キングダム615話ネタバレ予想vol2「王翦はどのように反撃する?」

2019年9月23日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、614話では李牧(りぼく)の秘策が炸裂し馬南慈(ばなんじ)軍がワープしたかのように王翦(おうせん)軍の右腹を突き、

同時に傅抵(ふてい)が王翦軍の正面を衝く態勢になりました。

これは、飛信隊が李牧軍の左腹を突いた事に関する意趣返しであり、w挟撃という形になっています。

では、次に王翦はどうするのかを考えてみましょう。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム615話ネタバレ予想「kawausoからのお詫び」

 

前回kawausoは、馬南慈軍が上の森を迂回して李牧軍の横をすり抜け王翦軍の背後を衝いたと説明してしまいましたが、

もう一度漫画を読み直したところ、それが根本から間違っていました。

漫画では傅抵は王翦の正面から突撃し、馬南慈軍は、森Aを迂回せずに、段茶軍を瞬殺して森Bを突っ切ったので

ネタバレ予想でも地図を修正しました。

 

前回は間違った図を乗せてしまい、大変申し訳ありません。今回は、正確を期した地図をつけたので勘弁して下さい。

 

 

キングダム615話ネタバレ予想「段茶瞬殺!森Bを突破した馬南慈」

費桟

 

では、何事も無かったかのようにネタバレ予想を続けます。どうして、馬南慈がワープしたように出現したのか?

それは、段茶(だんさ)軍を瞬殺した馬南慈軍が森Bを突っ切っていき森を抜ける間は秦軍の視界から消えたという事でしょう。

つまり、段茶将軍は、時間差でもう戦死しているという事です。

戦死 霊柩車 槥

 

よく考えてみると、金毛(きんもう)も森の中にいたわけですから、戦場に二つ存在する森を戦術に利用するというのは考えられそうです。

森の中を騎馬で突っ切れるのか?という疑問はありますが、森を抜ける間だけは、馬から降りて極力音を立てないように移動した

そういう可能性もあります。

 

あの豪放磊落(ごうほうらいらく)な馬南慈が馬を降りて、しーっと言いながらこっそり森を抜けるシーンを考えると笑えますが

李牧の秘策である以上は、仕方ないでしょう。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム615話ネタバレ予想「龐煖登場」

ホウ煖(龐煖)

 

さて、現状ではw挟撃という形ですが、李牧がこのまま消耗戦を選ぶとはちょっと考えにくいので唐突に龐煖に飛信隊の前に出てきてもらいます。

これにより、飛信隊の李牧本隊への攻撃はストップします。

一方で、王翦の本隊を削る馬南慈軍と、傅抵の部隊は制止されないので王翦の軍勢だけが兵数を消耗する事になります。

 

この状態を打開するには信が龐煖を葬るほかはありません。とはいえ、この流れを見ると瞬殺という事はあり得ないでしょう。

それで全くの推測ですが、龐煖はここまで追い詰められてもなおも戦おうとする信が増々理解できなくなると思います。

個人の武を極めて天に等しき武神になるのが目的の龐煖には、自分を超えた目的の為に戦うという王騎や信の気持ちはわからない

今回の戦いは、龐煖が個人の武に拘る事を捨てられるかどうか、これを見極める為の試金石になりそうです。

 

キングダム615話ネタバレ予想「羌瘣と王賁が馬南慈を挟撃」

羌瘣

 

王翦にしても、馬南慈の挟撃をひたすら受け続けるわけはありません。

そして、そのカウンターはやはり挟撃で返すという意趣返しでしょう。

ここ最近は目立った動きがない羌瘣と疲労して戦線離脱した王賁(おうほん)がもう一度手を組む形で連合し、

同じく森Bを潜って二手に別れ馬南慈軍の背中と右脇腹を衝きます。

 

これにより形成は逆転、馬南慈軍は王翦本隊、羌瘣部隊、王賁部隊に3方向から攻撃をブチかまされ、全滅する前に離脱を余儀なくされます。

ほぼ同じタイミングで、信が龐煖を撃破します。

 

龐煖が死ぬかどうか不明ですが、龐煖が趙に味方するのは、自分の生きる目的をメンター李牧に聞く為のようですから、

信に敗れ孤高の武神であり続ける事に意味がない事を悟れば、戦場から離脱しても李牧は止められないでしょう。

ここで再び姿を消し、ちゃんとした趙の三大天になるか、完全に隠遁してしまい、時々、出てきて信を救うかは分かりませんが

亡くなる李牧

 

再び、飛信隊は李牧の本体に攻撃を仕掛け続ける事になります。すべての策が破れた事を悟った李牧にこれ以上戦う理由はありません。

同時に鄴が、思ったよりもたないで落ちた事を知らせる報が届き、もはや、敗軍の将となった事が確定した李牧は兵を率いて王都に還ります。

 

キングダム615話ネタバレ予想「蒙恬や亜光将軍の出番は?」

蒙恬

 

朱海平原の戦いで、まるっきり動きがないのが左翼の蒙恬(もうてん)です。

そろそろ、戦いも終わるというのに、離眼勢(りがんぜい)も片付けられないのでは、信と王賁との手柄競争に遅れを取るのではないか?

なので、最後の最期で王翦の策略に一枚噛みそうではありますが、kawausoは無いと思います。

理由は、ここまで何の動きも示されていないからです。

樊城の戦い

 

例えば、次週で蒙恬がいきなり離眼勢を撃破して王翦の救援に来たらさすがにアレ?と思うでしょう。

時間軸をずらしただけだとしても、その次の週には、どうやって蒙恬が離眼勢を撃破したかその理由を説明しないといけません。

そうすると、漫画のテンポがとても悪くなります。

艶麗な楊端和

 

キングダムの鄴攻略編がここまで長くなったのは橑陽(りょうようへん)編があったからです。

何度も場面転換をすると進まないから、ある程度橑陽編で決着がつくまで集中して描いていましたが、それが終ると朱海平原の戦いの状態が

分からなくなってしまいました。

 

この土壇場でそんな愚はやらないだろうというのが推測です。一方で亜光(あこう)の復活ですが、これはアルかも知れません。

疲労して動けない王賁に代わり、意識を取り戻した亜光将軍が羌瘣と組んで馬南慈を狩りにいくわけです。

なんとか馬南慈の兜を割ったものの、その後の一撃で昏倒した屈辱が亜光にはあるので、この土壇場で細かく復讐させる。

これくらいなら、入りそうではあります。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

というわけで、漫画に合わせて予想をやり直してみました。

kawausoは、どこまでも作者は、今、朱海平原にいるメンツだけで戦いの終わりまで描き切ると踏んでいるので、

外からの援軍はおよそ出現しないだろうと思います。

 

参考文献:史記趙世家

 

次回記事:キングダム615話ネタバレ予想vol3「どうして鄴の城主は九城の住民を受け入れた?」

 

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