kawauso編集長のぼやきVol.1「情報受け身社会」

2018年4月11日


 

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あー、どうもkawauso編集長です。

ここでは、編集長のぼやきと称して

kawausoが普段考えている事を書きます。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ググれカスは死語

 

あれらしいよ、最近ググれカスは死語らしいんだよね。

今となっては若い子は誰もググらないんだって

もう検索する自体がメンドウくさいそうな

んじゃあ、どうやって情報を得ているかと言うと、

ラインに流れてくる情報をそのまま読んでる・・

 

まあ、ライン情報も時のトレンドには違いないし

友達も同じラインで同じ情報を読んでいるから

話題に不自由する事はないそうな。

 



情報選択どころか流れてきたモノを丸のみ

 

ちょっと前までさ、識者が

「迫りくる情報洪水の社会で

私達はどのように情報を取捨選択するか」

みたいな事を言っていたけど、

何の事はなくて、今の人は取捨選択を放棄して

ラインに流れてきた情報だけを受け取る事にしたわけ

良い悪いじゃなくて、それが主流になった。

情報が爆発的に多様化しても、

そんなの要らなくて、流れてくるものを読む

それがトレンドになってしまったのね。

 

伝説の企画 朝まで三国志 最強の軍師は誰だ

朝まで三国志2  

 

新しいトレンド開拓が難しい時代

 

この風潮が何を産み出すかというとね。

今の人は既存の情報やトレンドしか欲しがらない

つまり、今ガチで人気あるのはさらに人気が出るけど

知られていないモノには誰も手を出さない。

 

昔はあった、マイナーだったけど、

一部のファンに熱狂的に支持されてメジャーになる

そういう傾向が起きにくくなっている。

資金やプロデュース力に乏しいインディーズには

冬の時代だな。

 

三国志でいうと、すでにメジャー化している

劉備(りゅうび)曹操(そうそう)荀彧(じゅんいく)郭嘉(かくか)陸遜(りくそん)張遼(ちょうりょう)の記事は受けるけど

メジャーではない武将の記事は出しても読んでもらえない。

理由は簡単で

新しく覚えるのがメンドいから

今知っている武将だけ見ていた方が楽だから

 

需要を広く薄く広げるのが難しい時代なんだな。

 

kawauso編集長ぼやき 世間の風潮に逆らって・・

 

じゃあ、はじ三もメジャーどころだけ扱えばいいのか?

そうかも知れないけど、つまんないよね。

いつもいつも、趙雲(ちょううん)や張遼ばかりじゃさ

 

天邪鬼(あまのじゃく)なkawausoとしては、

イベント的には玉砕しても、大々的にマイナー武将を紹介したいし

人が知らない武将を知る事で知的好奇心を満足させる

そこにも力を注ぎたいと思う。

 

人が知らない情報にやたら詳しい、

そういうオタクが存在しないと

次の時代を牽引するブームは生まれない

kawausoはそう思っているんどす・・

んじゃ、また来週水曜日にお会いしましょう!

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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