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脾肉の嘆とは?劉備激白!「8年で20キロ太りました」

劉備 髀肉の嘆 ゆるキャラ




劉備と呂布と曹操の宴会

大人の付き合いと称する飲み会で毎夜毎夜暴飲暴食を繰り返す社会人の皆さん。

20代までは何もしなくても落ちていく脂肪も、30を過ぎると落ちにくくなり、

40を過ぎると完全に体の一部に…。

 

お風呂の鏡に映るだらしない自分の体を見ながら、

「随分肥えたな…フッ、これが髀肉の嘆(ひにくのたん)ってやつか…」

なーんて格好つけていませんか?

 

その言葉の意味、本当にわかっていますか?

言葉の成り立ちにまつわるお話をちゃんと理解できていないと使いこなせないのが

故事成語の難しさであり、面白さでもあります。

 

今回は「脾肉の嘆」にまつわる

お話を紐解いていきましょう。

 

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袁紹の元から劉表の元へ

劉備に噛まれる曹操

 

劉備(りゅうび)袁術(えんじゅつ)の死後、徐州を拠点にして曹操(そうそう)に対して謀反を起こします。

しかし、怒り狂った曹操の反撃にあい、徐州を追われた劉備袁紹(えんしょう)を頼ります。

 

しばらくは袁紹の元で力をふるい、曹操と一進一退の攻防を繰り広げるものの、

官渡の戦いで袁紹が破れてしまいます。

曹操の刃がこちらに向けられたと悟った劉備は袁紹の元から離れ、

荊州の劉表(りゅうひょう)を頼ったのでした。

 

 

不本意なバカンス

劉備

 

劉表は劉姓を持つ劉備を同族として迎え入れ、劉備を新野に封じます。

しかし、ここには曹操との戦いに慣れている劉備にうまいこと自分を守らせようという

劉表の下心が見え隠れしていました。

 

劉備はそんな劉表の期待以上の働きを見せます。

曹操軍の重臣・夏侯惇(かこうとん)及び于禁(うきん)の軍を博望で撃破したのです。

この戦いに魅せられ、多くの人が劉備の元に集まりました。

劉表

 

しかし、これを見ていた劉表は、劉備に対し猜疑心を抱き始めます。

この劉備という男は人を集め、いずれこの私を追い出し、

荊州を奪い取ろうと企んでいるのでは…?

 

ある時、曹操が烏丸という異民族を討伐するために

許昌を留守にしているという話が伝わってきます。

 

これを聞いた劉備は、劉表に許昌を攻めるよう進言しますが、

劉備の腹に一物があるように思われてならなかった劉表は

これを受け入れませんでした。

 

猜疑心の強い劉表の元にいたからか、

曹操が袁氏一族の掃討に夢中だったからか、劉備はその力をふるうことなく、

長い年月をただいたずらに過ごすことになってしまったのでした。

 

波動の時代を生きた先人たちから学ぶ『ビジネス三国志

ビジネス三国志  

厠で自分の太ももを見てため息

劉備

 

ある日、劉表主催の宴会が開かれます。

これに招かれた劉備は劉表と楽しく盃を交わしますが、

用を足すために一度宴席を立ちます。

 

劉備が厠で用を足しているとき、

ふと自分の太ももに目をやるとそこには醜く肉が垂れさがっていたのでした。

劉備は涙を流しながら宴席に戻ります。

劉表

 

劉備の涙に驚いた劉表がそのわけを尋ねると、劉備は次のように答えたのでした。

 

「私は若いころより馬を乗り回しており、

太ももはよく引き締まっていたものでした。

しかし、今は馬に乗らなくなってしまった上に年老いてしまったため、

太ももには醜く肉が垂れさがっています。

年を無駄に重ねてしまい、その上何も成し遂げられていないので、

そのことが嘆かわしくて、自然と涙があふれてくるのです。」

劉備

 

劉備と同じく黄巾の乱の頃から旗をあげた曹操は、

袁氏を滅ぼすほどの大躍進を遂げている…。

それに比べて自分は、一体何を成し遂げたというのだろう…。

 

このように、いたずらに時間を浪費してしまったことを嘆いた劉備の言葉から

「脾肉の嘆」という故事成語が生まれたのでした。

 

いつまでもメソメソしてはいられない

劉備

 

そうは言ってもいつまでも

女々しくメソメソしながら泣き暮らしている劉備ではありません。

劉備は現状を打破するために賢人を迎えようと考えます。

 

そんな時、客人である徐庶(じょしょ)がある人物の話をします。

この荊州に「梁父吟」を歌って暮らす諸葛亮(しょかつりょう)という男がいます。

彼こそが劉備様の求める賢人に違いありません。

水魚の交わり

 

これを聞いた劉備は早速諸葛亮を訪ねます。

劉備は三顧の礼を以て諸葛亮を迎え、

ようやく曹操と同じステージに這い上がることが叶ったのでした。

 

※この記事は、はじめての三国志に投稿された記事を再構成したものです。

元記事:髀肉の嘆(ひにくのたん)って何?劉備が嘆いた言葉とは?

 

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はじめての三国志 編集部

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