大人気春秋戦国時代漫画キングダム。1月14日はヤングジャンプが合併号でキングダムも休載なので、今回も恒例の休載SPをやります。今回は最近、李信の様子がオカシイ理由について考えてみます。
この記事の目次
キングダム休載SP「覇気が感じられない李信」
鄴攻めの功績により論功行賞で将軍になった李信。しかし、最近はどんなもんでしょう?
例えば羌礼がスタンドプレーばかりをしてチームの和を乱しても、李信は我関せずでした。以前なら、崇原が直訴する前に「てめえ!仲間の和を乱すな」と大声で怒鳴りつけ、逆に飛信隊の面々に止められていた事でしょう。
ましてや、面白半分で投降兵まで殺すような極悪な羌礼なら例え女でも容赦なくブン殴っていたに違いありません。黒羊丘編では、尾平が盗品を持っていただけで顔面にパンチを喰らわせ飛信隊を破門にした、あの暑苦しく厳しい李信はどこに行ったのでしょうか?
ここからは李信に起きた変化について、あれこれ推測してみます。
キングダム休載SP「臨死を経験した心境の変化」
人の死生観を変える出来事と言えば、やはり臨死体験でしょう。九死に一生を得た人は人生観が大きく変化し、つまらない事で怒ったりしなくなり、他人に対して優しくなったりするそうです。
つまり李信もあの世に行きかけた事で、元々短気気味だった性格が治り、羌礼のスタンドプレーにも寛容になったという事かも知れません。スタンドプレーはいいとしても、趙の投降兵まで面白半分で殺したのは、ちょっとは怒った方がいいとは思いますが…
キングダム休載SP「羌瘣とフュージョンし性格が同化した」
李信は臨死状態の時に、羌瘣の招魂の術により羌瘣の寿命を分け与える事で生還しました。そのせいで、李信に羌瘣の意識が流れ込んで、性格が羌瘣に近づいたのかも知れません。羌瘣は沈着冷静な性格なので、李信にもそれが伝染し表面上、沈着冷静な雰囲気になっているのでしょう。また、意識が羌瘣と繋がったせいで羌瘣への信頼が深まり羌礼については必ず、羌瘣が何とかしてくれると確信しているのかも知れません。
キングダム休載SP「将軍になり燃え尽きた」
李信は、天下の大将軍になるという夢を持っていましたが、鄴攻めの論功行賞で将軍に昇進しました。それにより、一時的に目標を見失いボーッとしているのかも知れません。また、王騎の仇であった李牧が邯鄲の政変で政治の中枢から外されている事もあり、色々な目標が消えてしまっている可能性もあります。
しかし、すでに李牧は司馬尚と組んで復権の可能性があり将軍についても、それに慣れるに従い、充実感が満ちてきて燃え尽き症候群を脱出できるでしょう。
関連記事:キングダム「飛信隊の鄴攻めの組織図を具体的に紹介」
【次のページに続きます】