

鍾会と組んで魏に反乱を起こします。

 

しかしこの姜維の策は失敗に終わります。

鍾会の謀反を知った魏軍は鍾会に対して反乱を起こし、鍾会を倒してしまいます。

姜維はこの鍾会の反乱を討伐する軍と戦いますが、力及ばず倒れてしまい、

蜀の再興は夢に終わってしまうのでした。

こうして姜維は秘策を実現することがないまま、鍾会と共に亡くります。

 

 

 



姜維のお墓は存在するの?

司馬懿とお墓

 

さて蜀の再興を目指した姜維ですが、お墓は存在するのでしょうか。

姜維のお墓はちゃんと残っています。ではどこにあるのでしょう。

それは中国の四川省広元市の剣閣県にある剣門関観光エリアの東南部に姜維のお墓はあります。

しかしこの場所は以前からのお墓の場所ではありません。

 

以前は違うところにあったそうですが、

中国の鉄道の路線が通るため、この場所へ移ってきたそうです。

姜維のお墓はここにありますが、途中姜維と諸葛孔明の銅像が有り、

二人が出会った頃からの出来事を見ることができ、

三国志の名所スポットとしても有名な場所です。

 

波動の時代を生きた先人たちから学ぶ『ビジネス三国志

 

姜維のお墓までのアクセス方法

電話をする孔明

 

さて姜維のお墓の場所をご紹介しましたが、

どのようにしていくのでしょうか。

まずは日本から飛行機に乗って四川省にある成都双流国際機場を目指します。

ここに到着するまでの所要時間・・・・。

なんと約5時間半!!

めちゃくちゃ遠いですね。

 

さて四川省にある成都双流国際機場に到着後、次に車で

姜維のお墓を目指します。

成都双流国際機場から姜維のお墓まで約4時間。

合計でなんと9時間も姜維のお墓までかかるんです。

めちゃくちゃ疲れると思います。

 

しかしこの疲れを乗り越えて姜維のお墓に到着すれば、

三国志ファンならかなり感傷に浸れることでしょう。

また姜維の最後の戦いとなった剣閣が近くにありますので、

これに登ってみればかなり感動すること間違えありません。

その疲れも吹っ飛ぶでしょう。

 

今度の春休みやゴールデンウィーク、夏休みなどの長期休暇を使って、

姜維のお墓を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

三国志ライター黒田レンの独り言

黒田レン

 

いかがでしたでしょうか。

今回は姜維のお墓をご紹介してみました。

結構な長距離移動になりますので、

暇つぶしのスマホアプリをダウンロードしておく事は必須でしょう。

 

しかしアプリばかりやっていると

直ぐに許容データ使用量がなくなってしまうかもしれません。

そこでチャイナデータという中国専用のポケットWiFiルーターと

グーを活用すれば許容データを超えることなく

暇つぶしのスマホアプリをすることができるでしょう。

 

皆様もこれを活用して姜維のお墓がある剣閣や

中国各地にある三国志の遺跡を回ってみてはいかがでしょうか。

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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