広告

キングダム「王翦はどんな反撃をするのか?」

2019年11月4日


 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

王翦

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム、今スポットライトが当たっているのは、李牧(りぼく)本陣の右側で激突している龐煖(ほうけん)羌瘣(きょうかい)ですが、朱海平原では複数の場所で一騎打ちが発生しているので、同時進行で見ていかないといけません。

そこで今回は、傅抵(ふてい)と戦う事になった蒙恬(もうてん)がいかに戦うのかと、王翦(おうせん)が首尾よく田里弥(でんりみ)の軍勢に合流したら、どんな反撃が可能かを考えてみます。

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

関連記事:キングダム621話最新ネタバレ予想「龐煖が恋のキューピッドになる?」

関連記事:キングダム最新620話ネタバレ「武神の咆哮」レビュー考察

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



蒙恬vs傅抵の戦いは?

馬で高速移動する王翦

 

馬南慈(ばなんじ)と傅抵の奇襲により絶体絶命に陥った王翦ですが、左翼から馬呈(ばてい)を追って、戦線を抜けてきた蒙恬が、意表をついて馬南慈に一撃を加えて右目を奪った事で何とか脱出する事に成功しました。しかし、趙の馬と秦の馬では速度に大きな差があり、必死に逃げていても傅抵の一群が王翦に追いつきそうになってしまいます。

そこで、蒙恬は戦えない王賁と総大将の王翦を救う為に馬首を巡らして傅抵との一騎打ちを決意しました。

 

蒙恬の覚悟

蒙恬

 

さて、蒙恬と傅抵の能力を考えてみますが、少なくとも馬南慈を相手にするよりは勝機は高いと言えると思います。蒙恬は線が細く、武の化身のような父蒙武(もうぶ)や用兵家である祖父蒙驁(もうごう)とは、似てもにつかないのですが、柔軟性(じゅうなんせい)に富んだ剣を使います。

馬南慈相手にも、その柳のような身体能力で矛の一撃を掻い潜り、馬南慈の顔面に剣の一撃を見舞ったわけですから、柔よりは剛の相手の方が隙に乗じやすいのでしょう。

聶政

 

ただ、そういう事になると、同じく華奢(きゃしゃ)な体形の傅抵とは相性が悪い事になりそうですが、幸いにして傅抵は失態を取り戻そうと頭に血が上っていて、その敏速な剣も単調になっている可能性もある事から、馬南慈の時と同じく単調な双剣の攻撃を掻い潜り、一撃を食らわせる可能性はあるのではないかと推測します。

或いは傅抵はまだ死ぬ段階にあるとも思えないので、蒙恬は機転を利かして、一騎打ちに応じるような態度を取りながら、隙を見て傅抵の馬を傷つけて倒し、追撃を不可能にしてから王翦の後を追うという事も考えられます。

矛を持った信

 

いずれにせよ、キングダム620話では李牧は信が討ち取ってくれると信じて、王翦を守るべく傅抵の前に出て来たので、それ相応の時間を稼ぐ必要はあります。ちなみに傅抵はフィクションっぽいですが実在の人物で史記に登場しますが、たった一行の記述しかなく、死んだとも何とも書いていませんので、ここで戦死するかどうかは微妙ですが、カイネもいる事ですし、ここで最期はなさそうです。

 

キングダムネタバレ考察

 

逃げた王翦は何をするのか?

王翦

 

傅抵の追撃を蒙恬が阻止したので、王翦が逃げ切る確率は99%はあると思います。それこそ、馬南慈が狂ったように猛追跡でもしない限りは大丈夫です。ただ、それはそれとして王翦は逃げ込んだ先で何をするのでしょうか?王翦は逃げている割には、戦況を冷静に観察しており、李牧の本陣により肉薄している田里弥の陣に入り込もうとしているようです。王翦は李牧の本陣が落ちるのは時間の問題と考えていて、それに対してさらにダメ押しの一撃を加えるつもりかも知れません。

亡くなる李牧

 

もっとも王翦が陣頭指揮をして李牧を討つというのは考えにくいです。そんな武勇がある人なら馬南慈に奇襲を掛けられた時にさっさと逃げたりはしないでしょう。王翦は弱くはないのでしょうが、一騎打ちには不確定要素が付きまといます。不確定要素とは、伏兵から矢を射かけられて負傷するなどしてしまえば、逆に李牧に狩られる危険を意味しています。だとすると、李牧に直接に手を下す危険は冒さないでしょう。

【次のページに続きます】

 

次のページへ >

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso編集長

kawauso編集長

kawauso編集長です。 はじ三の中の人です。 様々なトピックを立てますが 盛り上がらない時には ごめんね。 大体、咬まないので 気軽にからんでもらえると 嬉しいです。

-キングダムのネタバレ考察
-