キングダム636話ネタバレ予想vol2「桓騎敗北!その時、誰が裏切る?」

2020年3月23日


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炎上する城a(モブ)

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム(ぎょう)攻め編も終わり、後は王翦(おうせん)が兵糧をなんとかして大団円という所ですが、それは前回書いたので、今回は次で描かれるであろう桓騎(かんき)李牧(りぼく)に敗北する肥下の戦いについて考えます。桓騎を裏切るのは?味方になるのは?逃げてしまうのは誰なのか予想します。



 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム636話ネタバレ予想vol2「肥下の戦いとは」

幕末 魏呉蜀 書物

 

では、桓騎が大敗する肥下の戦いについて簡単に解説します。紀元前235年、桓騎は秦王政の命令で、秦領、上党を出発して太行山を深く攻め入り、趙の後方である赤麗と宜安を陥落させました。

長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)

 

そして邯鄲の後方に陣を敷いて、しきりに趙王を脅かしたので王は李牧を雁門(がんもん)から呼び戻し、李牧は全軍を率いて南下、邯鄲からも軍が出て李牧と合流して宜安で桓騎と対峙します。李牧は桓騎軍が食料も豊富で士気も高い事から陣地に籠って持久戦を維持、それに対し桓騎は、出て来ないなら引きずり出すと、肥下という城を襲い残虐な方法で住民を殺戮(さつりく)しました。

桓騎

 

この時、桓騎は宜安に少しの兵を残し、兵糧の守備をさせていました。当初こそ緊張感をもって兵糧を守った留守部隊ですが、いくら挑発しても動かない李牧に呆れ、ついには警戒を怠ります。

 

進軍する兵士b(モブ用)

 

李牧は、その隙を突き宜安を奇襲、宜安は虚を突かれ陥落、兵糧は全て李牧の手に落ちます。兵糧を奪われた桓騎は、大急ぎで宜安に戻りますが、襲撃を予期して準備していた李牧軍に敗北し、桓騎は死ぬか、敗走して行方不明になります。ここまでが肥下の戦いのあらすじです。

 

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キングダム636話ネタバレ予想vol2「桓騎に付きそうな連中」

祝融

 

宜安の兵糧を奪われた桓騎軍には動揺が走ります。しかし、それでも桓騎に付き従いそうな桓騎軍のメンバーを予想してみます。

 

①オギコ・・・桓騎に犬のように懐いている千人将のオギコは、桓騎を裏切るという概念も思い浮かばないかも知れません。わけがわからないままに桓騎を守って奮戦し趙兵に切り刻まれるか、裏切った桓騎の兵に殺害されると思います。それこそ忠犬という雰囲気に相応しい最期でしょう。

 

黒桜(こくおう)・・・冷酷な女五千人将ですが、桓騎に心酔しており、桓騎軍が崩壊する事を察知していながら、惚れている桓騎から離れる事が出来ず、弓の腕をギリギリまで奮いつつ、戦死していくのではないかと予想します。もっとも、桓騎が心中してくれるかどうかは、不明ですが、、

 

主要メンバーでは、この二人でしょうかね。

 

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キングダムネタバレ考察

 

キングダム636話ネタバレ予想vol2「桓騎から逃げてしまう連中」

バジオウ

 

一方、食料を失った途端、逃げてしまいそうな連中をピックアップしました。

 

①ゼノウ一家・・・桓騎への忠誠心はゼロっぽく、ただ人殺しと略奪が好きな連中です。降伏して趙につこうにも、鄴では民間人も巻き添えで殺しているので李牧は許さないでしょう。火兎を吹いて味方を踏み殺しつつ逃げそうです。戦闘力だけは無駄に高いので、李牧は無理に殺さず逃げるに任せるかも知れません。

 

剣を持ち戦う李牧

 

砂鬼(さき)一家・・・こちらも桓騎への忠誠心は皆無ですから、我先に逃げ出すでしょう。ただ、桓騎軍の死体アート作成は砂鬼一家の作品なので、趙の人民を残虐に殺されている李牧や紀彗は、決して許さないでしょうし逃がしもしないでしょう。本当なら、最後まで桓騎について戦う方が逃げる余地が広がりますが、それはやらないでしょうね。

 

キングダム636話ネタバレ予想vol2「桓騎に襲いかかる連中」

雷土

 

あまり頭脳派はいない印象の桓騎軍ですが、いよいよ桓騎が危うくなれば、桓騎を見捨てて、その首を狙い趙で生き延びようというキャラもいると思います。何故ならば、趙は敵地で勝手も分らず野盗として生き延びるのは難しく、イチかバチかで投降した方が生き残る目があるからです。

 

雷土(らいど)・・・短気な豪傑ですが、意外にも頭がキレ、味方に引き入れるのに桓騎が苦労したという逸材です。現在でも桓騎に正面切って意見できる唯一の男であり、それだけに、桓騎亡きあとに、どうするかを常に考えている可能性があります。もう桓騎はダメと思えば李牧に寝返り、元のお頭を狩る方に豹変するのではないでしょうか。

曹爽

 

摩論(まろん)・・・桓騎軍の頭脳ですが、桓騎に対して忠誠を誓っている様子はなく、鄴でも狼狽して逃げようと進言するなど、なまじ知恵があるだけ物事を悲観的に捉える癖があります。

 

もっとも、戦闘力がないので自分の部隊だけでは叛かないでしょうが、雷土と組んでしまえば、案外大胆に離反して桓騎に襲い掛かるかも知れません。李牧としては、戦いに勝ち、恨み重なる桓騎を排除できればよく、摩論のように秦国の内情を知る人間は、しばらくは必要かも知れませんしね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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