水滸伝の五虎大将軍とは誰なの?関勝・林冲・秦明・呼延灼・董平を紹介


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宋江、史進、李逵、魯智深、林冲、武松、楊志(水滸伝)

 

水滸伝(すいこでん)』はみん)(1368年~1644年)の時代に作られた小説です。中国では『三国志演義(さんごくしえんぎ)』に匹敵する人気を誇っております。

 

岳飛(南宋の軍人)

 

モチーフは北宋(ほくそう)(960年~1127年)末期の小規模な反乱です。

 

張飛の男気人生

 

実は『水滸伝』には、蜀(221年~263年)の関羽(かんう)張飛(ちょうひ)趙雲(ちょううん)黄忠(こうちゅう)馬超(ばちょう)のような人物、即ち「五虎大将軍」がいます。

今回は『水滸伝』の「五虎大将軍」を紹介します。

 

自称・皇帝
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関羽の子孫 関勝

強くなる関羽

 

まず最初は五虎大将軍筆頭の関勝(かんしょう)です。ちなみに、関勝は関羽の子孫という設定です。関羽と同じ青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)の使い手なので、あだ名は「大刀(だいとう)」です。

 

父・関羽とともに亡くなる関平

 

しかし関羽の一族は(しょく)が滅亡した時に、誅殺されているので子孫がいるのはありえません。ただし、小説に突っ込むのは野暮なので先に進みましょう。登場は後半であり、筆頭の割には信じられないほど遅いです。そのためなのか、目立った活躍はありません。一応強いポジションのキャラなので、梁山泊(りょうざんぱく)解散まで生き残ります。

 

梁山泊解散後は朝廷から恩賞をもらいますが、後に落馬事故で亡くなるというあっけない死に方をしています。筆者も思い入れがありません。モブキャラに等しいです。

 


 

単独ストーリーを持つ男 林冲

林冲

 

林冲(りんちゅう)は五虎大将軍で最初に登場するキャラクターです。

 

林冲

 

小説『三国志演義』の張飛に似ていることから、あだ名は「豹子頭(ひょうしとう)」と言います。

 

五虎大将軍の張飛

 

『三国志演義』で張飛の容姿を「豹頭」と表現することから、「張飛(ちょうひ)ジュニア」という意味と言われています。林冲は五虎大将軍で唯一、単独ストーリーが設けられています。

 

林冲、楊志(水滸伝)

 

林冲は北宋の首都開封(現在の河南省(かなんしょう)東部開封市)で武術師範をしていました。美人の妻もいて幸せに暮らしていましたが、軍の責任者の高俅(こうきゅう)により無実の罪に落とされました。

 

 

その結果、妻は自殺して天涯孤独(てんがいこどく)の身となりました。

 

妻思いの林冲

 

その後の林冲は、再婚することもなく妻がいたという設定も皆無になります。梁山泊最後の戦いの方臘(ほうろう)の乱も生き残りますが、開封に帰る途中に破傷風になり、亡くなりました。


 

宋江のスカウト作戦最初の犠牲者 秦明

秦明

 

秦明(しんめい)は梁山泊の首領の宋江の得意のスカウト作戦により、家族を失った最初の犠牲者です。以前は青州(現在の山東省)の将軍でした。短期で怒鳴り声が大きいことから、「霹靂火(へきれきか)」と呼ばれています。

 

宋江は青州に来た時に、無実の罪で青州の役人から追われました。その時に派遣されたのが秦明でした。色々ありますが、宋江は秦明を捕縛します。宋江は秦明を説得して仲間にしようとしますが、秦明は断って帰りました。

 

ところが、帰った秦明はびっくりしました。なんと自分が宋江に投降したことになっていました。そのせいで一族は全て殺されていました。宋江の所にもう一度戻った秦明はが聞いてみると、宋江は驚きの発言をしました。(翻訳は現代の人に分かりやすくしています)

 

強引な梁山泊スカウト 秦明

 

「すいません、あなたが欲しかったので嘘情報を流しました。家族には申し訳ないことをしました」普通の感性ならその場で宋江を殺していますけど、これは小説ですので秦明は仕方なく納得したそうです。その後の秦明は宋江を恨むことなく、最期は方臘の乱で討ち死にしています。


  

 

 

五虎大将軍最強 呼延灼

 

呼延灼(こえんしゃく)は物語中盤に登場するキャラクターであり、最初は梁山泊を討伐する人物として現れます。2つの鞭(鉄製の棒)を武器として操ることから、あだ名は「双鞭(そうべん)」と呼ばれています。

 

得意な戦法は「連環馬(れんかんば)」です。連環馬は鎧を着た馬を鎖で繋いで、敵に突っ込む戦法です。梁山泊はこの戦法の前に苦戦します。しかし、激戦の末に降伏して梁山泊入りをしてくれます。方臘の乱終了後は、朝廷から恩賞をもらいますが最期は金(1115年~1234年)との戦いで討ち死にします。

 

特に目立たない五虎大将軍 董平

 

董平(とうへい)は五虎大将軍で最も目立たない人です。2本の槍の使い手であることから「双槍将(そうそうしょう)」と呼ばれています。登場は『水滸伝』の後半であり、108人全員が集結する時期です。

 

筆者もあまり思い入れが無いキャラクターです。梁山泊加入前は東平府の将軍でした。長官の程万里(ていばんり)の娘に恋をしていたので、求婚していましたが、ずっと断られていました。それは当然の話です。

 

宋代以降は文官優位主義であり、武官はどうしても下に見られる時代でした。程万里の考えは、当時としては普通です。そこで董平は功績を挙げるために梁山泊に挑みますが、あっさりと敗れて宋江に降伏します。だが、この後に董平は驚きの行動に出ます。程万里を殺して、娘をさらいました。

 

やっていることは、ただの盗賊じゃないですか!しかもこの董平の行為を宋江は何も処罰しないのが不思議です。ちなみに、最期は方臘の乱で討ち死にします。結構あっさりと討たれるので、「本当に五虎大将軍か?」と首をかしげたくなるレベルです。

 

宋代史ライター 晃の独り言

三国志ライター 晃

 

以上が『水滸伝』の五虎大将軍の記事でした。

 

五虎大将軍にピッタリの人もいれば、「?」の人もいるのです。

読者の皆様でしたら、誰を五虎大将軍にしたいですか?

 

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【中国を代表する物語「水滸伝」を分かりやすく解説】

水滸伝入門ガイド

 

 

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