この記事の目次
裏社会の人たちにもご利益?
中華圏のVシネマに相当する「黒幇」系の任侠映画では、マフィアが関羽を参拝するシーンが盛り込まれています。これは関羽が「勇敢」や「忠義」といった任侠道の中で欠かせない心意気を持っていたこと、そして一般社会と同様に商売繁盛を司る神様であるためです。
実際のマフィアが崇拝しているかはわかりませんが、コワモテの裏社会の住人が信心深いというのも面白い話だなと思ったので取り上げてみました。
関連記事:『ろくでなし三国志 本当はだらしない英雄たち』の批評が過激的!
関連記事:どうして曹操は嫌われているのか!?別に否定もしません
関連記事:これはみみっちい・・実は手紙をガン見していた曹操の逸話
三国志ライターTKのひとりごと
関羽は一説にはすべての職業の守り神でもあると言われているので、どんな職業の人もとりあえず関羽を崇拝すればOKという状態というのが実際のところです。
また、万能の神様とも言われているので、商売以外にも家内安全や恋愛成就、子宝、安産など金運とは関係ないことを祈願する人もいるのだとか。
ただ、やはり本来のご利益に沿った祈願の方がご利益も大きいと思うので、今回紹介した職業に該当する方は関帝廟を参拝してみてはいかがでしょうか。
関連記事:関羽は馬超を敵視したのではなく利用した?関羽の荊州統治と北伐戦略
関連記事:諸葛亮は天下三分の計を諦めた?荊州の関羽を見殺しにしたのはなぜ?